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SNSで婚活関係のワードがトレンドに上がっているとつい閲覧してしまい投稿内容で不快な気分になることが多い、婚活を始めてから以前よりも疲れやすくなったし些細なことでもイライラするようになってしまった……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
婚活中はストレスに過敏になってしまう人が多い

婚活を始めてから精神的に疲れやすくなった、疲労が溜まりやすいと感じる方は多く見られます。
ストレスを強く感じるようになる原因としては、次のようなものが主に考えられます。
・婚活を始めると休日はデートやお見合いで潰れがち
・平日や予定がない時も婚活のためのリサーチをしていて日々の休息時間も短くなる
・お見合いやデートの前の緊張などで睡眠時間が短くなる
・婚活の出口が見えず長い戦いを強いられている感覚に陥る
・気づけば常に婚活や結婚のことが頭にちらつく
・お見合いやデート費、ファッション・ヘアメイク代、月会費などで金銭的に負担を感じる
婚活ストレスの主な原因は、肉体的疲労・精神的疲労・金銭的負担の3つに大きく分けられます。
平日は仕事で休日は毎週婚活をするといった活動ペースですと、まとまった休息の時間が取れないために体には少しずつ疲労が蓄積されていきます。
デートがアクティブなものですと、婚活に費やす休日も平日と同じくらい疲れてしまうこともあるでしょう。
精神的疲労は出会いを失敗することの不安や将来への不安、一緒にいて疲れる人に出会ってしまったなど、実際に異性と交流している間だけでなくプライベートでひとりになった時間にも重くのしかかってきます。
そしてアクティブに活動する方ほど金銭的な負担もかかりやすく、その方の収入状況によっては使えるお金・貯金が減るためにストレスへと変わることがあります。
婚活中は上記のストレスのどれかひとつというよりも、例えば肉体的疲労+精神的疲労といった具合に複数のストレス源が組み合わさることが珍しくありません。
長く活動したり短期間でも活動の密度が高すぎたりするとその分ストレスの蓄積も増えやすくなるので、段々とご自分の悪くなったコンディションに対して敏感に反応してしまうようになることが考えられます。
個人の婚活ブログやSNSアカウントをチェックしないようにする

自身の婚活の参考にするために、同じく婚活をしている方のブログや動画、SNSアカウントを日常的にチェックしているという方もいるかもしれません。
同じく婚活をしている方から発信される情報は婚活のヒントが得られたり、共感をしたりしてストレスを一時的に紛らわせるなどのメリットもあります。
ですがストレスに敏感になっていると感じた時は、個人発信のこうした情報はあまりチェックしないようにすることをオススメします。
大きなストレスを感じている時は他の婚活者がうまくいっている状況を素直に喜びにくくなりますし、ブログや動画などを閲覧することでかえってネガティブな感情を抱いてしまうおそれもあります。
婚活関係の新しい記事が投稿されると興味を惹かれるかもしれませんが、メンタルがナイーブになっているうちは刺激を避ける意味でも目を向けないようにした方がいいでしょう。
婚活をけなす意見には耳を傾けなくてよい

婚活を経て結婚したと公言している方も増えたり、普通の人でも出会いを求めて婚活をしたりと今や婚活は一般的なものになっています。
十数年前こそ婚活やお見合いは「リアルではモテない人がするもの」という認識がありました。
しかし現在は生活スタイルによっては生活圏内でそもそも出会いが発生しない方も少なからず存在するため、よくある出会いパターンのひとつとして浸透していると言っても過言ではありません。
そうであっても、古い認識を変えられずに「婚活は不自然な出会いだから悪いもの」「婚活でしか出会いがないなんてダサい」など否定的な意見を発信している方も一定数いるのが現状です。
婚活でメンタルがささくれ立っている時は尚のこと、こういった否定的な発言には耳を貸さないようにしましょう。
ネガティブな感情になっている時にそれを煽るようなことを見聞きすると、更に良くないことを考えてしまいひとり思い悩むことにもなりかねないからです。
それに、婚活をけなす方はこちらとは何の関係もない他人です。
その発言が元になってこちらのメンタルがすり減ろうが、婚活を止めたために結婚できなくなろうが相手が責任を取ってくれることはありません。
耳を貸せばこちらだけが精神的にすり減って損になりますので、現在の努力を否定するような意見は聞かないように心がけましょう。
「婚活なんかしなくていい」「君じゃ無理」などネガティブ発言をする人とは交流しない

婚活やこちらに否定的な意見を寄せる方は、ネット上だけにいるとは限りません。
時には友人や知人、家族でも婚活に対して良くない感情を持っているケースもあります。
身近な方は「あなたじゃいい相手なんて見つからない」といった直接的な否定意見だけでなく、こちらを心配する体で実際には婚活を諦めさせようとするパターンも見られるのが特徴です。
ありがちな一例としては「◯◯は婚活なんかしなくてもいくらでもいい人がいる」「◯◯はありのままが魅力的だから変わる必要ない」「女子会より婚活を優先するとか感じ悪い」などが挙げられます。
心配しているように見えて実際には足を引っ張る方は、婚活というこちらの大きな目標を応援してくれなかったり、対策を一緒に考えたり異性を紹介するわけでもないなど付き合ってみるとこちらに悪影響があることが判断の目安となります。
上に挙げた項目とも関連しますが、婚活は自分で考えて実際に行動をしていかなければ成功にたどり着くことはできません。
納得のできる根拠もなく婚活を止めさせようとする方は言わば婚活の障害になり得るので、極力距離を置いたり目に余るようなら関係を断ち切ることを検討するのもありですね。
婚活カウンセラーや担当者に悩みを打ち明けるのもあり

結婚相談所や高額な費用がかかるタイプの婚活サイトの場合、婚活カウンセラーが在籍している所もあります。
婚活カウンセラーは婚活の場面でのサポートのプロですので、ネガティブな感情が強い時には頼るのも有効です。
婚活への深い理解があることもあり、不安や怒りなどのネガティブ感情との向き合い方やそれを解消するために取った方が良い行動など、様々なアドバイスをもらえるでしょう。
また、婚活ユーザーひとりひとりに担当者がつく婚活サービスでしたら日頃からやり取りを重ねている担当者に相談してみるのもひとつの手です。
担当者もまた婚活のサポート経験が豊富ですので、人それぞれの個性に合ったメンタルケアの対策や今後の婚活の活動方針などを一緒に考えてくれることが期待できますよ。
不安や怒りの原因は何か、解消するには何が必要か考え行動する

婚活で漠然と感じる不安や怒りの背景には、何かしらの原因が隠れていることも考えられます。
例えば外見が良い人の婚活成功に嫉妬をしたり、いつも期待を下回る異性とばかり出会ってしまうなどです。
不安や怒りなどのネガティブ感情から目を背け意識しないことも対策としてはありですが、向き合うこともまた対策の方向性のひとつです。
これまでの出会いを振り返ってネガティブ感情が発生するキッカケを突き止めたら、次はそれを解消するための行動を考えてみてください。
上に挙げた例に合わせて挙げると、ファッションや髪型のアップデートをしたりボディメイクをする、異性に過度な期待をしないように冷静に自分をコントロールしたりするなどです。
婚活は人同士の相性が絡む以上、対策すれば全ての出会いがうまくいくというわけではありません。
ですがご自分の弱点を少しずつ目立たなくしたり、婚活や婚活で出会う異性に対する考え方を変えれば少しずつ状況も好転していく可能性があります。
じっくり休息が取れるひとりの時間をつくる

真面目な方ほど婚活では強い疲労を覚えやすい傾向にあります。
この背景には婚活を深刻に捉えすぎていたり、几帳面に「必ず週に◯人以上と会う」と目標を立てる、スキマ時間も休まず婚活戦略を練るなど真剣に取り組みすぎるあまり生活が婚活に支配されていることが考えられます。
心身の疲労を感じた時は、少し活動のペースを緩めたり何も考えない時間を作ったりしてじっくりと休養をすることも大切です。
無理をして頑張りすぎる状態が続くと、ある日突然燃え尽き症候群に陥り何も活動する気が起きなくなってしまうこともあるからです。
そうなっては再度立ち上がる際に並ならぬ気力が必要になるおそれがありますので、これ以上はつらいと感じた時は素直にご自身を労ってあげましょう。
婚活のリサーチ時間を減らしたり多めに活動した翌週は婚活を緩めたりなど必要に応じて意識して休息を摂ると、疲労が緩和され精神的にもリフレッシュできるでしょう。
まとめ

以上、頑張っているのに気分が晴れない! 婚活中の漠然としたネガティブ感情を遠ざけるためのコツは? についての内容でお送りしました。
婚活中は真面目に取り組む方ほど心身の疲労が蓄積することにより、精神状態がナイーブに傾きやすいです。
その状態から自分を追い詰める要素が重なるとますますメンタルが刺激されてしまうので、ストレス源からは距離を取ったりネガティブ感情の元に向き合う、集中して休養できる期間を作るなどご自身に合った対策を取ってみてください。