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自分は趣味を生きがいにしているのでそれを一緒に楽しめる女性でないと結婚は厳しい、交際中の女性を自宅に呼んだら収集しているオタクグッズに嫌悪感を抱かれデート直後に振られた……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
初対面でも緊張を解きやすい

婚活のシーンでとりわけよく聞かれるお悩みのひとつに、お相手の方と何を話せばいいのかわからないというものが挙げられます。
お見合いや初デートなどまだ打ち解けていない間は、お相手の方の内面も把握できませんし緊張感が強いために話題選びで困りがちです。
特に婚活では年齢の若さや収入の高さなどスペック重視の出会いを希望するケースも少なくないので、共通した話題がない方同士のコミュニケーションは苦労することが多いです。
趣味の一致を条件に出会う異性を探す場合、共通点が何もない出会いと比較すると話題選びがしやすいのが大きなメリットです。
趣味の一致は仲間意識が生まれるキッカケでもありますから、スムーズに緊張感をほぐせてその後も自然と仲を深められることが期待できます。
スペックに捕らわれない異性探しができる

趣味を通じて自然と仲良くなれる

婚活では自分とは異なる生活環境や価値観の人と出会うケースが多いです。
全く共通点がない二人が出会う時によく聞かれるのが、話題も合わないしデートの方向性も異なる、といったお悩みです。
共通点が何もなく、そして双方のどちらかが歩み寄る姿勢を見せない場合、二人の関係は極めて進展しにくくなります。
好みが異なると感じるシーンが増えれば増えるほど、その関係はストレスになり居心地の悪さを強く感じていくようになるからです。
趣味が一致している二人が出会う場合は、共通点がない二人と比較してどちらかが我慢をしなくても居心地が良い関係を作りやすいのが魅力です。
婚活でデートをするにしても、趣味関連のお店に立ち寄ったり二人で趣味に関する雰囲気が味わえるレストランに行ったりと楽しめるデートを組み立てる難易度は高くありません。
ですが毎回趣味が大きく絡むデートとなると人によってはマンネリ化していると感じてしまうため、普段よく使うお店とは異なる系統のお店も開拓しておくのがオススメです。
結婚後も二人で趣味を楽しめる

趣味に対する時間やお金の使い方で揉めにくい

熱中している趣味がある方が婚活で心配になることと言えば、趣味に対するお金や時間の使い方に理解が得られるかという点です。
趣味の中には楽しむのに長時間の集中力を必要とするものや、数日間家を空けなければいけないもの、高額な出費がかかるものがあります。
その趣味に理解がない場合は、負担が大きい種類のものほど時間の使い方やお金の使い方に否定的な意見を言われてしまいがちです。
一方同じ趣味を持っていて理解がある方はその趣味にかかるお金や時間なども把握できるので、揉め事になるリスクは低下します。
お金や時間的な負担がかからない趣味であれば受け入れてくれる方は多いですが、そうでない趣味の場合は理解が得られないとストレスなく楽しむのは難しくなるものもあります。
ライフワークのひとつにするほど趣味に熱中している方は、同じような趣味を持っている方を探すと理解を得やすいでしょう。
和やかに話せても交際対象として好意があるとは限らない

趣味が一致していることを条件に異性を探すのは、デメリットよりもメリットの方が大きいです。
しかしながら注意しておきたいこともいくつかあります。
まず、お見合いや初デートで和やかに話せたとしても交際対象として好意があるとは言い切れない点です。
女性の場合は結婚に対して、男性と比較して慎重かつ現実的でリスク回避を最優先に考える方が多いです。
交際のモチベーションは男性の場合交際OKをもらった直後に急激に高まるのに対し、女性は交際後デートを何回も重ねるにつれて高くなる傾向にあります。
そのため出会ってから間もないうちは、楽しく会話できていても心の中では警戒心が残っていることも珍しくありません。
楽しく話ができるからといって初デートで手を繋ごうとしたり、馴れ馴れしい口調でマシンガントークをしたりするとそれまで好感度が高かったとしても印象は悪化してしまいます。
趣味の話で盛り上がれたからとすぐに仲を進展させようとせず、まめにデートを重ねて少しずつお互いの様々な面を知り警戒を解いてあげるようにしましょう。
趣味以外の話題がないと次第に飽きられる可能性も

特定の趣味ひとつに打ち込んでいる方に多いのが、趣味の話に関しては引き出しが豊富にあってもそれ以外の話題を持っていないことです。
趣味が一致している方同士が出会う場合は、自己紹介や世間話をしつつ話題が尽きたり他に話すことが思いつかなくなった場合に趣味の話題でその場を凌ぐ、という話の流れになることが多いです。
好きなものが一致していると話に困ったら趣味の話をすれば場が持つので楽ではありますが、いつも趣味の話だけする関係では飽きてしまう方もいるかもしれません。
婚活で出会った以上、お相手の方はこちらの持っている趣味だけでなく、普段の過ごし方や将来やってみたいこと、現在気になっているものなど内面の様々なことを知りたいはずです。
ニュースや身近な人の話を聞いて趣味のこと以外にも話の引き出しを持ったり、普段の生活の中で話題にできそうなことがあったら覚えておくといいでしょう。
避けたいのは趣味の不一致よりも嫌悪感を向けられる(抱かせる)こと

趣味の一致はお相手の方とスムーズに仲良くなれたり、デートスポットを探すキッカケになるなど多くのメリットがあります。
しかしながら、結婚というシーンでは趣味の不一致はそれほど大きな問題ではありません。
長い人生の中では、生活環境が変わったり価値観が変わったりすることもあります。
そうした内面の変化に付随して、結婚後にこちらやパートナーの趣味が変わることもあるでしょう。
趣味よりも気にしておきたいのが、お相手の方に嫌悪感を向けられたり窮屈感を抱かせてしまうことです。
二人で趣味が異なる場合は二人で共通の趣味を持つこともひとつの手ではありますが、それぞれが別々に好きなことをするのも有益な時間の過ごし方です。
お相手の方が一緒に趣味を楽しんでくれなくても、こちらに強く口出しをしなかったり趣味に強い制限をしたりしなければそれは歩み寄りのひとつの形と言えます。
それに対してご自身が好きなことを強要してしまうと、お相手の方は窮屈さを感じこちらの趣味に対する印象も悪くなってしまうでしょう。
趣味を大切にする方からすると、趣味が一致している方と結婚するメリットは大きいです。
しかしながら長い人生のうちには趣味や好きな時間の使い方が変化することもあるので、「趣味が絶対に一致しなければいけない」と固執する必要はありません。
お相手の方にも楽しみたい趣味があるかと思われますので、その時は一人の時間を作ってあげるなど柔軟に考える姿勢を持つようにしましょう。
まとめ

以上、結婚後も趣味を楽しむ! 趣味の一致を重視した婚活のメリットと注意点は? についての内容でお送りしました。
婚活で趣味の一致を条件に婚活をする方は、初対面でもコミュニケーションが取りやすかったり趣味を通じて自然と仲良くなれるなど婚活の難しい部分を趣味によってカバーできるのが非常に大きな強みです。
それに結婚後も好きな趣味を楽しめたり、夫婦の時間に趣味で仲を深められ家庭が円満になりやすい点も魅力と言えます。
ですが趣味以外の話を全くしなかったり、婚活より常に趣味の時間を最優先にしたりとお相手の方に歩み寄れない姿勢が見えると好印象には思われなくなってしまいます。
婚活中お相手の方は趣味を通じて仲良くなることも勿論ですが、こちらの内面をもっと知りたいと考えて交流していることを忘れないようにしましょう。
趣味の一致を条件に婚活したいと思う方は、本ページで取り上げたメリットや注意点を踏まえながら婚活の方針ややり取りの流れを組み立ててみてはいかがでしょうか。