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登録している婚活サービス内では標準よりは高いスペックの位置にいるおかげでお見合い自体はスムーズに組めるが仮交際に進んで即お断りされがち、根気よく婚活を続けてなんとかお見合いは突破できるようになったが次は真剣交際に進むのが難しい……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
デートをしていない時のコミュニケーションを怠る

会えない間のメッセージや通話は面倒だったりやる意味がわからないなどの理由で、殆ど行わない男性は一定数存在します。
オンラインを介した婚活の場合、会えない間の2人の接点はメッセージや通話しかありません。
ここで「やりたくないから」とコミュニケーションを怠れば、当然お相手の方と仲良くなることはできませんしデートの予定を立てるのすら苦労してしまうでしょう。
婚活では仮交際中は同時進行が許されていますから、コミュニケーションを怠る男性は後から出会った積極的にコミュニケーションを取れる同性ライバルにみるみる先を越されていきます。
そして気づいた時には女性の中での優先順位は下の方になっている、といったことはよくあります。
ただ、毎日のように文面を考えてメッセージなどを送る必要はありません。
選ばれるためには空いている時間に時々連絡をしたり、デートの予定合わせをメッセージで行う時には極力当日中には返信(それが難しければ予定が分かり次第連絡)するなど、お相手の方に寄り添うコミュニケーションを取りましょう。
服装や身だしなみに清潔感が感じられない

お見合いを突破できているのであれば、少なくともお見合いの時点では身だしなみで女性の目に気になる点はないと考えられます。
ですがお見合い時の服装の雰囲気と私服の系統に大きくギャップがある方や、私服には頓着しない方、休日は完全にオフモードに入ってしまう方はデート中の身だしなみ面でマイナス印象に思われてしまうことがあります。
婚活シーンで仮交際後にお断りされる身だしなみの要素としては、主に次のようなものが挙げられます。
・歯並びの悪さや重度の虫歯、ヤニによる黄ばみ、抜け歯、口臭など口腔コンディション全般
・スーツ姿は格好良く決まっていたのに私服がダサい(アイテムの組み合わせがおじさんに見えたり中高生の頃に着ていたような服など)
・寝癖で髪がボサボサになっている
・体臭や生乾きの服のニオイなどニオイ関係全般
仮交際はその名称に「交際」と入っているため油断してしまいがちですが、実際は男女の交際になったというよりも知り合いになれた程度です。
交際できたからと思って身だしなみを整えるのに手を抜いてしまうと、それが「お断り」の気持ちを後押しすることにもなりかねません。
女性の多くは男性に好印象を与えるために、早い方は当日だけでなくデートの数日前から身だしなみを整えることに力を入れています。
お相手の方に会ってよかったと思われるためにも、交際後も仕事やお見合いの時と同程度身だしなみには細心の注意を払いましょう。
初デートでスキンシップしようとするなど距離感がおかしい

男性と女性では交際後の気持ちの高まりの波形が異なると言われています。
男性は交際に進んだ直後に気持ちが最高値に近づくのに対し、女性は交際期間に比例するように多少上下しつつゆっくり上昇していきます。
婚活の場合は女性は付き合えたことの嬉しさだけでなく、将来の不安や交際相手と結婚した場合の結婚生活など、現実的なことに非常に強く目が向かうため気持ちが高まるのには時間がかかります。
なので男性がそれを知らずに仮交際直後から彼氏面をしたり、手繋ぎやキスをしようとすると一気に気持ちが不信感や嫌悪感に傾いてしまうのです。
仮交際は女性の気持ちを考えると、まだ知人になれただけの段階でとても恋人関係と呼べる間柄ではありません。
馴れ馴れしくボディタッチをしたり、許可を得ずにあだ名で呼んだりすると印象は低下してしまうので止めましょう。
会話でマウントを取ったり店員に対し偉ぶったりする

仮交際に移った後のデートでは、お見合い時よりもお相手の方と過ごす時間が長くなることが多いです。
会話をする時間が長くなると、初対面の時よりも気持ちが緩むこともあってお見合いではあまり目立たなかったコミュニケーションの癖も現れやすくなります。
とりわけお断りに繋がりやすいのが、お相手女性に対してマウントを取るような発言や店員に対して雑な対応をしたりすることです。
自分の話ばかりして女性が話をする機会を奪ったり、発言のひとつひとつに否定的な意見を述べたりしたりするとコミュニケーションを取る気がないと思われても無理はありません。
こうした言動が目立つ方は結婚後の家庭不和を連想させるので、真剣交際に進むことなくお断りをされる可能性が高いです。
また女性は自分に対してだけでなく、他者に対しても温かい対応が取れるかを重視して見ている方も多々見られます。
デート中はお相手女性に対しては勿論のこと、その場に居合わせる他の方や店員などにも丁寧な対応を心がけましょう。
お相手女性とのコミュニケーションよりも趣味を優先する

ある程度年齢を重ねてくるとご自身の生活サイクルも定着してくることでしょう。
例えば平日は遅くまで仕事をしていて休日は1日趣味で遠出をしているなどです。
趣味や大切なライフワークを持つのは素晴らしいことではありますが、婚活ではそれが足を引っ張ってしまうおそれがあります。
休日の使い方を婚活関係ではなく趣味にのみ使用すると、異性と交際に発展してもデートをする機会が作れなくなります。
お相手女性はお見合い時以上にこちらを知りたいと思って仮交際に進んでいるので、デートができないと交際に進んだ意味も感じられません。
毎週休日は絶対に外せない用事がある、といった場合それを受け入れてくれる異性が現れることはあまり期待できないので、使う婚活ツールの見直しや自身の婚活の必要性について改めて考えるのもありでしょう。
いつまで経っても結婚生活や結婚観などの話が出ない

婚活の交際が自由恋愛の交際と大きく異なるのは、成婚退会というゴールが定められていることです。
恋愛のように付き合うだけ付き合って自然消滅、というわけにはいかないので、交際したお相手の方とは必ずどこかで今後交際をどうするかを明確にしなくてはいけません。
そうした状況でデートを何度も繰り返しているのに、男性から真剣交際に進もうとしなかったり結婚生活や結婚観などの話題をスルーしたりしていると女性は不安になります。
ご自身の中で結婚に対する価値観が定まっていないと、将来を共にするには不安があると思われて女性の方も真剣交際に進む勇気が持てなくなってしまいます。
何度かデートをしてお相手の方の様子を見て打ち解けたと思ったら、少しずつ結婚観や将来の話なども織り交ぜるようにすると結婚に対して真剣な様子は伝わりますよ。
金銭感覚の大きなズレが発覚した

婚活をしている女性は安定・安全志向が強く、交際の初期から結婚生活やそのやりくりなど現実に目を向けている方が多いです。
そのため金銭感覚にズレがあると判断されると、安定した結婚生活はできないと考えられお断りされやすくなります。
金銭感覚がズレていると思われる要素としては、次のようなものがよく挙げられます。
・パチスロやソーシャルゲームのガチャなどギャンブル関係の趣味を日常的に行う
・ライブの遠征やブランド品など度を越してお金がかかる趣味がある
・ローンの返済計画が破綻している
・無計画で脱サラを考えている
・一人暮らしをしたことがなく自分の生活にどのくらいお金がかかっているか知らない
・1円単位で割り勘をしようとする
金銭感覚は緩すぎるのは勿論のこと、厳しすぎる節約志向でも快適な結婚生活はイメージされません。
今ご自身が抱いている金銭感覚が標準的かどうか、今一度振り返って確認してみましょう。
家事や家庭内の物事に関心を示さない

現在は不況ということもあり、結婚後に共働きをする家庭も多いです。
そこで多くの女性がチェックしているのが、家事や家庭内のことに関心を持っているかという点です。
共働きを希望し、その上で女性に家事や育児を丸投げしたいと考える男性は少なくない数存在します。
ですが労働の負担を考えると、どちらか一方だけが家事育児や家庭内の雑務を担当するのはフェアではありません。
結婚すれば二人が同じ空間で暮らすわけですから、女性だけでなく男性側にも生活環境を整える努力が必要になります。
「家事は女がするもの」「子供のことは知らないから育児はしない」といったスタンスでは、婚活で好印象に思われることは難しいです。
異性から選ばれるためには男性も家族・家庭の一部という認識を持ち、積極的に家庭内のことに関わる姿勢を持つことが大切です。
まとめ

以上、お見合いだけはOKされるのに! 付き合えても真剣交際に進めない男性の考えられるポイントは? についての内容でお送りしました。
お見合いは突破して仮交際後にお断りされることがされることが多い方は、交際後女性とどんなコミュニケーションをしているか、結婚観や金銭感覚は現実的に破綻がないものかなどを振り返ってみることをオススメします。
仮交際をした後にお相手女性と交わした会話や、過去のデートでの振る舞いを思い出してみるとその中に改善したい点のヒントが見つかるかもしれません。