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友人が婚活を経て結婚したから自分も婚活をしてみたいけど何から始めたらいいのかわからない、婚活というとお見合いやパーティーに参加したり交際相手とデートをしたりととにかくやることが多く忙しいイメージがある……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
自分に向いている婚活方法を考える

婚活と一口に言っても、その方法は様々です。
友人知人に紹介してもらう昔ながらの方法や、カジュアルなマッチングアプリ、婚活パーティー、結婚相談所などそれぞれ特徴が違うのでご自分の性格や婚活スタイルに合ったものを選ぶのが近道です。
婚活形態毎の特徴は、大まかに紹介すると以下の通りです。
〇友人知人の紹介
・共通の知人がいることで話が膨らみやすい。地元やサークルなどのコミュニティに根付いた交際になる
・婚活を第三者に漏らされる可能性や、人柄や収入が完全に保証されているわけではないこと、友人知人がいない方はそもそも使えない手段というデメリットも
〇マッチングアプリ
・比較的安価で利用者が多くマッチングするだけなら困らない。婚活本番よりも恋愛や婚活の練習として活用しやすい
・結婚意志のないユーザーや既婚者・詐欺など悪質ユーザーも少なくない
〇婚活パーティー
・一度の参加で多数の異性と話すことができる。入会条件が厳しいパーティーを選べば異性のスペックの絞り込みも可能
・年齢、容姿、コミュニケーション力のいずれかが優れた人にだけ人気が集中する
〇結婚相談所
・結婚意志を持っておりなおかつ入会条件に当てはまる人だけ登録できる
・利用料金が高額になりがちで交際期間が短い
どの婚活手段にしても、その人の性格や現時点での婚活本気度によってオススメできるツールは変化します。
上記を参考にしながら、ご自分の目的にあったもの・使えそうな婚活ツールをメインで使っていくことが望ましいです。
婚活に集中する期間をひとまず設定しておく

計画を立てずに少しずつ活動をすると、その人の生活環境によっては婚活が長引く恐れがあります。
なので婚活の初期段階では、厳密に計画を立てるまではいかなくてもある程度期間を決めておくことをオススメします。
例えば「月に3人は新しい異性と出会って半年後までに恋人を確保する」「取り敢えず半年自分磨きをみっちり行ってからまずは1年だけ婚活をしてみる」などです。
大雑把でも計画を立てておくと、異性と出会うペースや自分磨きのスケジュールなど目標も設定しやすくなるので時間を有効に使えるようになります。
ただし「絶対に2ヶ月以内に恋人を作る」「毎週2人新しい人と出会う」などご自分の状況から厳しいと思われる程度の目標は立てない方がいいでしょう。
婚活の最初期段階では具体的に活動を起こすよりも、婚活ありの生活に身体・メンタルを慣らしていくことが大切です。
まずは達成できそうな目標から設定し、本格的な活動に向けて準備をしておきましょう。
理想の結婚像や異性像を思い描く

SNSやマッチングアプリ、街コンなどの緩い出会いでは、いきなり結婚観や結婚相手に求めることなどを聞かれることは殆どありません。
こうしたツールは恋活の延長線上や遊びで使われることが多く、本気の婚活目的で利用している人は少ないからです。
一方で、上記の話題は高額な費用がかかるタイプの婚活サイトや結婚相談所では出会いの最初期に聞かれることが多いです。
婚活サイトや結婚相談所は結婚意志が強い人が登録していますから、当然相手にも結婚への意欲を求めます。
理想的な結婚生活や異性像は、なんとなく頭の中に描けていてもそれを明確にして言語化するのは少し難しいものです。
ですが上記の話題は本気の婚活者が多い婚活サービスでは必ず聞かれる話題ですので、答えに詰まらないようにご自分の中で回答を考えておきましょう。
婚活最初期はまだ情報も少ないので、現実から離れすぎた理想を描いたり本来であれば重要ではない条件にこだわってしまうことも予測されます。
この辺りは婚活の情報を本格的に集め出したり、異性と接する機会を繰り返してやっと把握できる部分もありますから将来的に修正を加えていってもいいでしょう。
部屋や家の周りをきれいに片付けておく

婚活の真剣交際の定番デートのひとつに、お家デートがあります。
家デートはお互いの結婚生活を連想させるキッカケになったり、その人の内面にもより深く触れられるのがメリットです。
整った部屋であれば好印象を与えられますが、物が散乱していたり不衛生な面が目についたりすると結婚を思い留まってしまう方もいます。
人によっては整理整頓にも時間がかかると思われますので、部屋の掃除や家の周りの片づけなどは婚活を思い立った頃から始めておくのがオススメです。
本格的に婚活をすると休日はデートやお見合いで潰れることも多くなり、片付けに集中できる日は案外少ないです。
婚活の最初期ならばまだ時間の使い方にも融通が利きやすいので、そのうちにある程度居住空間をきれいにしておくと後々楽になります。
家事スキルや金銭感覚を高める

自分磨きの方針を立てる

自分の時間に対する考え方を見直す

本格的に婚活が始まると、婚活をする前よりも確実に自分の時間は減ります。
休日はデートやお見合いが入る日が多くなりますし、スキマ時間にはサイトやアプリで異性を検索したりと婚活は何かと時間が取られます。
そこで休日はデートよりも自分の趣味を優先させたり、仕事の予定をぎゅうぎゅうに詰め込んだりしていると婚活はうまくいきにくいです。
というのも婚活ではたまにしか出会えない高スペックな方よりも、コンスタントに会えるそこそこの条件の方の方が最終的に選ばれやすい傾向にあるからです。
婚活で成功することを第一に考えると、時には趣味を楽しむ時間を減らしたり仕事の予定を調整しなくてはいけないこともあるでしょう。
好印象に思われるためには、パートナーが「会いたい」と言っているならば仕事終わりに時間を作ってでも会ってあげた方がいい場面もあります。
相手のために自分の時間を使えるのは、ひとつのコミュニケーション能力と捉えられます。
婚活でマッチングした縁を逃さないためにも、自分の時間に固執しない考え方を少しずつ身に着けていけるといいですね。
婚活の良い部分だけでなく厳しい部分にも目を向ける

高額な利用料金がかかる婚活サービスは、入会条件が設定されている都合上知人の紹介やSNSなどよりも高条件な異性と出会いやすいのがメリットです。
しかしながら、いくら高スペックな方が多く在籍しているといっても現実を知らずに条件設定をしていては出会いを逃します。
例えば「年収1500万円以上で芸能人並の容姿で家事を全て外注させてくれる優しい20代の男性」「25歳までの美人かつ高年収の正社員で結婚後も家事育児を全てやってくれて共働きできる人」などです。
それに仮に高スペックな方がいたとしても、その人がこちらからのお見合いを承諾してくれたり好きになってくれる保証はありません。
婚活サービスは登録すれば自動的に異性が見つかるイメージがありますが、理想が高すぎる場合や自身に強いマイナス要素がある場合婚活が難航しやすいのが現状です。
本格的に婚活をする前に気になっている婚活サービスのユーザーデータを見たり、自分磨きをして高スペックの方からも振り向いてもらえるようにしたりなどの対策も婚活方針によっては行う必要があります。
まとめ

以上、そろそろ本気で結婚したい! 婚活しようと思い立ったらすぐにやっておきたいこととは? についての内容でお送りしました。
婚活を思い立った段階では、実際に活動している時と比較するとまだ時間の使い方に余裕があります。
そのため自分磨きや自己分析、生活環境の掃除など比較的時間がかかる部分から取り組むことで、いざ本格的に婚活を始めた時にスムーズに動けるようになります。
婚活サービスに登録する前からでも将来の印象アップのためにできることはたくさんあるので、これらに取り組みつつ婚活への準備も進めていきましょう。