
目次
無料の婚活アプリで騙された経験があるからと有料婚活サイトに切り替えて婚活をしたがプロフィール詐称に合ってしまいがっかりした、すぐに打ち解けたと思ってしまった自分も悪いが婚活で出会った男性に住所やSNSアカウントなどを教えたら「お断り」後にストーキングされた……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
プロフィール内容と実際が異なる

婚活サイトやアプリに載せるプロフィールが実際と異なることは、有料婚活サービスでも時々見られます。
プロフィールと実際の間でギャップが発生しやすいものとしては、主に次のようなものが挙げられます。
・プロフィール写真を加工しすぎる
・プロフィールに記載している職業とは異なる職業に就いている
・収入の詐称
入会時に審査や独身証明書・収入証明書などの提出を義務付けている結婚相談所のようなサービスでは、例えば学歴や職業詐称、既婚者であることを隠すなどのトラブルは基本的には見られません。
ですが入会時から長い期間が経過している場合など、中には登録中に生活の変化がある方もいます。
例えば職業が変わってもプロフィールの更新を忘れており、結果的に虚偽の内容を掲載していたといったケースです。
異性に好印象を与えるために敢えてプロフィールの更新をしていなかったのか、本当に更新を忘れていたのかは本人にしかわかりません。
まずは一度お話をよく聞いてみて、怪しさが拭えないと感じられるのであればお断りを検討するといいでしょう。
プロフィール写真については、有料婚活サービスではプロのカメラマンやスタイリストにお願いをして写真を撮ってもらうこともあります。
写真撮影時に入念にセットしてもらうほど自分でその外見を再現する難易度は上がりますので、雰囲気は異なるけれど同一人物とわかる程度ならばあまり気にしない方がいいでしょう。
ただし体型が極端に異なる、年齢感が大幅に異なる、メイクで顔立ちが別人のように変わっているといった場合は警戒をしておくのもありです。
結婚する意志に乏しく交際を進展させようとしない

入会時に面接がある婚活サービスですと、結婚意志の有無を必ず確認されます。
結婚意思のないユーザーを入会させてしまうと結婚意思が強いユーザーにとってはノイズとなり、快適に婚活ができなくなるためです。
ですが中には親からの圧力などを理由に一応婚活はするものの、実際には結婚意志が薄いユーザーも存在します。
結婚意思が弱いユーザーは「結婚はできた方がいいけどできなくても構わない」程度のスタンスなので、婚活サービス内で出会った異性とのコミュニケーションにもあまり積極的ではありません。
有料婚活サービスを利用している結婚意思が弱いユーザーの特徴としては、次のようなものが挙げられます。
・数年単位など長期間登録している
・交際後自分からメッセージや電話などでコミュニケーションを取ることが少ない
・デートに誘う間隔が1ヶ月毎など大幅に開きがち
・真剣交際に進展させようとしない
・将来に関する話題や結婚観などの話題をはぐらかす
・真剣交際の交際期限を超過してからも延長しようとする
結婚相談所や有料婚活サイトの中には交際期間の上限が定められているところもあり、スピード感のある婚活ができるのが強みです。
その点に魅力を感じて利用しているユーザーが多い中、結婚意思が薄い方は結婚を先送りにしたがる特徴があります。
いつまで経っても交際が進展しなかったり、話を聞いてみて婚活期間が長すぎかつあまり活動をしていないように感じられるユーザーには注意した方がいいかもしれません。
強い口調などモラハラ気質が見え隠れしている

プロフィール写真やお見合い時の雰囲気は良くても、数回会ううちにモラハラ気質を顕にしてくる方がいることもしばしば見られる婚活トラブルです。
親しくなってくるとこちらにマウントを取ろうとしたり、店員などに暴言を吐いたり高圧的な態度で接する、子供やお年寄りなどに不親切にするなどの行為が見られたら、その方とは早めに距離を取りましょう。
真剣交際などのように仲が深まってしまった段階でモラハラ気質が発覚した場合も、お断りの方向で考えることを検討した方がいいかもしれません。
モラハラ気質がある方と結婚すると、こちらに自由がなくなったり逃げ道を潰されるなど一方的に負担を強いられることが想像に固くありません。
そうなってはこちらにとっては損になるため、これらの兆候が見えた時は気持ちを切り替えて次の出会いを考えることをオススメします。
結婚生活の障害になり得る程度の借金がある

安定感のある結婚生活を目指す方にとって、お相手の方の借金の有無は気になるところですよね。
借金は奨学金や資格取得など自分の成長になる性質のものか、ギャンブルや浪費などただ誘惑に負けて作ったものかどうかで大きく評価が分かれます。
奨学金は結婚生活を考えると完済した状態が理想的ですが、返済の目処がついている状態かつ思い描いている結婚プランへの影響が少ないのであればそこまで神経質になることはないでしょう。
ただし2人とも奨学金を返済中となるとやりくりが厳しくなる可能性もあるので、結婚時期や今後の計画についてよく話し合う必要があります。
ギャンブルや浪費などが原因の借金の場合は、将来のことを考えるとお断り方向で考えた方が心配がありません。
ギャンブルや浪費は依存症へと悪化することがあり、そうなるとすぐに脱却することは難しくなります。
結婚生活では常にお金が必要になってくるため、その点を脅かすようなお金の使い方をする方からは速やかに距離を取りましょう。
親離れ・子離れできておらず家族に依存する

家族仲は悪いよりは良い方が好ましいですが、距離感が近すぎて依存しているような場合は注意が必要です。
お相手の方と家族の距離が近すぎると、結婚後こちらの家庭に頻繁に口を出してきたり相手の親の言いなりにならなければならない、家族仲がこじれた時に誰もこちらの味方になってくれる人がおらず家庭内で孤立を強いられるなどのトラブルが予想されます。
特にお相手の方が親離れできていないパターンや、相互依存型の場合はこうしたトラブルが極めて発生しやすいです。
それから、上記のケースよりは多少負担は軽いとはいえお相手の方は自立していても家族の方が子離れできていないパターンもあります。
何か困ったことが起きた時に家族よりもこちらの立場に立って考えられるかどうか、家族がこちらの意にそぐわない意見を押し付けようとした時に毅然とした態度で断ろうとできるかどうかをよくチェックしてください。
お金を騙し取ろうとする、一方的に奢らせるなどの金銭トラブル

交際中の金銭を巡るトラブルは無料サイトや格安マッチングアプリほどではないにしても、有料婚活サービスでも時々見られます。
交際中の仲が良い異性からお金の相談をされると情に厚い方はつい聞き入れたくなってしまうかもしれませんが、お金絡みの出来事が発生した時はまずはお相手の方を疑うことが大切です。
ありがちな金銭トラブルとしては、次のようなものが挙げられます。
・食事量(または商品単価)が異なるのにいつもこちらが損をする割り勘を提案される
・割り勘のはずなのに明らかに多い金額を請求される
・「財布を忘れた」と言うので払ってあげたら次回のデートから財布を出さなくなった
・人当たりはいいがデートの度に高価なものや高価格帯の食べ物をねだられる
・「急にお金が必要になり困っている」といった内容の相談をされる
・交際中一言も相談なく家やマンションを買っている
上記のような状況に遭遇したら、頑なに相手の金銭は負担しない姿勢を見せるようにして気になることは遠慮なく質問しましょう。
それで回答をはぐらかしたり居心地が悪そうにする、怒る、断るなどの反応が見られたら、それ以上の交際は止めておいた方がいいですね。
わざわざお金と時間をかけて交際してもお金にシビアだと思われると相手の方から突然お断りをされたり、上記のように一方的に金銭を負担する関係が長く続いてしまうことが考えられるからです。
お断りをした後ストーカー(ネット含む)行為をされる

執念深い方の中にはお断りされた事実が受け入れられずに、ストーキング行為をする方もいます。
家や職場にしつこく電話をかけてきたり押しかけたりする他、ネットに個人情報を晒したりSNSアカウントに対して迷惑行為をしたりするといった事例も稀に見られます。
こうした迷惑行為は時に身の危険になる可能性がありますから警察に相談したり、家に押しかけられるなど緊急性が高い時は110番通報したりして身を守りましょう。
未然に防ぐ方法としては自宅を教えるのは真剣交際の成婚直前のような信頼できるタイミングになってからにする、勤務地など詳細な個人情報はすぐに教えない、婚活で使っているメッセージアプリ以外のSNSアカウントの存在は明かさないなどの対策が有効です。
婚活では連絡先を教える必要も出てきますが、信頼できる人物と判断できるまではLINEやメールアドレスなど個人が特定されないもの、ブロック機能が充実しているものを教えるようにしましょう。
まとめ

以上、早めの回避が大切! 比較的安全とされる有料婚活サービスでもありがちなトラブルと解決策は? についての内容でお送りしました。
入会条件が厳しい有料婚活サービスは、無料アプリと比較すると詐欺や既婚者など出会いのノイズとなるユーザーが省かれるため比較的安全なツールです。
しかし審査は通過できてもその全員が好ましい人物かというとそうは言い切れないため、一人一人信用できる人物かを見極める必要があります。
婚活をする方は本ページを参考にありがちなトラブルの内容を知り、実際トラブルに見舞われた時に自分がどう対処するかをシミュレートしてみるといいかもしれません。