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金銭感覚を磨くために一人暮らしを開始したのに人からは金銭感覚がおかしいと言われてしまった、自分では普通の生活をしているが婚活で出会った異性に「金遣いが荒すぎて一緒に生活できる気がしない」と言われた……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
見栄のための出費が多い

金銭感覚がおかしいと思われやすいものとしては、生活に必要な出費ではなく見栄のための出費が多いことが挙げられます。
ご自分にとっては当たり前の出費と思っていても、その内容によっては賢くないお金の使い方と思われてしまうことがあるのでお金の使い方が適切かどうか日頃から見直す視点は大切です。
一例としては、以下のようなものが見栄のための出費と思われやすいです。
・勤務地が近いなどといった理由もなく、家賃が相場よりも高い一等地や富裕層が多そうな地区に住む
・SNS映えや人から褒められたいだけのためにハイブランド品を購入する
・洋服や車、時計など目に見えるところにばかり過剰自己投資する
・初デートでフルコースディナーを提案する
・機能性よりも人から注目されるブランドを重視して物を購入する
・友人知人や会社の人間関係でお金を負担してあげたエピソードを披露する
これらは独身であれば本人の手元のお金が減るだけなので、誰にも迷惑はかけません。
しかし結婚生活となると、例えば将来への貯蓄や二人の生活費、それに追加して子供を持つ場合は学費などお金を使う場面も増えてきます。
すると実用的ではない見栄の出費が多い方は結婚生活での不安要素があると捉えられ、一見魅力的には映ってもパートナーとして選ばれるのは難しくなってしまいます。
友人知人が多く交友関係が派手

友人知人が多い方や人付き合いにまめな方は、社交的ではない方と比較すると交際費がかかります。
例えば周囲で結婚する友人が多ければ無視できない額のお金が御祝儀として出て行ってしまったり、月に何回も遊びに行けば思うように貯蓄もできなくなります。
一方で友人知人がいない方、人付き合いがドライな方は交際費を貯金や他の用途に回せるため、堅実なお金の使い方をしやすいです。
友人知人が多かったり会社の付き合いでお金を負担することが多い方はその場ではまめで好印象に見られるものの、婚活の場で出会う異性からすると不安に思われやすいとも言えます。
多くの方は結婚後は結婚生活を最優先にすべきと考えますので、交友関係が派手な方は貯蓄がしにくいイメージから敬遠されやすいポイントになります。
毎週のように友人などと遊びに行ったり人間関係で金銭的な負担をすることが多い方は、そのお金の使い方が自分にとって本当に適切なのか考え直すことも必要かもしれません。
収入の大半を趣味やギャンブルにつぎ込んでいる

入会条件がある婚活ツールを利用している方の大多数は、定職に就いて一定以上の収入も得ていることでしょう。
しかしながら、生活に十分な収入があったとしてもその多くを趣味やギャンブルにつぎ込む方は婚活ではあまり良い顔をされません。
特にギャンブルの場合は得るものよりも失うものの方が多くなりがちで、依存性が高いこともあって大半の方がマイナス印象を抱きます。
趣味についてはストレス解消の面もあったり物や経験として残るので多少お金を使っても問題ありませんが、それでも生活が傾くほどつぎ込んでいると印象は悪くなります。
婚活を開始したらその出費に対して価値があるのか、その都度考える冷静さを持つといいでしょう。
自分の生活にかかるお金を把握していない

一般的には、実家暮らしよりも一人暮らしをした方が自分のお金を自分で管理することになるので金銭感覚が磨かれやすいです。
ですが中には一人暮らしをしていても自分の生活にどれだけのお金がかかるか、あまり把握できない方もいます。
現在はクレジットカード払いやアプリ決済が浸透しているので、お金を使った実感に乏しく月末になって焦ってしまうパターンはよく見られますね。
また外食や買い食いをする機会が多い方も、1回の支払額は少なくても積み重なるとかなりのものになるのでお金を使ったことに気づきにくくなります。
使った金額が把握できない方は、クレジットカードの利用通知が届くように設定したりこまめに利用明細をチェックしたりすることを習慣化させましょう。
衝動買いや無駄な買い物が多い

婚活で交際が始まったら、お相手の方とデートに行く機会も増えますね。
その時の買い物の仕方は、お相手の方にチェックされていると思っておきましょう。
高価な品物を熟考せずに買ったり、その場のノリで優先度の低い物を買ったりすることが多い方は不安のある金銭感覚だと思われやすいです。
婚活をしている方は安定志向が強い人が多いため、慎重に検討せずに高価なものを買ったり余分な買い物が多い方は堅実な方と比較して選ばれにくいです。
現在は余分な物を買ってしまっても中古販売店やフリマアプリなどで売ってお金にする方法がいくつもありますが、それでも使った費用を全額回収することは難しいです。
物を買う際は本当にそれが自分に必要なものなのか、購入するその瞬間限りの楽しみにならないかを慎重に考える癖をつけましょう。
低収入ではないはずなのに金欠で低予算デートばかり提案する

有料婚活ツールに登録している方の多くには収入がありますし、入会条件に収入が含まれている婚活ツールですと生活に余裕があるだけの収入を得ている人が大多数です。
ところが、それにも関わらず金欠なことが伺える方や低予算のデートばかり提案する方は金銭感覚が破綻していると思われやすいです。
それなりに収入がある場合、お金の使い所を見極めたり毎月一定額の貯金をする習慣をつけていれば金欠に陥るケースはあまりありません。
それができていないとデートや貯金に回せるお金が少なくなりますので、婚活で出会った異性からの印象を上げるのは難しくなります。
婚活を始めると、毎週のようにお見合いやデートの予定が入ることも珍しくなく婚活する前よりも自由に使えるお金は減ります。
しかしながら婚活の交際費をケチるとお相手の方から良く思われることは難しく、選ばれない状態が続くので結果的に出費も増え、その上パートナーができない状態に陥ってしまいます。
そうならないよう、婚活を始めたら婚活以外の交際費や食費、雑費などからお金の使い方を見直し、婚活にかかるお金を確保することをオススメします。
1円単位の割り勘をしようとする

「金銭感覚がおかしい」というとまずイメージされるのが、お金遣いが派手なケースです。
一方で倹約家は堅実なイメージはあるものの、度を越すとケチだったり非効率だったりと悪印象が強くなる点は留意してください。
婚活シーンで時折耳にするのが「1円単位での割り勘が続いたため交際を終わらせた」というものです。
会計時に店内で二人で小銭を出し合うのはスマートではありませんし、事前にコンビニなどでお金を崩して小銭を確保する手間を相手に強いることになります。
財布の中から小銭を漁ったりお金を崩す程度の時間があれば、お相手の方と楽しく生産性のある話のひとつはできるはずです。
その機会を自ら捨ててまで細かくお金にこだわる方は、結婚生活の窮屈さや話し合いの困難さが予測されるために敬遠されます。
また食事デートの場合、男性と女性では食事量が違うことも多く割り勘にするとよく食べる方の方が奢られて得をするケースも発生します。
割り勘を提案してちゃっかり奢られ分を得しようとすると、お相手の方もただ言いなりになるわけではないのですぐさま見抜かれます。
自分の分は自分で出すように提案したり、どうしても割り勘したいならぴったり金額を用意できないことはお互い様と割り切ってお金を出し合うようにしましょう。
強いストレスや非効率を感じる程度の節約をしている

問題なく生活を営むため、そして貯蓄を増やすには日頃からの節約が大切です。
しかし、節約に捕われるあまりとても非効率的な生活を送っていたり、心身に負担がかかりそうな節約をしている方は印象がよくありません。
例えば1週間湯船のお湯を使い回したり、節約のために公共交通機関を頼らず途方もない長距離を自転車で移動する、節約のためにちょっとした買い出しでも数十キロ先にあるスーパーに行くなどです。
これらは自分ひとりの生活であれば、誰にも迷惑をかけないのでご自分が納得するように行っていいでしょう。
ところが婚活の場合、出会う異性は同じような生活を自分にまで強いてくるのではという点が引っかかります。
節約は大切ではあるもののやりすぎて時間が犠牲になったり、健康を損なったりしては元も子もないので無理のない範囲で行いましょう。
まとめ

以上、一緒に生活するビジョンが見えない!? 一人暮らしなのに金銭感覚がおかしいと言われてしまう方の特徴とは? についての内容でお送りしました。
一般的に一人暮らしの方は実家暮らしの方よりは金銭感覚が身についていると捉えられます。
しかしお金の使い方が結婚生活には向いていないと判断されたり、時間効率やお相手の方の気持ちを無視してまで節約に走ったりする方は共に生活するのは困難と思われてしまいます。
一人暮らしですと注意してくれる人も周囲にいないので、ご自分で意識を向けて金銭感覚の危うさに気づくしか方法はありません。
今のお金の使い方が結婚生活でも通用するか、賢い使い方ができているかに常に関心を向けて生活をしていきましょう。