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親が結婚しろとうるさいし世間体もあるから結婚しようと思っているけど試しに覗いてみた結婚相談所の雰囲気が堅苦しすぎると感じた、年齢的に結婚しないとまずいと思っているが交際相手は何年もおらず頑張って作る気もないので結婚相談所で楽に相手を見つけたい……と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
本心ではまだ結婚したくない

結婚相談所は自分の意志で結婚したいと思い登録している方が多いですが、全てではありません。
中には親が結婚しろと急かすからとか、まだ遊んでいたいが世間体のために仕方なく結婚したいと考える方もいます。
婚活をしていても本心では結婚したくない方は、本気で結婚したい方と比較すると良くも悪くも精神的に余裕が見られます。
交際相手が見つけられなくてもまだ結婚したくない方にとってはダメージがないので、異性から好かれるために積極的に自己向上をしたり密にコミュニケーションを取るなどの必要性を感じ取ることもできないでしょう。
こうした姿勢は遊びのシーンであれば問題ありませんが、結婚相談所を使っている異性は絶対に結婚することを目標にしている点に留意が必要です。
結婚への熱意に温度差があれば大抵交際はうまくいきませんし、真剣に活動するお相手の方の時間を浪費してしまうだけに終わり失礼になります。
活動が長引けば結婚相談所の費用もかさんでしまい勿体ないので、婚活開始時期を見直すか利用サービスの変更の検討をオススメします。
ルール・規約を守れない

SNSやマッチングアプリなどの出会いと比較すると、結婚相談所には多くのルールや規約が存在します。
使うサービスによってそれぞれ規約は異なりますが、よくある例としては以下のようなものが挙げられます。
・お見合い日程決定後のキャンセル不可
・定められた交際期間から交際延長できない
・真剣交際中の同時交際禁止
・成婚退会前の外泊を伴うデート禁止
・性的関係を結ぶことの禁止
婚活効率化のために、大抵の婚活サービスでは仮交際までは複数人の異性との同時交際が許可されています。
そこで規約を緩くすると結婚意志のない体目的のユーザーの温床になることが予測されるので、他の健全なユーザーを守る意味でも細かく規約やルールが設定されているのです。
こうした規約を自己申告しなければバレないと破ろうとする方は、どこかで発覚すれば注意されますし登録を抹消されることも珍しくありません。
交際中自分の行動にあれこれ口を出されたくない、という方は真面目な方には活動しやすい結婚相談所よりもマッチングアプリや出会い系サイトの方が向いているでしょう。
人からアドバイスされることに強い抵抗がある

結婚相談所にはプロの婚活アドバイザーが在籍しているため、異性から好印象に思われるためのコツや交際の進め方のヒントなど、多くのアドバイスがもらえます。
これまで何人もの婚活ユーザーを身近でサポートしてきた経験に基づくアドバイスは、自分なりに咀嚼して取り入れていけば効率的な自己向上が期待できます。
交際や婚活の仕方がわからない方にとっては、身近に親身になってくれる人がいる婚活は寂しさもなく頼もしさが感じられるはずです。
一方でこれまで何でも自己流でやってきた方の中には、アドバイザーからの助言を素直に聞き入れたくないと感じる方もいるかもしれません。
特に登録したての頃はお互いに内面も把握できませんし、まだ信頼関係も構築しきれておらず心理的にも壁がある状態なので尚更でしょう。
アドバイスは不要、他人から何を言われても絶対に自分を曲げたくないと考えている方は1人で自由に行動できる、SNSやマッチングアプリなどの方が気が楽かと思われます。
プライドが高い

上記の項目とも関連する部分がありますが、プライドが高い方も結婚相談所にはあまり向いているとは言えません。
婚活をしていれば、様々なタイミングで婚活アドバイザーや担当者から助言をもらうシーンが多いです。
例えばプロフィール写真ひとつ撮るにしても、よりベストな状態に近づけるにはファッションや髪型、姿勢、表情など見直した方が良いポイントが何かしら見つかります。
アドバイスを聞き入れ素直に自身に取り入れられる方は、婚活の状況も好転しやすくそれに伴って自信もついてくるため好循環を作り出すことができます。
一方プライドが高く他者の意見を聞かない方は、失敗すると原因を他者や環境に求めがちで自分を振り返ることができず結果が出るのが遅れ、更に他者や環境に対してネガティブになる悪循環に陥りやすいです。
また婚活女性が求める異性像としても、プライドが高い方は敬遠されます。
自分に自信があり女性をグイグイ引っ張っていく方が理想、という方もいますが現在はお互いに思いやりを持って共に歩めるタイプが理想と感じている方の方が多く見られます。
プライドの高さは人と接する時に言動に滲み出やすく、敏感な人はその点を察知し内面のイメージを膨らませていきます。
他者とのコミュニケーションで圧をかけることが多かったり、あらゆる会話で張り合いたがりマウントを取る方はそうしたことがないよう気をつけましょう。
異性に要求することが多い

結婚相談所での婚活は年齢や容姿、年収、居住地だけでなく、希望する子供の人数や結婚後の働き方など多くの条件を挙げることができます。
全ての項目で高い条件・自分が最も望む条件を設定すれば、出会える異性は素晴らしい方になっていくでしょう。
しかしそう簡単にはいかず、ここに2つの落とし穴があります。
ひとつは最高クラスの異性が婚活サービスに存在しない可能性があること、ふたつめは最高クラスの相手がこちらと交際したがるとは限らないということです。
例えば年収700万で年齢は20代後半、容姿がモデルレベル、結婚後も定年まで大企業の正社員で働いてくれて子供も複数人ほしい、性格良好、金がかかる趣味や喫煙習慣なしの女性を希望したとします。
希望は言うだけならば簡単ですが、こうした女性を婚活サービスで見つけるのは非現実的です。
奇跡的に婚活市場に存在したとしても、男性側にハイスペックな女性から振り向いてもらうための人柄や経済力などがなければ早ければお見合いを申し込んだ段階でお断りされてしまいます。
こうしたことがあるので「お金を払っているのだから少しでもハイスペックで自慢できる好条件な女性を見つけたい」といった考えを持つのは危険と言えます。
結婚相談所に限らず、婚活は異性を幅広く受け入れ多くの人と出会った上で厳選をしていくことが地道ながら一番の近道になると思っておきましょう。
時間をかけてじっくりひとりの異性と仲良くなりたい

人によっては、婚活での交際スピードの速さに味気なさを感じるかもしれません。
定められた交際期間は使う婚活サービスによっても異なりますが、早い方だと交際して半年で結婚までたどり着くケースもあります。
これはいち早く結婚したい方やダラダラと続く先の見えない交際に不安な方からすれば、交際期間が設けられた結婚相談所の交際は安心できる部分です。
一方で時間をかけてじっくりお互いを知っていきたいと考える方がいるのも納得はできます。
結婚相手となると人生を共に歩むパートナーになるわけですから、交際中になるべく全ての不安要素を潰しておきたいでしょう。
それに数ヶ月の短期間の交際ではできるデートの回数もそこまで多くはありませんので、思い出もあまり作らずに結婚するのは勿体ないといった考え方もあります。
そうした考え方にも一理ありますが、結婚相談所の交際に期間が設けられているのもまたユーザーを守ることへと繋がっているのです。
仮に交際期間に制限がなければ、結婚意思がない方がキープ目的でダラダラと交際を続けることが容易になってしまいます。
するとすぐに結婚したい方にとっては不安で、いつまでも成婚を決めないユーザーが増えると安心して婚活できなくなるので交際期間が定められているのです。
じっくり交際したい方は結婚に対する焦りが非常に強くなった段階ではないと思われますので、使うマッチングサービスの種類を見直すことも視野に入れた方がいいかもしれません。
まとめ

以上、実は人を選ぶ!? 結婚相談所が向いていない男性の特徴6選についての内容でお送りしました。
結婚相談所に登録するとどんな方でも自動的に相手が見つかりそうなイメージがありますが、実際のところはそう簡単にいくものではありません。
プライドが高い方や自由に婚活したい方にとっては結婚相談所の真面目なスタンスは堅苦しく感じる可能性が高いですし、高いお金を払っているからといって異性に最高クラスの条件を求めては当てはまる方が婚活市場に存在しないケースもありがちです。
一方でアドバイスを素直に吸収する方や自分の意志で積極的に結婚しようと考えている方、一人きりの婚活に不安を覚える方などはマッチングアプリやSNSなどより結婚相談所の方が向いていると考えられます。
安定して結婚できるイメージの結婚相談所は実際のところは人を選ぶので、自分の活動スタンスに向いているか? 登録したら快適に婚活できそうか? を考えて利用を検討するのがオススメです。