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婚活では食事デートに誘うことが多々あるがよく「何でもいい」と言われるのでその度に相手が何も考えていないような不真面目な印象に映る、食事デートに行くことになり自分一人で決めるのは良くないから相手の人にも候補を聞くが「何でもいい」と言われてしまい本当にその通りにしていいのか困る……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
食事デートの『何でもいい』はありがち

食事デートをする段階になって、お相手の方から「何でもいい」と言われてしまうのは特別珍しいことではありません。
それにお相手の方もこちらを困らせようと思って「何でもいい」と言っているわけではないことが大半ですから、あまりお相手の方に否定的な目線を向ける必要はありません。
よく「何でもいい」と言う人が考えていることとしては、主に以下のようなものが挙げられます。
・本当は希望があるが自己主張をしたら悪いと思っている
・行ってみたいお店はあっても今の2人の関係にはそぐわないので言い出せない
・すぐにお店や食べたいものの候補が頭に浮かばなかった
・お相手の方がどんなお店に行きたがっているのか知りたい
・食べるものにこだわりがないから相手に合わせたい
・考えるのが面倒くさい
中にはデートプランを考えるのが面倒という方もいますが、大抵は嫌われないよう自己主張をするのを控えたり相手の好みを知りたいなど根底には配慮の気持ちが隠されているのがポイントです。
デートプランで「何でもいい」と言う人には一般的に良いイメージはないと言われていますが、希望を出さないからといって必ずしもやる気がない人・仲良くする気がない人とは限らない点に注意しましょう。
本当にこだわりがないならプラス要素にも捉えられる

デートプランで「何でもいい」と言われた側は、相手に対して本心が見えないと感じたり本当に提案したデートを楽しんでくれているのか不安に思われるかもしれません。
実際、こうした理由から「何でもいい」と言いがちな方が婚活でお断りされることはしばしばあります。
しかしながら見方を変えると、「何でもいい」と言ってくれることはプラス要素にも捉えられます。
「何でもいい」と言う方の中には、本当にお店選びやデートプランにこだわりがない方や相手に合わせて相手の喜ぶ顔を見たいと考える方もいます。
その場合、「何でもいい」と言われた側は自分で行き先を決めることができるためデートプラン中の意見の相違などが起こらずストレスの少ない交際になることが期待できます。
お互いに「何でもいい」と言ってしまうカップルですと交際は自然消滅になりがちですが、一方が行きたい場所を積極的に提案するカップルの場合は相性がいいと考えられます。
もし提案しOKされたデートを決行して後から「あんなデートはしたくなかった」と言ってくるようでしたら意思疎通を怠ったお相手の方側にミスがあるわけなので、こちらにデートプランを任せられた時はお相手の方に配慮しつつ堂々と提案を行っていいでしょう。
婚活デートに適したお店か、という視点を忘れない

「何でもいい」と言われた場合提案の自由度は高いですが、その場合お相手の方は必ずしも「何でもいい」と考えているわけではないことには留意しましょう。
どんなお相手とデートをするにしても、そのお店が婚活デートに使えそうなお店か、お相手の方も満足できそうなお店かと考えることは非常に大切です。
以下、男性と女性別に提案ミスが起こりそうなケースの一例を挙げます。
男性の場合
・学生の頃の馴染みのお店だから、という理由でカウンター席のみのガヤガヤしたラーメン屋に連れて行く
・強い好印象を与えるために気合が入り、初デートでディナーの高級フルコースのお店を予約する
女性の場合
・初デートで高級ホテルのアフタヌーンティーやコース料理など高価格帯のお店を提案する
・おしゃれなカフェを提案したが食事系のメニューはいわゆる「カフェごはん」しかなく彼のお腹がいっぱいにならなかった
上記の例で言うと、慌ただしくお客さんが入れ替わるラーメン屋ではお相手の方と落ち着いて話もできないので婚活に向いているとはいえません。
アフタヌーンティーやコース料理は一見婚活に使えますし、実際にタイミングを選んで提案すると仲を深めるのに役立ってくれます。
ですが交際初期のデートにこうしたお店を提案するとお相手の方に精神的・金銭的負担を与えてしまうこともあるため少し配慮が欠けているとも捉えられます。
また「何でもいい」といっても、食事に対する満足感が得られなかったりお店の雰囲気が快適なものでないとお相手の方は居心地が良いとは感じてくれないでしょう。
提案の自由度が高いとはいえ、本当に何でも提案すればいいのではなくお相手の方の好み・避けたい部分は抑えておくことが望ましいです。
自分が好きなお店を提案する

行きたくないお店・苦手な系統の料理を聞く

行きたいお店を選ぶ時につい「何でもいい」と言ってしまう理由のひとつに、好物が多くて悩んでしまい決められないというものがあります。
そこでお店選びに役立つのが、逆に行きたくないお店や苦手な料理系統を聞くことです。
婚活デートではお店選びのミスは、お断りを後押しする要因のひとつになります。
お相手の方の好みが把握できない状況で、ひとりでお店選びをすることは失敗リスクもあるためこちらから苦手なお店を聞き出してしまいましょう。
好きなものがたくさんあってすぐには挙げられない方でも、苦手なお店の雰囲気や食べられない料理はすぐに思い浮かぶことでしょう。
お店を選ぶ際は挙げてもらった系統のお店は避けてあげると、お相手の方にも喜ばれますよ。
2人でグルメサイトや店頭ディスプレイを見て考える

お店選びに困った時は、なにも絶対にひとりで考える必要はありません。
メッセージなどをやり取りしているのであれば、グルメサイトのURLをシェアしたりお店のHPをお相手の方に紹介してみてください。
そうしたらお相手の方は提案してもらった情報を元に行きたいか判断できますから、例えば「イタリアンのお店」「和食が食べられるお店」といった漠然とした提案の方法よりもお互いに納得してお店選びができます。
また、何回かデートを重ねると予約をせずにデートの途中でふらりとレストランに入る機会もあるかと思います。
そうした時は2人で店頭のディスプレイやお店の雰囲気を見て、直感で決めるのも手です。
フレンチやイタリアンなど料理のジャンルは同じでも、お店によってそれぞれ雰囲気やメインとなる料理の系統は異なります。
現地で2人でお店のディスプレイを眺めながら、2人が美味しそうと感じたお店に入るのも良い思い出になるでしょう。
お腹の空き具合を元に提案する

お店選びで困った時は、お腹の空き具合を聞いてから提案するお店に目星をつけるのもいいでしょう。
例えばとてもお腹が減っている状態でしたらカフェよりも、ハーフコース料理やボリュームを売りにしたお店、バイキング形式のお店などが喜ばれるでしょう。
一方であまりお腹が空いていない状態でしたら、カフェやハーフメニューがあるレストラン、ファミレスのようにサイドメニューからメインディッシュまで豊富に揃っているお店が使いやすいです。
デートをする時間帯やおふたりのコンディションにもよりますが、どちらかというと男性よりは女性の方が少食な方が多いためにカップルで食べられる量に差が生じてしまうのはよくあることです。
お腹の空き具合に合わないお店を提案すると全くお腹が膨れなかったり、料理の量が多すぎて残してしまうことなども考えられるので空腹状態はお店選びの良い指標になると言えます。
まとめ

以上、その回答は困る! 食事デートで「何でもいい」と言う心理と対応策は? についての内容でお送りしました。
デートの際に「何でもいい」と言われることは婚活でもしばしばありますが、その発言の裏にはお店選びの悩みや相手に対する配慮などが隠れている場合が多いため発言を神経質に捉える必要はありません。
こちらがお店選びを任せられた場合自由度は高いですが、それでもお相手の方の好みとは正反対のお店だったり、空腹状態に合わないお店を選んだりすると楽しい思い出は作れなくなってしまいます。
お互いに「このお店を選んでよかった」と思うためにも、こちらが行きたいお店の情報をURLなどで細かく共有してあげたり、お相手の方が行きたくないお店を避けるなどの配慮をすることが食事デート成功の秘訣です。
婚活でも食事デートは鉄板ですので、店選びを任された時は本ページを参考に使うお店を絞り込んでみてください。