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婚活で仮交際に進んだ相手とデートすることになったが特に希望を言ってもらえるわけでもなくプランを考えるのが難しい、これまで異性をデートに誘ったことがないからデートプランの引き出しが少なくどうすれば喜んでもらえるのかわからない……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
短時間でも行いやすいカフェデート

まずオススメできるのがカフェデートです。
数あるデートプランの中でも短時間で手軽に行えるため、忙しい方でも取り入れやすいのが大きなメリットと言えるでしょう。
婚活の初デートのタイミングでよく聞かれるのが「お相手の方となかなか日程が合わなくて初デートがお見合いから長期間空き萎えた」という意見です。
社会人同士の出会いだとお互いに仕事が忙しかったり自分なりのプライベートの過ごし方があったりするので、誰かと日程合わせをするのが難しいこともあります。
そうした状況でも、カフェデートであれば短くても1時間もあれば行えますから仕事終わりや余暇の間などに組み込みやすいです。
デートをしなければいけないけど食事デートや映画館デートをする時間はない、という時はまとまった時間が確保できるまで相手を待たせるのではなく、短時間のカフェデートを繋ぎに行っておくことでお互いのモチベーション低下を防げます。
勿論忙しい時の繋ぎといった使い方だけでなく、例えばショッピングとカフェ、食事デートとカフェといった具合に組み合わせてデートプランを立ててもOKです。
カフェは至る所にあってそれぞれメニューに個性がありますし、それでいてあまり予算も必要ないためデートのどのタイミングでも手軽に利用できるのが魅力です。
落ち着いた雰囲気で会話を楽しめる食事デート

2時間程度などまとまった時間が確保できる時は、カフェデートのみだと物足りなく感じてしまうかもしれません。
そうした時には食事デートを提案するのがオススメです。
短時間のカフェデートは手軽ではありますが、落ち着いてじっくり話ができないといった難点もあります。
一方で食事デートはそこそこの時間をお相手の方と過ごすことになりますから、カフェデートよりも長く会話を楽しむことができ相性が良かった場合はその分打ち解けられるでしょう。
初デートで食事をする時はなるべく予約をし、最低でもお店の下調べは入念にしておくようにしてください。
というのも予約や下調べをせずにお店に足を運ぶと、目をつけていたメニューが予約なしでは選べなかったり当日が休業日だったなどのトラブルが発生する可能性があるためです。
そうなってはお互いに落胆も大きく、このミスが「お断り」を後押ししてしまうことも十分に考えられます。
食事デートを計画したらお相手の方にURLを共有するなどして相談し、好みの料理の系統などを聞き出した上で納得してもらえたらその段階で予約をしておくとスマートですね。
また、現地でカフェデートのハシゴとしてレストランに行く場合も事前にお店の開店情報はチェックしておいた方が無難です。
繁華街やショッピング街が入った建物を利用するなら比較対象のお店も多々あると思われますので、お二人で一通りお店を見て回って美味しそうなお店を決めるのも楽しいですよ。
利便性が高く気軽に相手の内面も知れるショッピング

食事やカフェデートをして、もっとこの人の内面を知りたいと思うこともありますよね。
そんな時はプランにショッピングを追加するのもありです。
ショッピングは事前にあまり用意が必要なプランではないですし、自由度も高いので他のプランと組み合わせて取り入れやすいのが魅力です。
また、ファッションビルや百貨店など見たいお店が屋内に集中している場合は天候や気温を選ばないのも大きな強みと言えます。
ただし、ショッピングをメインにするとお相手の方との好みや価値観の相性によってはどちらかが退屈することにもなりかねません。
なので打ち解けるまではあくまでも食事やカフェをメインにし、ショッピングは短時間で行うサブのプラン程度に考えておくことをオススメします。
密室になるドライブデートは避けられる可能性も

「デートでは自慢の車でドライブに連れて行ってあげたい」という意見はしばしば聞かれます。
ドライブデートは車の場合は天候や気温にも左右されませんし、公共交通機関では行きづらいスポットもデートの候補地にできたりと魅力も多いです。
ですがドライブデートは密室になる都合上、初デートで提案すると警戒されるリスクが高いです。
婚活をしている方の中には異性に対して警戒心が強い方や過去に異性に不快な思いをさせられた経験を持つ方もいますので、不安を覚えさせるプランは初デートには適していません。
また、初デートというとまだお見合い時くらいしか交流した機会がないためにお互いに内面の理解が進んでいないことが考えられます。
ドライブ中に方向性の違いなどが明らかになった時、遠出をしていたらすぐに解散できるわけではありません。
お互いに気まずい雰囲気の中で、遠い解散地点まで戻ることを考えると初デートでドライブをすることの難しさがわかるのではないでしょうか。
仮にドライブが好きな方であっても初デートでドライブというと緊張してしまうこともありますので、ドライブは5,6回などデートを重ねて十分に打ち解け、内面の理解も進んでから行うのがオススメです。
相手が飲めない場合の居酒屋(バー)デート

婚活は大人同士の出会いということもあり、居酒屋やバーなどお酒が飲める場所もデートプランに選ばれることがあります。
居酒屋は料理が美味しかったり、バーは落ち着いた雰囲気でおしゃれな雰囲気が楽しめたりと魅力も多いです。
しかし、初デートに使わない方が良い場合もあります。
以下に当てはまる場合はお酒が飲める場所でのデートは不適切なので、そのプランを本当に提案していいものか1度よく考えましょう。
・自制心がなく泥酔するまで飲み続けたことがある
・人から「お酒が入らなければいい人なのに」と言われたことがある
・お相手の方がお酒を飲めない(アルコールを受け付けない体質・車を運転する必要があるなど)
・店員に馴れ馴れしく接する、異性にボディタッチをするなど酒癖が悪い
・ガヤガヤと騒がしい大衆的なお店を選ぶ
・初デートにどの飲食店を使うかの打ち合わせができなかった
もしお相手の方がお酒を飲めない状況だった場合、居酒屋に行っても存分に楽しめるのはお酒が飲める方だけになりますし遠慮をしながらの飲酒はお互いに少し気まずいでしょう。
また、酒癖の悪さは発覚した時点で「お断り」を決断される可能性が極めて高い危険要素です。
悪酔いするとお相手の方は嫌な思いをしますし、それによって悪い印象を持たれてはこちらも損をしてしまいます。
このように失敗要素が多く人を選ぶデートプランなので、敢えてリスクがあることを初デートに行う必要はないでしょう。
もしお互いにお酒が好きで意気投合しお酒を飲める場所に行くことになった時は、量は酔わない程度にセーブし節度を持って楽しみましょう。
テーマパークや水族館など長時間を要するデート

初めてのデートとなると気合いが入って、王道とも言えるテーマパークや水族館を提案したいという方もいるかと思われます。
こうしたデートは十分に打ち解けた後であれば、お相手の様々な面を見ることができたり良い思い出作りのひとつになったりします。
ですが初デートの段階では、快適に楽しむにはハードルが高いためにあまりオススメはできません。
意外に難易度が高いと言われる所以は、一例としては次の通りです。
・入園/閉園時間やイベント開催期間を調べておく必要がある
・入園料やお土産代、パーク内の飲食代がやや高めで金銭的負担が大きい
・慣れない人と長時間一緒にいることになるため精神的疲労が大きい
・屋外型の場合は天候と気温の影響を強く受ける
・お相手の方がそのテーマパークに興味がなかった時の精神的疲労が大きい
・価値観の不一致や体調の悪化など帰りたいと思うキッカケがあってもすぐには帰れない
挙げた中でも、とりわけ慣れない人と長時間一緒にいることの強い疲労と、帰りたいと思ってもすぐに切り上げられない点がネックとなるでしょう。
人間的な相性が良いと感じていたとしても、やはり初デートのタイミングではお互いに新しく始まった人間関係に慣れていませんので、一緒にいる時間が長くなるほど精神的負担が大きくなります。
初期段階のデートで印象を良くするためには、居心地の良さを感じてもらうことが不可欠です。
一緒にいて疲れると思われてしまうと次のデートに繋げることは難しくなるので、テーマパークなど長時間を要するデートは交際が深まった後のためにとっておきましょう。
まとめ

以上、なかなかプランが決まらない! 初デートにオススメなプランと失敗リスクが高いプランは? についての内容でお送りしました。
初デートを成功させるためのカギは、一緒にいてストレスがない関係だと思ってもらえることです。
お相手の方が好みではないデートや、肉体的・精神的負担が大きいデート、長時間の緊張を強いられるデートは後から振り返ると疲労感だけが強く残るためお断りに繋がりやすいです。
初デートを考える時はできる限りお相手の方の好みに近づけること、短時間で切り上げて少々物足りなさを感じる程度に留めておくことを意識すると印象の悪化を防げるでしょう。
初デートで微妙な反応をされることが多い方は、本ページを参考にデートを提案したりお相手の方と相談して一緒にプランを練ってみてはいかがでしょうか。