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人からは「優しくて癒やされる人」と良く言われるのに1年婚活をしても男性との良縁がなかった、人には思いやりを持って接することを昔から心がけているのにモテると思いきや恋愛経験が少ない……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
結婚に対して実はそれほど前向きではない

マッチングアプリや婚活サイト、結婚相談所など婚活のために使える出会いのツールは豊富にあります。
こうしたマッチングツールを利用している方は増えていますが、必ずしも全員が結婚への強い熱意を持っているとは言い切れません。
例えば婚活のスタートとしてお試しに使っているケースだったり、結婚願望の強さが中途半端で「いい人がいれば結婚したい(結婚できなくてもよい)」と考えていたりすることもあります。
強い結婚願望があれば自分から行動する機会も多くなりますので、マッチングの機会が獲得しやすかったり異性に自然と積極的にアプローチしたりできます。
また、結婚相談所や婚活サイトの中でも高額なサービスの場合は男性も結婚に対して真剣なので、結婚願望が強い方ほど活動はしやすくなります。
ですが結婚に対してそこまで前向きでない場合は行動を起こすモチベーションが生じにくいため、出会いの数が増えなかったり結婚目的の男性からはマイナス印象に受け取られやすくなってしまいます。
趣味や仕事など婚活以外に夢中になるものがある

現在は自分の人生に結婚以外の楽しみを見出す方も非常に多くなっています。
代表的なもので言うと趣味や仕事などですね。
大切にしているものがあるのは良いことですが、それらを常に婚活よりも優先したい方は良縁を逃しやすくなります。
例えばお相手の方が1週間後にお見合いを希望しているのに、こちらは1ヶ月も後の日程を提案すればその間にお相手の方のモチベーションは下がります。
それだけでなくお相手の方を待たせ時間を必要以上に奪うことにもなりかねず、こちらが後回しにしている間に別の異性と交際に進んでしまうことは珍しくありません。
人生において結婚は絶対に必要なものとは言い切れなくなっているものの、婚活で出会うお相手の方はそうは考えず強い熱意を持って婚活をしているかもしれません。
婚活サービスに登録している間は、コンタクトを取ろうとしてくれているお相手の方や交際相手にはなるべく時間を使ってあげた方が良縁を逃しにくくなります。
自分に自信がなく異性に対して積極的に関われない

婚活という場面に限定せずに自分に自信がなく、積極的に人と関わっていくことが苦手な方は少なくありません。
婚活面では元々人見知りしがちな方や、女子校出身者や同性ばかりの職場で異性と関わった経験が少ない方ほど異性に対して消極的になってしまう傾向があります。
自分に自信が持てないとお見合いやデートをしても振る舞いが消極的になるため、お相手の方の記憶に残るほどの強い好印象を与えるのが難しくなります。
すると「お断り」をされてしまい、更に自信がなくなる負のループに陥りがちです。
自分に自信が持てない方は、自分磨きをするのが最も効果的です。
例えばスキンケアや髪型のアップデートなど、コンプレックスに感じている部分を少しでも改善できれば意識は少しずつ前向きになっていきます。
仮にその出会いが失敗に終わったとしても、自分磨きをすることで身に着けた外見なりコミュニケーションスキルなりは自分の身に残り続けるため無駄になりません。
また、婚活では時に自分に強い好意を持ってくれる方と出会うことがあります。
最初から好意を寄せてくる方には違和感を覚える方もいるかもしれませんが、素直にその好意を受け入れて交流を深めていくことでも自信はついていきます。
まだまだ自分磨きできる部分が多く残っている

婚活で特に大切なのが、自分磨きをし続けることです。
婚活パーティーにしても結婚相談所でのお見合いにしても、出会える異性は多いですが同じくらい同性のライバルも存在しています。
最後に選ばれる可能性を上げるためには、同性ライバルに勝てるほどの総合的な魅力を身に着けておくことが望ましいです。
自分磨きには終わりがなく、どんなに素晴らしい人でもまだまだ成長できる余地があります。
いきなり高いレベルを目指すと挫折するおそれもありますので、まずは自分が良くないと感じている部分やコンプレックスを軽減するための努力から始めるのがオススメです。
以前よりもましになったな、と感じたら異性からより良く見られるために自分磨きを重ねてみるのもいいでしょう。
コンプレックスを解消するには、中には年単位で時間がかかるものもあります。
そんな時は改善のための努力をしつつ、持っている長所をひたすら磨き続けるのも有効な戦略です。
例えばコミュニケーションスキルを磨いて人の心を開きやすくしたり、プロレベルの料理を身に着けたりですね。
多少至らない点があったとしても、それを上回る魅力があれば好印象を感じてくれる異性と出会える可能性が生まれます。
自分の意見を主張せず『都合がいい人』止まりに思われやすい

婚活女性に度々見られるのが、人の顔色を気にするあまり自分の意見をうまく言えないタイプの方です。
普段人から「いい人」と言われる方は自分の意見を強く主張して押し付けることがないため、人に不快感を与えません。
ですが一方で何を考えているのかわからなかったり、判断を委ねられた相手からすると「自分の言動が負担になっていないか」と不安を感じる要素にもなっています。
最近は自分がひたすら相手を引っ張りたい男性よりも話し合いができることを重視する男性が増えていますから、意見を出せないことはマイナスポイントになりかねません。
デートなどで行きたいところややり取りをする時の希望があれば、まずはお相手の方に話してみることをオススメします。
強引に自分の意見を押し付けると嫌な人と思われますが、ただ意見を伝えるだけならそうした印象には思われません。
むしろ思っていることを二人でシェアできて安心感が生まれますし、相手に合わせているだけよりも人柄の把握もしやすくなります。
コミュニケーションへのやる気があるとも思われますので、思っていることや希望があればなるべく伝えられるといいですね。
出会いの場で出会った男性よりも家族を優先しがち

「いい人」とよく言われる方は身近な人間関係を大切にしている方が多いです。
家族のような繋がりが強い人間関係を大切にするのはいいことですが、婚活で出会った異性よりも優先する方は良縁を逃すリスクがアップします。
例えば休日に、家族と婚活男性の両方から遊びの誘いを受けた場合にどちらを選ぶでしょうか。
また、身近な人から勧められた婚活用の服と婚活で出会った男性が「いいね」と言ってくれた服のどちらをデートに着て行きたいでしょうか。
家族仲が良いことは一般的には好印象に受け取られます。
しかし家族の言いなりになっていたり自分の家族が第一になっていると、お相手の方からすると疎外感や違和感を覚える一因になります。
家族の縁は少し言うことを聞かなかったり、顔を合わせない程度で途切れるものではありません。
一方で婚活中に出会う異性とはまだそこまで盤石な関係ではないので、デートの日程を少し後回しにしたり家族との接し方の違和感などから縁が切れてしまうおそれもあります。
失敗リスクを遠ざけたい方や少しでもいいなと感じている異性であれば、婚活中は誰よりもお相手の方と接する機会を作ることを意識するといいかもしれません。
婚活しなくても日常に自然と良い出会いがあると思い込んでいる

人から「いい人」と言われる方は穏やかで、競争心も剥き出しではありません。
こうした方からすると、婚活の場はギラギラした必死さが感じられてしまうことでしょう。
婚活のひりつくような緊張感に苦手意識があると、婚活を諦め日常生活の中で出会いを見つけようとする考えに至ることがあります。
人の入れ替わりが多かったり、未婚の異性が多く属している生活環境であればまだ希望はあります。
しかしながら顔を合わせる異性が常に決まっている場合や、既婚者ないし同性しかいない職場だったり職場と家の往復で生活が完結している場合新しい出会いが自然に発生するのは非常にレアケースです。
特にここ数年間を振り返って異性と親しくなった機会がなければ、今の生活を続けて結婚可能な異性が突然現れ両思いになり結婚まで進むことは困難と思っておいていいでしょう。
結婚願望があるのであれば、今後訪れない可能性が高い自然発生的な出会いに賭けるよりも本格的に婚活を開始した方が時間のロスは少ないです。
まとめ

以上、なぜか長年良縁がない! いい人と言われるのに結婚できない女性の考えられる原因とは? についての内容でお送りしました。
人から「いい人」と呼ばれる方はコミュニケーションの威圧感がなかったり人当たりが良いことから、婚活成功しやすい要素は既に持っていることが考えられます。
しかし異性よりも家族や友人を優先したり、婚活中なのに異性と向き合わずに常に自分の都合を優先させたりしていると良縁は逃しやすくなってしまいます。
友人が多く周囲の人と円満な関係を築けることが多い割に出会いの場ではうまくいかないと感じることが多い方は、本ページを参考に婚活への考え方なり姿勢を見直してみるのもいいかもしれません。