
目次
食事デートなら無難だし失敗しないだろうと思っていたが相手の女性には嫌な顔をされ別れた直後に「お断り」の連絡が来た、せっかく知っている中でも特に良いお店に連れて行ったのに微妙な反応をされて内心怒りを覚えた……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
お店に着くまでに最低限レベルのエスコートや会話すらない

当然のことながら、デートは当日合流するタイミングから既に始まっています。
合流してからお店に向かうまでは、普段あまり意識することがないかもしれませんがしっかりと会話でコミュニケーションを取ることが望ましいです。
というのもお相手の方は仮交際や初デートのタイミングならば、男性に対して親しみやすさよりも疑念や不安を抱いていることが多いためです。
そこで会話などもなくお店に向かうと、お店に着く頃にはお相手の方の中では強いストレスが生じていることもあります。
また、道案内をすることで手一杯になり気づけばお相手の方と大幅に距離を離れて1人でお店に先行したり、黙ってスマホのマップを見続けるだけといった振る舞いも非常に強い嫌悪感を抱かれます。
こうした振る舞いが見られるとお店選びや会話で好印象を与えようと思っても、席に着くまでにお相手の方の中では「お断り」が決定されることが珍しくないのでお互いにとって無駄な時間になってしまいます。
お相手の方は期待と緊張を感じながらデートに臨んでいるので、それを解消するためにもエスコートをしたり道案内がてらお店の紹介をしたりなど、心に余裕を持って案内をしてあげましょう。
お相手の方に相談せず独断でお店を選んだ

美味しいレストランや隠れ家的なカフェを見つけることを楽しみにしている方の中には、ご自分のセンスに確信を持っている方もいるかと思われます。
しかしながら、食事やカフェデートをする時にお相手の方に一切相談せずにお店を決めるのは止めましょう。
食事やお店の好みは人それぞれですし、その時々で食べたいものも変化することがあるからです。
お店を独断で選ぶことは良く言えばリーダーシップがありますが、その反面話し合いができなかったり人の意志を尊重しない人に見えるなどデメリットの方が大きいです。
デートプランはひとりで決めるよりも2人で意見を出し合いながら考えた方が失敗するリスクは遠ざけられます。
お相手の方にメッセージなどで相談すればコミュニケーションの機会を作ることにも繋がるので、ご自分の中である程度プランは立てていてもお相手の方の意見は聞いた方がいいですね。
ファストフードやファミレスなど騒々しい場所を選んだ

女性よりは男性がお店を選ぶ際にやってしまいがちなミスとしてよく挙がるのが、ファミレスやファストフード、人気カフェチェーンなど騒々しい場所を選ぶことです。
これらのお店は低コストで美味しい食事を楽しめる魅力はあるものの、婚活での交際初期に使うことはオススメできません。
機能的な理由を挙げると、NGとされる理由は次の通りです。
・子連れや団体客などが多い場合とても騒々しく快適に会話できない
・席同士の間隔が近く婚活関係などのセンシティブな話ができない
・人の出入りが激しいことや騒音などにより気が散る
婚活での食事デートは美味しい食べ物を楽しむ目的もありますが、会話でのお互いの内面の確認もそれと同じくらい大切な目的になっています。
ガヤガヤと騒々しいお店では気が散りますし、声の通りも悪く何回もお相手の方に聞き直しをしなくてはいけない(または聞き直しをさせてしまう)こともあります。
こうなっては心地の良いデート体験にはなりませんので、使うお店の系統やお店が混雑しやすいかどうかといった面も気にされるといいでしょう。
予約や下調べをせずお店が閉店中だった

食事デートの中でも特に起こりやすいミスが、せっかく足を運んだにも関わらずお店が閉店していたことです。
美味しい料理が楽しめると思って目的地まで行ったのに、お店が営業していなかったらお相手の方は落胆や徒労感を覚えてしまうでしょう。
また、2人で食べようとしていた料理が予約注文をしなければ食べられないケースも落胆されがちです。
当日の臨時休業といった場合を除き、これは事前に営業日をネットなどでリサーチしたりお店に連絡をし予約しておけば防げるミスです。
初デートや交際最初期などにこうしたミスがあるとあまりスマートな印象は与えられないので、デートで行きたいお店と日程が決まったらその時点で予約までしておくのがオススメです。
なお、予約をする時は事前にお相手の方にもアレルギーの有無や受け付けない食材などを聞いておき要望があったらお店の方に伝えておくとより良いですね。
炎天下の中を長時間歩かせるなど大きな負担をかけた

駅などから少し離れた、アクセスが不便な土地にあるお店に行こうと考えることもあるかもしれません。
こうしたお店は繁華街や駅チカなお店と比較すると混雑していなかったり、落ち着いた雰囲気で食事を楽しめる点が魅力です。
その反面、道案内がうまくいかなかったり小回りのきく交通手段を持っていないとお相手の方に大きく負担をかけてしまうおそれもあります。
道に迷ってお店から外れた道を延々と歩くことになったり、過酷な気温の中長時間歩かせてしまったりするとあまり良い反応は得られません。
せっかく食事デートを計画しても、料理の感想よりも「ただ疲れた」という気持ちの方が勝ってしまうと交際のモチベーションは低下します。
道案内に自信がなかったりやや不便な立地のお店を使いたい時は、タクシーや自家用車などお相手の方に負担をかけない方法で案内をしてあげると喜ばれますよ。
デートの時間帯と使うお店がミスマッチだった

独断で食事デートのプランを練る時に起こりやすいミスとして挙げられるのが、お相手の方が希望している系統のお店ではないお店に連れて行ってしまうことです。
特に14時や16時半など、ご飯時ともおやつ時とも取れる時間帯のデートはこのミスが起こりやすいので気をつける必要があります。
具体例としては、お店を決める男性側は食事時だと思ってコース料理を予約したのに、女性の方はランチが遅めで全くお腹が空いておらずカフェで飲み物を頼みたかったといったものが挙げられます。
デートをするまでの期間にコミュニケーションが不足すると、こうしたミスマッチが起こることがあります。
お店を予約していてキャンセルする場合お店にも迷惑がかかりますし、するとお相手の女性にも気まずい思いをさせてしまいます。
そうならないためにも、デートプランはご自分ひとりで決めずにお相手の方の意見をよく聞いて決めるようにしてください。
お相手の方の好みよりも自分の行きたい気持ちを優先させた

お相手の方の体質を考慮していない

外食で楽しむメニューはどれも美味しいものばかりですが、当然人の好みはそれぞれ異なります。
特に注意すべきなのが、お相手の方の体質とお店の料理系統が噛み合っているかといった部分です。
一部嫌いな食材が使われている程度であればそれを取り除くだけで済むこともありますが、体質的に受け付けない食材がほぼ全ての料理に使われているようなケースではお相手の方がそのお店に行くメリットがなくなります。
食事デートを計画する際は、アルコールに対する強さやアレルギー症状が出る食材、その他食べることで気分が悪くなる食材は必ず聞くようにしてください。
そして体質的に受け付けない食材は我慢や気の持ちよう程度で克服できるものではないので、無理にお店に誘って食べさせようとするのは絶対に止めましょう。
まとめ

以上、失敗しようがないデートのはずなのに!? 食事・カフェデート直後に「お断り」になるケース8選についての内容でお送りしました。
食事デートは婚活のどのタイミングでも実施しやすいデートなので、失敗する要素はあまりないイメージを抱かれがちです。
ですが道案内時に長時間もたついたり事前にデートプランを練っている時を含めてコミュニケーションが不足していたりすると、取り返しがつかない失敗をするリスクもあります。
食事やカフェデートのプランを独断で練っても、良いことは何もありません。
寧ろデメリットの方が多いので、食事デートをする時はお相手の方の希望を聞き出しプランに破綻が生じない範囲でなるべく叶えてあげることが望ましいです。
交際最初期の食事デートでうまくいかないことが多い方は、本ページに挙げたことを次の出会いの際に活かしてみてはいかがでしょうか。