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素敵な異性と出会うと萎縮してしまい好意を寄せられているのがわかっていても自信がなく逃げのお断りをしがち、婚活を始めたのはいいが昔から人に合わせては気疲れする癖があり会った後は疲れから無気力になりがちだ……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
出会う異性のことを信じられない

自分の意見を主張せず相手に合わせがち

自己肯定感が低い方は自身が傷つくことに敏感になりやすいです。
そのため日常生活でもつい人の意見に合わせてしまったり、本当は言いたいことがあっても我慢をして言葉を飲み込んだりしてしまうことがよくあります。
婚活のシーンで言うと異性からデートの希望を聞かれているのに「何でもいい」と答えてしまったり、提案されたプランに納得できないのに自分からは提案ができなかったりなどが挙げられます。
自分の意見を飲み込んでしまう背景には、それを言うことで相手から不快に思われたくない、人を傷つけるのも本意ではないし自分も傷つきたくないといった心理があります。
ですが婚活中お相手の方はこちらのことを知りたいと思ってデートに臨んでいるので、意見を言わない姿勢は非協力的に見えて交際のモチベーションも下がってしまうのです。
交際相手に気を使いすぎたり尽くしすぎたりする

相手に依存しやすく束縛したくなる傾向あり

自己肯定感が低い方は自分自身を受け入れることが難しく、その代わりに人から良く思われたい・認められたいといった気持ちが強い傾向にあります。
婚活のシーンで得られた結果に対しては、自分自身の努力の成果と思うよりは「相手が認めてくれたから成功できた」と考えてしまいやすいです。
人から認められたい気持ちが強いために、例えば異性にひたすら尽くしたりモテるために整形を繰り返すなど、本当はあまり望んでいない状態から抜け出せなくなるお悩みを抱えている方も見られます。
そして自己肯定感が低い方は他者との関係の中に存在意義を見出す傾向があるので、受け入れる姿勢を見せてくれた異性の言うことには全て従ったり、自分を好きになってくれた特定の異性に依存しがちな点も人間関係の歪みを生じさせます。
理想が高く現実とのギャップに悩む

自分を責めたり過小評価をしたりしない

自己肯定感が低い方が婚活ストレスを溜めないためには、自分を責めたり過小評価をするのを止めましょう。
婚活をしていると、ふとした拍子に何かのトラブルや不安が生じることがあります。
例えばお相手の方からメッセージの返信が来なかったり、2人で考えたデートが微妙な雰囲気で終わってしまったりですね。
トラブルの中にはこちらが原因で起こってしまうこともあるかもしれませんが、多くの方が見てもそうだと思われないようなシーンではご自分を責める必要はありません。
上に挙げた例で言えば前者は仕事や生活が慌ただしく返信に時間がかかってしまった可能性がありますし、後者はたまたま人同士の相性が悪かっただけというのも考えられます。
婚活では人同士の相性次第で居心地の良し悪しは大きく変わります。
こちらが友好的に接しても相性が悪い相手ですとうまく気持ちは伝わりきらないものなので、「こういうこともある」といった開き直りの心を持つことが大切です。
それからご自身に対して過小評価をするのも、自己肯定感を高めるためには控えたいですね。
過小評価をする気持ちが強いと異性からのアプローチを素直に受け取れなかったり、人から雑に扱われても「こんな自分だから仕方ない」といった具合に納得してしまうなどの悪影響が出ることがあります。
自分自身の努力に対して正しい評価ができているかどうか、時々振り返ってみるといいかもしれません。
日頃からひとつは自分の良かった点を見つける

自己肯定感が低い方は思考の癖として、ご自身の長所よりも短所に目が向きやすい傾向にあります。
例えばデートを振り返ってみると、あの程度のことすらできなかった、こうすれば失敗がなかったのになど気持ちが後ろ向きになりがちです。
気持ちを入れ替えたからといって、長い人生で形成されてきた自己肯定感はすぐに上げられるものではありません。
ですが少しずつ前向きな自分になるために、日頃からひとつは自分の良かった点を見つけるようにしてみてください。
婚活でのデートがもし失敗に終わったとしても、その日よくできた振る舞いや前回の出会いで失敗したポイントの改善など、成長できた部分は何かしらあるかと思われます。
勿論婚活のシーンだけでなく、普段から自分の長所を認めて褒めていくことは大切です。
少しずつでも良い所を見つけて褒めることで段々と自分に自信もついていき、他者に依存しないでご自身を評価できるようになっていきますよ。
自分にとって悪影響となる人物から離れる

自己肯定感が低く自分になかなか自信が持てない方は、関わる人も慎重に選んだ方がいいでしょう。
日常的にご自身の長所を見つける努力を重ねても、積極的に関わってくる人との相性が悪いとトレーニングの効果が出るのが遅れる恐れがあります。
関わらないことをオススメする人の特徴としては、主に次のようなものが挙げられます。
・「私なんて~」「どうせダメだし」などネガティブ発言が多い
・「お前は何をやってもダメ」「無駄な努力はやめろ」「(自分磨きを頑張っている方に対して)今のままの◯◯でいい」などの発言でこちらの成長を妨げようとする
・いわゆる「自虐風自慢」でマウントを取ろうとする
・求めていないのに高圧的にアドバイスをしてくる
・「◯◯のためを思って言ってる」などと恩を着せる発言が目立つ
上記の発言に加え、一緒にいて直感的に気分が悪いと思う方とも極力距離を置くことが望ましいです。
そして一見寄り添っているように見えても、こちらの成長を停滞させようとしたり恩を着せる発言が多い方は交際してもプラスになることは期待できないでしょう。
その人との交際が本当に自分にとって必要なのか、現在抱えている人間関係によっては考える必要もあるかもしれません。
自分の意見を素直に伝える癖をつける

お互いにバランスの取れた交際関係を作るためにも、自分の意見は正直に伝えることを習慣化するといいでしょう。
自己主張をしない方は一見コミュニケーションの圧がなく好ましいと思われがちですが、自分の意見を全く言えないのは好印象どころかかえって逆効果になってしまいます。
婚活でのお見合いやデートでは、お互いの将来に向けて意見交換・確認が目的のひとつとなっています。
自分の意見を素直に言えないとお相手の方にはこちらの内面が伝わらず、スムーズに信頼関係を築くのが難しくなります。
やりたいデートや行きたいお店など、婚活でご自分の意見を伝えるシーンはたくさんあります。
慣れていないと、最初は思っていることを口にすることに抵抗があるかと思われます。
ですが適宜自分から意見を発信することは、婚活ではデメリットよりもメリットの方が大きいです。
お相手の方とやり取りしていく中で、意見を聞かれたり何か思うことがあった際には正直に思っていることを伝えるようにしましょう。
まとめ

以上、婚活の満足度にも影響あり! 自己肯定感が低い方の婚活傾向と改善策は? についての内容でお送りしました。
自己肯定感が低いと他者に依存しやすくなったり対人関係で無理をしてストレスを溜めがちだったりと、結果的にご自身の負担ばかりが増えてしまいます。
低くなった自己肯定感は普段の生活でご自分の良いところを発見していくのを習慣化することで、今からでも少しずつ育むことが可能です。
当てはまっている項目が多いと感じられた方は、本ページで取り上げた対策を参考にしながらご自身を労る習慣をつけてみてはいかがでしょうか