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幸いにもお見合いから仮交際には進めることが多いが2,3回会うとお断りされてしまいがちだ、結婚相談所を使っている友人は話を聞く限りスムーズに真剣交際に進めているのに自分は全く進めなくて苦労している……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
電話やメッセージは常に相手から来るのを待つだけ

仮交際に進むと、お相手の方と電話やメッセージでのやり取りができるようになります。
そこで連絡を最初にするのがいつもお相手の方ばかりになると、やり取りに消極的な印象を与えモチベーションを低下させてしまう恐れがあります。
もし交際を開始して良縁に発展させたい異性が現れたら、女性の方からも進んで連絡を取る姿勢を持ちましょう。
「女性からメッセージを送るのはモテない人がやること」という意見をお持ちの女性も一部いますが、男性から好印象なのは連絡をスルーする女性よりも積極的にやり取りをして仲を深めようとしてくれる女性です。
相手からの連絡を受け取ることが続いたら、次はこちらから連絡をすると喜ばれるでしょう。
日程合わせがスムーズにいかない

仮交際に進んだ後スムーズにデートの日程の擦り合せができない方は、異性からの印象も低下します。
例えば提示した日程がお見合いから1ヶ月後だとするとその間にモチベーションは大きく下がりますし、こちらと会えない間に別の異性と交際が進展する可能性も十分考えられます。
それだけでなくものぐさな印象を与えたり、他に本命がいてキープ扱いをしているかもしれないなど悪い連想をさせてしまうこともあります。
男性の場合交際のモチベーションはお見合いから仮交際に進んだタイミングが特に高く、その後は時間と共に降下していく傾向があります。
仮交際に進んだら1週間程度を目安になるべく早く、たった1,2時間でもデートの時間を設けるのが好印象・高モチベーションを維持する秘訣です。
デートプランを相手に丸投げする

デートプランを異性に丸投げする女性は、婚活ではしばしば見られます。
自分の意見を言ったら迷惑かもしれないなど丸投げする理由はそれぞれかと思われますが、デートプランを完全に人任せにする女性よりも提案・一緒に考えてくれる女性の方がありがたがられます。
一人でプランを考えていてはいつかは限界が来ますし、男性側はデートをしている間本当に楽しんでくれているかという不安をいつも持ち続けることになります。
それに1回きりのおもてなしならともかく交際中にデートは何回もするものなので、毎回完璧なプランを考えるのは単純に疲れます。
デートプランは女性からも遠慮なく提案したり、協力してプランを練るようにすることが望ましいです。
結婚観や将来のプランなど結婚後のことを話し合えない

ただ結婚することをゴールに設定している方も、婚活では珍しい存在ではありません。
ですが落とし穴になるのが、結婚することにばかり焦点が当てられ具体的な結婚観や結婚後のライフプランなどまで考えていないことです。
目的意識を持って婚活をしている方からすると、理想の家庭や結婚観、人生の価値観などを聞かれて漠然としか答えられない女性は頼りなく感じられてしまいます。
一方で明確な理想を持ってそれに向かって婚活をしていたり、将来のライフプランに合ったスキルを身に着けたりしている女性は共に生活をしていく上で頼もしく感じられます。
婚活のデートでは異性は「この人と結婚したら自分はどうなるか」を確かめながら交流をしています。
そこで不安にさせないよう、将来の人生設計や結婚観はある程度しっかりと思い描いておくといいでしょう。
思いやりを持って接することが苦手

婚活で多くの方の目に好印象に映るのは、やはり思いやりがある人です。
柔らかい発言や表情で打ち解けやすい雰囲気を作り出すのは勿論のこと、ちょっとした場面で気遣いを見せることができたり会話時に失礼にならないよう注意したりできると異性もやり取りするモチベーションが上がります。
一方で思いやりがない人と捉えられてしまうのは、例えば次のような言動が見られる方です。
・話をしていて否定的な発言が多い
・「楽天的で悩みがなさそう」「仕事が楽そう」など発言にデリカシーがない
・女性は奢られて当たり前といった態度(ご馳走されてもお礼を言わなかったり会計時財布を出さない)
・男性の年収や役職に対する話題の時だけ興味深そうに反応する
・お見合いやデート中にご馳走してもらったりエスコートをされてもお礼を言わない
・自分で通路を塞いだり後がつかえたりしても悪びれない
・店員に馴れ馴れしい口調やきつい口調で接する
・愚痴が多い
・物やお金を投げて渡す
・迷惑行為をしているわけでもないお年寄りや子供、子連れに対して厳しい目線を向ける
パートナーに優しさや居心地の良さを求める男性は多く、上記のような言動が見られる方は穏やかな方と比較すると緊張を強いられる関係が予想されるために「また会いたい」とは思われなくなってしまいます。
「自分がされて不快になることは他人にしない、されて嬉しい親切を他者にする」といった考え方を常に意識しましょう。
スペックしか見ておらず価値観や生活スタイルなど合わない部分が多い

婚活は異性に求める条件を細かく指定できるため、関心は並の水準の男性よりもハイスペックな男性へ引き寄せられてしまいがちです。
とりわけ年収や職業、家柄などの部分は結婚生活の快適さに直結しやすい要素ですので、あまりスペックが気にならないという方でさえ一通りチェックをしていることも多いでしょう。
しかし、快適な結婚生活を求めてスペックのみを追求した出会いは破局にも繋がりがちです。
スペックのみを見てお見合い相手を決めた場合、価値観や現在の生活スタイル、将来の生活の希望などにはあまり目がいかなくなるので実際にお見合いをした時に意見の相違が生じやすくなります。
すると現在の関係の維持のためには必ずどちらかが意見を曲げなくてはならず、かといってお見合いの段階ですとお互いに愛着も湧いていない状態なので「この人にそこまでする必要はない」とお断り方向に判断が傾きやすくなります。
似たような年収や職業の方同士が出会う場合であれば金銭感覚や生活スタイルもある程度納得できたり、一致している部分もあるかもしれません。
ですがスペックの差が大きい方同士が出会う場合は、これらの要素が全く噛み合わないことも珍しくはありません。
スペックが高い方を狙うならご自分の考えを相手側に合わせていく、ストレスのない結婚をするためにスペックの高さではなく価値観や将来の結婚像など考え方が一致する方を選ぶなど婚活方針の転換を視野に入れる必要も出てくるでしょう。
自ら積極的にコミュニケーションを取る姿勢が伝わっていない

婚活のシーンで「相手の方に仲良くする気がなさそうだからお断りしたい」といった相談はよく聞かれるものです。
初対面の方同士が少しずつ距離を縮めていく婚活では、お相手の方の接近に対して心を閉ざしてしまう方もいるかと思われます。
ですが恋愛結婚と比較してスピード感があるのが婚活の特徴です。
男性だけではなく女性からも交際に積極的な姿勢を見せなければ、同性ライバルに先を越され本命からキープに、キープからお断りへといった具合で優先度が下がります。
コミュニケーションする気がないと捉えられてしまう例としては、次のようなものが挙げられます。
・デートの行き先で提案をしない
・「何かやりたいことある?」と質問をされても自分の意見を言わない
・男性からの「会えない時に電話かメッセージをしたい」というお願いを断る
・自分から連絡をしない
・メッセージをいつまで経っても読まない
・デートの予定合わせのような重要性が高い連絡を無視する
・デートで日時を提示されるといつも「その日は用事があって忙しい」とだけ返信しリスケジュールしない
・迷惑行為の域ではない日常の連絡に対して「連絡してこないでほしい」「メッセージは迷惑」と拒絶の姿勢を示す
・デートをしても無表情だったり怠そうにする
・相手のメッセージの返信をいつもスタンプ1個で済ませる
女性としても、総合的に見て好ましい条件でまた会いたいと感じる男性が上記のような態度を取っていたら幻滅するのではないでしょうか。
上記の行為を、中には自分の意見を主張してわがままと思われたくない、面倒な人に思われたくないなど配慮の気持ちからしてしまっている方もいるでしょう。
ですが消極的な姿勢は、悪意がなかったとしてもお相手の方にはマイナスの印象に捉えられるリスクが高いです。
少しでもお相手の方と交際を続ける気があるのであれば、やり取りをしたい姿勢は態度や言葉で表すことを忘れないようにしましょう。
まとめ

以上、この交際には先がない!? 真剣交際に進めない女性と進める女性の違いとは? についての内容でお送りしました。
複数人同時進行が許されている仮交際と異なり、真剣交際は誰かひとりに絞らなくてはいけないので選ばれるためには常に好かれる努力を重ねることが大切です。
真剣交際に至らずにお断りされてしまうことが多い方は、本ページを参考に異性への向き合い方を振り返ってみてはいかがでしょうか。