自分では何回も文章を見直して慎重にメッセージを送っているのに言葉遣いが理由でお断りされたことがある、多少砕けたメッセージの方が相手も緊張しないと思うから友達に送るようなフレンドリーなノリでメッセージを送っている……という経験がある方もいるのではないでしょうか。
言葉に対する価値観が合わない

現在メッセージは日常的なやり取りをするために多くの人に使われているツールです。
気軽に使える一方で、オンラインを介した婚活ではメッセージでのウェイトはかなり重い点には留意したいところです。
お見合いを突破し仮交際に進んでメッセージのやり取りができるようになった段階では、まだお互いに打ち解けているとは言えない状況です。
そこで例えば「まだ×2」「ィィと思ぅ」といった砕けすぎたメッセージを送ると、言葉に対する価値観が異なることに悪印象を持たれかねません。
婚活は結婚を考える大人同士が出会うものですので、こういった言葉使いをする方に対して人として尊敬するのが難しい、遊び目的と勘違いしているのではないかと感じる方も少なくないことは覚えておきましょう。
大人なのに適切な言葉を使えないのは将来が不安

婚活では将来を共にする相手を探すことが目的となるので、不安要素は少しでも少ないことが望ましいとされています。
ある程度の年齢を重ねても適切な言葉が使えないのは、年収や職業など基本的なスペックと比較すると地味な部分ではあるものの不安要素のひとつになり得ます。
いくつか挙げると「すいません」「こんにちわ」「こんばんわ」などは、自分では丁寧に記入しているつもりでも言葉に敏感な方は拭えない違和感を抱く表記の一例です。
婚活の出会いはビジネスシーンほどは肩に力を入れなくても良いものの、それでも気を抜きすぎてはお相手の方から信頼は得られません。
そうした場で誤った言葉を使うと、仕事でもどこか抜けている部分があるのではないかとメッセージを受け取った側は不安に思います。
一般常識が身についていない印象がある

何度も繰り返し文字の表記を間違えたり不適切な言葉を使い続けると、他者に一般常識が身に着いていない印象を与える恐れがあります。
例えば「すみません」は漢字で書くと「済みません」となり、気持ちが収まらないことや用事が済んでいないために申し訳のなさを感じるといった意味を表します。
こうした語源を知っていればメッセージで「すいません」と誤った表記をすることもないでしょう。
一度や二度のミスであればタイプミスの可能性もありますから、お相手の方もそこまで気にはならないかもしれません。
しかし何度も繰り返し同じ語句を間違えると、一般常識としての知識が不足しているとみなされお断りを後押しする一因になることがあります。
内面が幼稚な印象を与える

現在婚活をしているということは将来を考えるほどの年齢になり、日々仕事にも打ち込んでいるかと思われます。
どういった文面のメッセージを送るかには、その人の性格や内面の成熟度合い、価値観などが現れるため婚活で判断されるポイントのひとつです。
「そぅだね」「行く②」などの一昔前に若者の間で流行った表記や、「すいません」「そお思う」といった誤った表記が繰り返し見られると、内面が幼稚な印象をお相手の方に与えてしまいがちです。
どんな言葉を使うかにもよりますが、若者言葉を使っていた当時から振る舞いがアップデートされていない、間違いを修正できるタイミングはあったはずなのにそれをしなかった、と基本的には否定的に受け取られてしまうでしょう。
メッセージの度に相手を苛つかせてしまう

まとめ

以上、メッセージを送ってもお断りになる! 不適切な言葉遣いの方の婚活が難航しやすい理由とは? についての内容でお送りしました。
何度もメッセージをやり取りする婚活では、丁寧かつ正しい表記のメッセージを送ることが地味ながらとても大切です。
砕けきったメッセージは親しみやすさや柔らかい印象を与えるどころか、一般常識がない、仕事があまりできなそう、不誠実そうなどの悪印象に受け取られるなどデメリットばかりです。
メッセージでの言葉遣いは大人になると他者に指摘される機会が減る部分ですから、気をつけている方でも普段使っている言葉を検索して語源を調べてみたり、間違っていないかを確認してみるといいかもしれません。