デートをしている限り人当たりは良いと感じるが話を聞いていると漠然と「この人と結婚したら苦労する」と思ったことがある、会っている時は楽しく感じることがあってもメッセージは希薄だし会話の節々に違和感を覚えることがある……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
自己都合で自分から連絡をしない

交際に進展してもメッセージを送るのはいつも自分、デートの予定合わせ以外では一切連絡が来ない……というお悩みは婚活では非常によく見られるものです。
お互いに何か理由があって話し合った上でメッセージの頻度を抑えていたり、やり取りが希薄になった分どこかで埋め合わせをしてくれるのであれば特に問題はありません。
ですがそうしたフォローや理由が一切なく、メッセージの連絡が殆どないことに違和感を覚えた場合は交際中であっても異性探しなど婚活をアクティブに進めることをオススメします。
というのもお相手の方が自己都合で自分から連絡をしない場合は、今後自然消滅的に「お断り」の流れになりやすいことや挽回の行動を取る前に気持ちが急速に冷めていくことが考えられるからです。
連絡不精はまめに連絡を交わしたい方にとっては安心できない要素なので、その頻度について思うところがあれば一度お相手の方に気持ちを打ち明けてみるといいでしょう。
金銭感覚が大幅に噛み合わない

結婚するとお相手の方とは人生を共にすることになり、そこには常にお金の問題がつきまといます。
金銭感覚が受け入れられないと結婚生活でも揉めごとが多くなり、生活の満足度も下がってしまいます。
お見合いの会話中やデートでは、お相手の方の金銭感覚は必ずチェックしましょう。
どんな所にお金を使いたがり、どの部分で財布の紐を締めるのかを把握することはとても大切です。
プライドや考え方の甘さから浪費するタイプは勿論のこと、一見堅実な節約志向が強すぎるタイプも結婚すると窮屈さを感じることがあります。
生活に直結するような大事な部分ではお金をかけ、その他の部分は引き締めるといったバランス感覚が一致している方を選ぶことが理想的です。
家族との距離が近く依存的な関係になっている

結婚は当人だけでなく、家族同士の新しい繋がりもできることになります。
なのでお相手の方とそのご家族が、どのような距離感で結びついているのかもチェックしたいポイントです。
問題になりやすいのがお相手の方と家族の結びつきが強すぎて、共依存の段階まで到達しているケースです。
共依存している場合、婚活で出会ったパートナーよりも家族の意見を優先したり、結婚後の家庭に積極的に干渉してくる、家事や雑務を何でもやってあげていたためにお相手の方の生活力が育っていないなど複数の不安要素が発生しがちなためです。
「親に相談する」「親のアドバイス通りにした」などといったワードがお相手の方の口からしばしば出てきたら、普段どのような距離感で家族と接しているのかを会話を重ねて引き出してみるといいでしょう。
男性は家事しない・できなくて当たり前という態度でいる

現在は以前と比較すると、男性であっても家事ができる・当たり前に家事をこなす人は増えてきています。
現在は共働き世帯も多かったり不規則な働き方をするケースも珍しくないため、抵抗なく家事ができる人は多い方が一緒に生活している方は安心ができるでしょう。
ですが依然として、「自分は男だから家事などしない」「自分は家事ができないから相手がやるのが当たり前」と思っている方も存在します。
女性側に共働きではなく専業主婦をお願いしてきたり、お互いに仕事と家事で得手不得手が分かれており納得して分担した場合は特別問題ではありません。
そうでない場合は女性側の負担が重くなりがちなので、特に共働きを希望している方は男性の家事に対する姿勢はチェックしておきましょう。
また「相手は○○するのが当たり前」という考えは他者を押さえつけ支配することに繋がるので、こうした態度が現れていないかどうかを会話の節々から確認するのも忘れないようにしたいですね。
まとめ

以上、拭えない違和感! 関係見直しも視野に入れた方が良い価値観が現れるポイント4選 についての内容でお送りしました。
ご本人とご家族間での依存や金銭感覚の差、仕事と家事のバランスなどここで取り上げたものは結婚後に破局に繋がる要素の中でもとりわけよく見られるものです。
せっかく婚活が成功しても結婚生活の満足度が低くなっては勿体ないので、後々揉めやすい要素は交際中のコミュニケーションを通じて明らかにしたり、まだ後戻りができるタイミングで関係の見直しを検討してもいいかもしれません。