大人しい男性は婚活でもモテないと思って積極的に発言しているのになぜか相手からの反応が良くない、話下手な自覚はあるが女性からはいつもお見合い段階でお断りされているので欠点がわからず改善のしようがない……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
ひたすら質問を重ね続けると面接官のような印象になる

会話にあまり慣れていない方がやってしまいがちなのが、お相手の方の話を深掘りせずに別の話題に関する質問をしたり、自分の話にすり替えてしまう行為です。
例えば「外食でよく行くレストランは何ですか?」と聞く機会があり、相手が「イタリアンです」と答えたとします。
そこで「そうなんですね。では趣味は何ですか?」と別の話題に流すと、お相手の方は面接での一問一答をやっている気分になってしまいお見合いで充実感を得ることができません。
そうなっては好印象に寄せていくことも難しくなりますし、お互いに心を開きにくくなるため人となりも伝わりにくくなります。
上のケースであれば「美味しいですよね。イタリアンなら私はパスタが好きなんですが、あなたは何がお好きですか?」といった具合に話題をより掘り下げるとお相手の方も心地よく会話を楽しむことができるようになるでしょう。
否定から入る人は好印象に思われることが難しい

会話をする時に悪印象に思われやすいものとしては、否定から入ることが挙げられます。
お相手の方が何か発言をしているのに「いや、それは違う」「その考えおかしくないですか?」などと否定から入ると、円滑にコミュニケーションを取る気がないと思われるために婚活は難航しやすくなってしまいます。
そのため相手の意見にまず否定しがちな方はそのクセ自体を改善することをオススメします。
とはいえ、出会う全ての方の全ての発言に同意できるものでもないと思われます。
異なる意見を持った場合は「そういう考えもあるんですね。私は○○と思っていました」「私はいつも○○と捉えていたので、そういった見方もあるのは驚きです」と言い方を変えるだけでもかなり印象の低下は防げます。
声の大きさや話の速さが適切かどうか気にかける

婚活ではつい人ウケすることを話そうとしたり、暗記したフレーズを間違いなく言えることなど発言の内容そのものに目が向いてしまいがちです。
ですが発言の内容と同じく、声の大きさや話す速さも大事なことを覚えておきましょう。
静まり返ったホテルのラウンジや高級レストランで大声で話してはお相手の方に恥ずかしい思いをさせてしまいますし、一方で混んでいるお店の中でボソボソと話すとお相手の方は聞き取ることに神経が集中し会話が楽しめなくなります。
マスクをしていると、声量が足りないことでコミュニケーションが取りづらいといった意見がしばしば見られます。
声量に自信がない方や滑舌が悪い方は普段の調子で話していると、周囲の環境によっては聞き取ることが難しくなるのでより力を入れてハキハキ発声するのを心がけましょう。
それと同時に話すスピードにも気を配ってみてください。
話の速度が遅い分にはあまり問題にはなりませんが、早口でまくし立てるような話し方をする方は状況によっては聞き取りづらく悪印象に捉えられやすいです。
話すスピードが早いと周りが見えない、威圧的、信用しにくいなどプライベート面ではマイナスに働きやすいので、お相手の方の話すスピードに合わせて発言のスピードを調節すると聞き取りやすくなるでしょう。
自慢話はする必要がない

婚活でまだあまり親交のないお相手と出会うシーンでは、自ら短所を打ち明けることはあまり得策とは言えません。
一方で優れている所をアピールしすぎるのも、見る人によってはプライドが高かったり良くない性格に映り悪印象になることがあります。
よく見られるケースとしては「デートの時には自慢の高級車で迎えに行く」と言ったり、「美味しいフルコースがあるお店には行き慣れてるから良いところを紹介する」などが挙げられます。
これまでの経験や持っている物など優れている所は、自分から言わなくてもこれから交流を重ねていく上で徐々にお相手の方に伝わっていくことです。
自慢を好意的に捉えステータスの高さに好感を持つ女性もいますが、同時に悪印象になるリスクもあるため自慢と受け取られる恐れがある発言は控えた方が無難です。
まとめ

以上、無意識のうちにチャンスを逃している可能性も! 敬遠される話し方と好印象に繋げる秘訣とは? についての内容でお送りしました。
身だしなみや振る舞い方に気をつけていても、話し方に良くないクセがついていると婚活で好印象に見せることは難しくなってしまいます。
気をつけているのに結果が出ない方や会話に自信がない方は、自身の発話を録音して聞き直してみると改善できそうな点が見つかるかもしれません。