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マッチングアプリやお見合いで出会うまでは比較的スムーズだがその後連絡がないことが多々ある、人よりも容姿やスペックが優れている自覚はありお見合いを申し込まれることも多いが交際に進展することが殆どない……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
待ち合わせ場所には遅くても約束時間の10分ほど前に着く

日頃から待ち合わせ場所には時間ピッタリに到着するように行動している方もいるかと思われます。
ですがお見合いをする時は、待ち合わせ場所には遅くても約束時間の10分ほど前には着いているといいでしょう。
特にお見合い会場が自宅から離れている方や公共交通機関を使う方、混雑しやすい道路を使うことが多い方は時間ピッタリになるように行動をすると遅刻するリスクがあります。
初対面で遅刻をすることは、たとえどんなにスペックや容姿が優れていても覆すのが難しいほどのマイナスポイントになります。
また、早く待ち合わせ場所に着くことにはメリットもあります。
時間に余裕を持って行動することで、落ち着いて身だしなみを整えたりお相手の方のプロフィールをチェックするなどリラックスするためのアクションを取れるからです。
公共交通機関に遅延が発生するかどうかは個人の力ではどうにもできませんが、お相手の方からすれば会場に遅れて来ることは同じ遅刻扱いになります。
こうしたリスクを遠ざけるためにも、お見合いやデート時は早め早めに行動しておくことが望ましいです。
待ち合わせ場所に行く前に身だしなみを隅々までチェックする

一般的に女性の方は美意識が高く身だしなみを整えている方が多いです。
それでも、待ち合わせ場所に行く前にはパウダールームやお手洗いなどで全身の身だしなみチェックを行いましょう。
交通手段によっては家から待ち合わせ場所に着くまでに髪が乱れていることもありますし、仕事後にお見合いを行う場合などメイクをしてから時間が経過している時はメイクの崩れも心配になります。
全身の身だしなみを整えていれば整えずに異性と出会った時よりも自分に自信が持てますし、精神的な余裕も生まれます。
身だしなみのチェックには人によっては時間がかかることもありますから、その場合は目的地には30分ほど前に着くよう心がけるとかなりゆとりをもって準備が行えるでしょう。
お見合いをする日はメイク直しの道具に加えて、汗拭きシートや口臭ケアスプレー、ヘアブラシ、ソーイングセットなどを持ち歩くようにするとより清潔感を高めることができます。
表情や声は常に明るくなるよう心がける

プロフィールの内容や写真は印象が良かったけど対面時の印象が暗く見えた、というのはしばしば見られるお断り理由です。
どんなに魅力を持っている方でも、表情や声が暗いとお相手の方は拒絶をされた気持ちになりますし心を閉ざしてしまい打ち解けるのが難しくなってしまいます。
お見合いで緊張するのは普通のことではありますが、お相手の方の緊張をほぐす意味でも表情や声は明るくなるように意識を持ち続けることが大切です。
明るい表情や声は親しみやすさが湧くので、お相手の方も緊張を解きやすくなりその場の雰囲気も和やかになることが期待できますよ。
癖で表情や声が暗くなる、という方は私生活で人が見ていない時に口角を上げるトレーニングをしたり、普段から地声よりもワントーン高く声を出すことを意識し習慣化させるなどの対策を取るのがオススメです。
年収や役職の話題になった時に態度を変えない

安定した結婚生活を叶えるためにはお金は不可欠です。
なので生活の質に直接影響する、男性の年収や役職、または家柄などの部分が気になる方もいるかもしれません。
安定した質の高い結婚生活を送るという目標があるのであれば、これらは無視できない部分なので関心を持つこと自体は悪くありません。
しかし男性の趣味や休日の過ごし方など内面に深く関わる話題は反応を示さなかったのに、年収の話題になると食い入るように質問をするなど、あからさまに態度に表してしまうのは失礼な印象になります。
高収入やスペックが高い方は、出会う相手が自分のスペックにしか興味がないかもしれないことを念頭に置いて婚活している方も多いです。
お見合いの際は年収や役職だけでなく、その人の人柄や内面にも注目しましょう。
仕事の愚痴やネガティブ発言はしない

社会人になって年数が経過すると責任が重い仕事を任される機会も増えてきます。
ここで注意したいのが、お見合い時に仕事の愚痴やネガティブ発言を繰り返さないことです。
仕事の話題は自己紹介がてら、お見合いの席でも選ばれることが多いです。
しかしながら、そこから仕事や対人関係の愚痴などに発展してしまうとお相手の方はリアクションに困ります。
ネガティブな発言も同様ですね。
こうした話が止まらなくなると、お相手の方はこちらの人柄を確認しに来ているのに有益な会話ができず時間を無駄にしたような心地になります。
愚痴やネガティブな話題は、仲が良い人同士ならば一時的なストレス解消になりますが、お見合い相手に聞かせるには不適切です。
その場の空気も悪化させないためにも、なるべく前向きな話題やポジティブな気分になれる話題を選びましょう。
断りなく高価な飲み物やケーキセットを注文しない

お見合い会場に選ばれることが多いラウンジやホテルのカフェには、美味しそうなドリンクやデザートのメニューがたくさんあります。
何を注文するかも印象には影響しますので、頼みたいものをぱっと決めてしまうのは控えましょう。
印象が悪化するリスクがあるものとしては、こちらだけ価格帯が異なる飲み物を頼んだり、勝手にセットメニューを注文したりする行為です。
100円や200円程度の価格差ではお相手の方もそれほど気にしないかもしれません。
しかしドリンク1杯分程度価格差が開いてしまうような場合は、相談なしに注文すると印象が悪化するおそれがあります。
ケーキセットも同様で、話し合って二人共注文する場合でしたら問題はありませんが断りもなく一人だけ注文すると印象はあまり良いものにはならなくなります。
基本的には注文する商品の価格帯は、お相手の方の出方を窺いそれに合わせておくと失敗がありません。
もしどうしても特別なメニューが頼みたい時は、お相手の方に相談する、この時点で少なくとも自分の分は支払いの意思を示すなどするといいでしょう。
会計時には支払いをする意志を示す

婚活サイトや結婚相談所毎にルールは異なりますが、一般的にはお見合い時のお支払いは男性側が負担することを推奨されている場合が多いです。
ですがここで「サイトに男性が払うものと書いてあったから」といって支払いの意思を全く示さないと、印象をアップさせることは難しいです。
会計時にお財布を出さないことに加えて、負担してもらった後でお礼を言わなかったり無言でお見合い会場から立ち去ったりするのは尚の事印象がよくありません。
男性がお支払いを負担してくれるのは本人の心遣いによるものですから、くれぐれもそれが当たり前だとは思わないようにしましょう。
お見合いに時間を使ってくれたのはお相手の方も同じなので、少なくともご自分で注文した分はご自身で負担する意思を見せた方がいいでしょう。
気遣いができる男性ですと女性が支払う意思を見せても負担してくれることがあるので、その時は心を込めてお礼を言えるようにしたいですね。
解散時にはお礼を忘れないようにする

お見合いはお見合い会場で話し合いが終わったタイミングではなく、お互いに姿が見えなくなるまで続いています。
お見合いをした後はどっと疲れているかと思いますが、無言で立ち去ったり歩きながら軽く挨拶をしてお別れしたりすると印象アップは難しいです。
解散する時は立ち止まって落ち着ける状況で、時間を使って会ってくれたお礼を言うのがベストです。
歩きながら別れの挨拶をするよりも丁寧な印象を与えますし、信頼できる人物に見せられるでしょう。
お見合いがどんな結果に終わっても、貴重な自分の時間を使って会いに来てくれたことは事実なので仮に好ましくない相手だったとしてもお礼は言った方がいいですね。
丁寧な人ですと、別れの挨拶が終わった後もこちらの姿が消えるまで見送ってくれることがあります。
お見送りに気づいたら、軽く会釈をしたり手を振るなどのリアクションをすると温かさのある印象を与えられるでしょう。
そして、お見合いが終了したらなるべく早く「仮交際OK」か「お断り」かを伝えるよう心がけてください。
早く結果がわかった方がお相手の方も安心しますし、仮交際に進む方向であればこちらのやる気を間接的にアピールすることにもなります。
まとめ

以上、印象の悪化を防ぐ! 女性がお見合いのシーンで心がけておきたいマナー8選 についての内容でお送りしました。
お見合いから次に進めないのであれば、お見合い中にする話や話をしている時のリアクション、注文の仕方、お支払いの時の姿勢など実際に顔を合わせている部分に改善点があることが予想されます。
自分は大丈夫だと思っていても一度振り返ってみて、改善の余地がありそうな部分は少しずつ直していくとお断りのリスクを遠ざけることができるでしょう。