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婚活デートで映画に誘ったことがあるが盛り上がっていたと思っていたのは自分だけだったようで振られてしまった、デートでは王道と言われている映画デートは何度も試したことがあるけど今ひとつ好印象には思われていないようだった……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
映画デートは一見鉄板だが難しい

二人で楽しめる作品か相談しながら考える

映画デートをしようと思った時に、まず先に考えるのが「どのタイトルを観るか?」ということです。
当然ながら映画が面白いと思ってもらえなければ好印象を得ることは難しくなってしまいます。
なので2人で楽しめる映画か、誘おうと思っているお相手の方が希望している映画を選ぶといいでしょう。
映画は「感動ものなら失敗がない」とか「女性なら有名タレントが出演している恋愛ものなら何でも喜ぶ」と思っている方も中にはいるかと思いますが、ジャンルの好みはかなり個人差があることに注意しましょう。
上記のような映画が苦手な方もいますので、「女性だからこれを観たいだろう」ではなく「お相手の方は何を観たいんだろう?」とひとりひとり考えるようにしてください。
また、観る映画はひとりで勝手に決めずにお相手の方と相談して決めると印象の悪化を防げます。
2人で相談してプランを練れば協力的な姿勢を伝えることにもなりますし、やり取りを通じて2人の距離も縮むことも期待できるからです。
映画館の席は事前に予約しておく

相談して観る映画を決めたら、ついでに席も決めておきましょう。
当日でも席は決められるからと思い予約をして行かないと、当日観たい時間の席は全て埋まっていたり二人で隣がけできる席が空いていない、お相手の方が希望する席が取れなかったなどのトラブルに見舞われる可能性が出てくるからです。
映画を観る気満々でデートに臨んだのに希望する映画が見られなくなったり、映画を観るために大幅に時間をずらすプラン変更を強いられたりしてはせっかくの盛り上がった気分も台無しになります。
一方で、予め席を取っておくことは以下のような多くのメリットがあります。
・当日になって席を取るために慌てる必要がない
・中央座席の後方や独立した二人席、出入り口が近い通路側など好みの席をピンポイントで確保できる
・希望した日時に希望した映画が必ず観られる
映画館でどんな席を取るかはデート中の快適さにも繋がるポイントにもなります。
もしお相手の方が目が悪く後ろの方の席ではよく見えなかったり、トイレが近く途中離席する可能性があるなどの事情がある場合はそれを優先して席を決めてあげると助かるでしょう。
離れた座席に座ることになったり最前列で首が疲れるおもいをさせることになってはとてもスマートとは言えませんので、観る映画が決まったら同時に席も決めておくといいですね。
清潔感のある身だしなみは必須

映画デートでは暗い映画館で映像を楽しむことがメインになるので、身だしなみに注目されることはないと思われる方がいるかもしれません。
ですが映画館デートでも好印象を得るためには身だしなみを整えることを忘れずにしてください。
寝癖だらけでヨレヨレでシミのついたスウェットを着てデートに来た女性に男性が落胆するように、女性も髪型や髭が整っておらずデートに適さない服装の男性に好印象は抱けないからです。
最低限整えておくべき身だしなみとしては、次のようなものが挙げられます。
・髪は必ず洗いドライヤーで乾かして寝癖とニオイがない状態にする
・髭を作っている人の場合は形を整える。髭を作りたくない方は剃り残しがないよう丁寧に剃る
・ヨレや汚れ、シワ、ニオイなどがない服を切る
・靴や鞄は目立つ擦り切れや汚れがないものを選ぶ
・ビジネスカジュアルを基本に崩しすぎない服装を選ぶ
・体臭や口臭などのニオイに気をつけ、消臭スプレー(シート)や口臭予防アイテムを活用する。ニオイ隠し目的で香水を使うのはNG
・ハンカチを持ち歩く
映画館は他のデートと比較すると2人の距離が近い上に、実際には館内は換気されていても空気が籠もって感じられやすいです。
そうした状況では無精髭やニオイ、服のコンディションは普段以上に目につくポイントになりますので、ご自身では清潔だと思っていても念には念を入れて対策をすると安全です。
映画の前後の時間に何をするかを計画する

初デートや2,3回目のデートなどは、まだお互いに打ち解けていないこともあるのでデートは早めに切り上げるのが無難です。
とはいえ映画の時間に合わせて集合し見終わって即解散とするのも、味気なく感じられてしまうでしょう。
なので楽しかった思い出を増やすためにも、映画の前か後にどこに行くかも計画を練っておくのもありですね。
主な例としては、次のようなものが取り入れやすいです。
・映画の開始時刻が10時半の場合
映画館の近くや映画館が入っている建物のレストラン街でランチを食べて解散
・映画の開始時刻が14時の場合
カフェで軽く会話を楽しんでから解散
・映画の開始時刻が17時半の場合
映画館から近場のレストランでディナーを食べてから解散
映画の終わる時刻がご飯時であればランチやディナーを選ぶと自然な流れになりますし、もしご飯時から外れたタイミングで終了するのであれば軽食が楽しめるカフェの方が使い勝手がいいでしょう。
お互いに打ち解けきっていない間はデート時間を引き伸ばさない方が次に繋がりやすいので、映画館デートに食事などを付け足した場合は長時間の散策などはせずに早めに解散するのがオススメです。
映画鑑賞のマナーを守る

当たり前のことでデート時にあまり意識する方はいないかと思われますが、映画鑑賞のマナーは必ず守りましょう。
周囲の迷惑になるような振る舞いは他の方に不快な思いをさせてしまうだけでなく、一緒にいるお相手の方の居心地を悪くさせてしまうことにもなりかねません。
例えば音のするお菓子を遠慮なく食べたり、前の席に足をかける、座席を揺らしたり大振りな帽子を取らない、スマホの電源を切らない、映画鑑賞中にスマホをチェックしたり通話をする、大きな声でお相手の方に話しかけたり独り言を言うなどです。
これらは遊びの関係のデートでは指摘されないこともあるかもしれませんが、婚活デートではしっかりチェックされマイナス要素になります。
周囲に迷惑になる振る舞いをしたりマナーが守れなかったりする点は結婚生活を送る上では大きな不安要素になるので、これらの言動が「お断り」の原因になることは珍しくありません。
自分では大丈夫と思っていても、今一度映画鑑賞のマナーを実践できているか振り返ってみましょう。
映画の感想でむやみに議論・論破しようとしない

映画を複数人で観た後は、映画の感想をお互いに共有したいと思いがちです。
緩く映画を楽しもうとしている方同士で、感想を伝え合い共感し合うのであれば問題はありません。
お互いに感想を伝え合えば価値観の把握も進みますし、共通体験を経た後なので仲も深まるでしょう。
しかし作品に対してのめり込みすぎる方や議論好きな方、人の意見を聞き入れることが難しい方は熱くなりすぎないように気をつけてください。
感想をシェアしようとするシーンでお相手の方の感想に対して「読みが浅い」などと批判をしたり、作品のあちこちのシーンを挙げて論破しようとしたりすると2人の仲はたちまち険悪になってしまうでしょう。
2人とも長期間作品を追っているファンという関係ならば議論や批評も盛り上がりますが、そうでない場合は温度差が開いてしまう恐れがあります。
感想のシェアは議論や批評をするよりも、好きなシーンや盛り上がったシーンを挙げたり、疑問に思ったことを共有する程度に留めておいた方が無難です。
そして作品にどんな感想を抱くかは個人の考え方次第で、これという正解はありません。
お相手の方がご自分とは異なる感想を持ったとしても、否定せずに「そういう見方もできるんだ」と受け止めるようにしましょう。
まとめ

以上、成功させるにはここを押さえる! 映画デートで「来てよかった」と思われるためのコツとは? についての内容でお送りしました。
映画デートはデートプランとしては手軽かつ鉄板なイメージがありますが、実際はきちんと計画をしていないと失敗に終わるリスクの高さが無視できないデートでもあります。
ですが映画館デートで悪印象を与えてしまうポイントは清潔感や時間配分などどれも対策が立てやすいものです。
映画館デートをしてみたいと思ったら、本ページで取り上げたことを意識しながらおふたりが満足できそうなデートプランを考えてみてください。