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結婚しないと親がうるさいから婚活をしているけど自分は全く結婚したくないのでモチベーションが保てない、アドバイザーからは婚活に消極的すぎると言われるが人と積極的に関わりすぎるのも迷惑がられそうだし接し方がわからない……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。

自分から異性にコンタクトを取ろうとしない

婚活に消極的な方は、日頃より自分から異性に関わろうとしないのが行動の大きな特徴です。
よく見られるものとしては、具体的には次のようなものが挙げられます。
・婚活サイトや結婚相談所に登録はするがその後何も行動しない
・プロフィール文をあまり書き込まない、写真写りを気にしない
・異性から申し込まれるお見合いは受けるが自分からお見合いを申し込もうとしない
・(男性の場合)お見合いの待ち合わせをしている時に自分から相手に声をかけてあげない
・相手から話しかけられるのを待つ話し方で発言量が少ない
・交際に進展しても自分から電話やメッセージなどの連絡をしない
・交際後自分からデートをしたいと伝えたり日程調整をしようとしない
・真剣交際へ進展させようとしない
婚活サービスは登録しただけで自動的に異性が見つかると考える方も中にはいますが、それが実現するのはレアケースです。
大抵の場合は自分から行動を起こし積極的に異性と関わることで新しい縁が作られていくので、やる気や交際の意志が薄いと判断される方は最終的に選ばれなくなっていきます。
自発的に結婚意志を持って婚活しているわけではない

「自分は幸せな家庭を作ってみせる」「結婚して人生に深みを出したい」など自発的な婚活の動機を持っている方は、成婚退会という明確な目標ができるため婚活にも積極的になります。
一方で「親がうるさいから」「世間体のため」など婚活の動機が他者にある場合は、結婚に対する熱意が低い分活動してもモチベーションを保つのが難しくなります。
結婚意志が薄くモチベーションが低いと異性と積極的に関わる理由もなくなりますから、それが振る舞いに現れて出会う異性に悪印象を与えることにもなりかねません。
しかしそれが原因でお断りをされても本人にとっては大きなダメージではないので、気にすることがなく成果がないままただ婚活が長期化していくのがよくあるパターンです。
お断りをされても反省をする発想がない

真剣に婚活をしている方にとって、お断りされることは大きなストレスになります。
出会いは人同士の相性が大きく影響しますから努力次第ではどうにもならないこともありますが、それでもお断りを突きつけられる苦しみは大きいです。
どうしても結婚したい方であれば、お断りをされて出会いが失敗に終わったらそれまでの時間を振り返り、成長のために反省材料を見つけます。
一方、婚活に消極的な方はお断りを突きつけられてもそこまで貪欲になることは少ないです。
元々交際へのモチベーションも低く結婚への熱意も少ないために、お断りされても「そうなんだ」と受け流せる心の余裕があります。
こうした姿勢はストレスを溜め込みにくい点はいいのですが、同時に反省の機会を逃してしまうデメリットがあります。
デートはしてもプランを考えることを丸投げする

婚活に消極的な方の中には、交際には労力をなるべくかけたくないと考える方もいます。
そうした方は関係を維持するためにデートをすることはあっても、無意識になるべく自分に負担をかけないように振る舞います。
良く見られる振る舞いとしては、例えば次のようなものが挙げられます。
・「また会いたい」と言ったきりその後連絡がない
・「デートしよう」と言いながら具体的なデートの日程やデート内容を提案しない
・「プランは何がいい?」「全部あなたに任せるよ」など自分から提案をしない
・デートを実行するも店の予約や下調べをせず行き当たりばったりに行動する
こうした振る舞いは交際相手が自分で完全に仕切りたいリーダータイプだったり、人の意見を聞きたくない独裁タイプの場合ですと衝突しにくいので受け入れられるケースもあります。
ですがそうした人物はあまり多くない上に、婚活ですと話し合いができるかどうかが重視されるために消極的な方は「やる気がない」という印象を与えて終わってしまいがちです。
本当に自分に婚活が必要なのか考える

消極的な姿勢を脱却するには、まずはその婚活が本当に今の自分に必要なのかどうかを改めて考えてみてください。
例えば5年以内に子供を持ちたい、20代のうちに結婚して生活を安定させてから今後の自分の人生を固めたいなど明確な目標があれば、自然と熱意もついてくるものです。
熱意を持って行動しなければ目標達成は遠ざかりますから、目標のために行動力が高まるのは一般的なことです。
その反対に婚活面で明確な目標を持っていない方は、このまま活動を続けてもある日突然モチベーションが上がることはないと予想されます。
好きな分野に対してはみるみる知識をつけたくなるのに、苦手な分野の勉強は全く手につかず先延ばしになってしまうことと同じですね。
モチベーションがない状態で長期間婚活をしても体力やお金を浪費することになるので、やる気が湧かないと感じたらまずは自身に婚活が必要化どうかから見直しましょう。
後々自発的に行動するための理由を見つけたり、ある程度時間を置けば心境の変化から婚活へのやる気が出てくることも考えられます。
消極的になることで生じる悪影響を考える

婚活のやる気のなさが原因ではなく、人を不快にさせることを避けたかったり自分が傷つくのを恐れるために消極的になってしまう方もいるかと思われます。
その場合行動に移せないだけで婚活自体にはやる気があったり、結婚意志も持っていることが考えられますから、異性へのアプローチ方法を見直しましょう。
婚活では一般的に、異性に関わろうとしない方よりも積極的に関わる方の方が最後には選ばれやすいです。
というのも積極的に人と関われる方は手にした縁を無駄にしにくいですし、接していても人柄がわかりやすいことが挙げられるからです。
消極的な方はコミュニケーションの圧がなかったり、おしゃべりな人にありがちな失言もしないので他人に強い不快な印象を与えるケースは少ないです。
しかし同時に「毒にも薬にもならない人」という評価に留まってしまったり、悪い人ではないけどよくわからない人という印象のままお断りになりやすい問題があります。
デートでプランを提案したり、会いたい気持ちを伝えたりすることは厚かましいことでも失礼なことでもありません。
寧ろ交際に対し好意的に思っていることは隠さず伝えた方が今後の関係がうまくいくので、前向きな言葉は意識して口にしたり行動で表したりするといいでしょう。
出会いの度に目標や自分への報酬を設定する

試しに積極的に行動して異性のリアクションの差を知る

これまでずっと消極的に行動していて結果が出ていない方は、思い切って普段とは正反対の行動を試してみることをオススメします。
例えば異性に自分からデートの誘いをしてみたり、普段よりも発言量を増やしてお相手の方の発言にも相槌をたくさん打つようにしたりです。
「婚活は積極的な方が有利」とは聞いたことはあっても、それが本当かわからなかったりその程度で異性の反応が大きく変わるのか疑問に思う方もいるかと思われます。
敢えて意識して積極的に行動してみれば、そうした接し方をした時の異性の反応も身をもって感じることができますし、同時にコミュニケーション力を高めるためのトレーニングにもなります。
1回きりの実践ですと性格的な相性によっては思うような反応が得られない可能性もありますから、会う人を変えながら複数回試して反応の変化を体験してみるといいでしょう。
まとめ

以上、非効率婚活から脱却したい! 消極的な婚活をしている方の特徴と考えるべきことは? についての内容でお送りしました。
消極的な接し方をする方は振る舞いに厚かましさがなかったり失礼な発言をしにくいなど、際立った悪印象を与えることは少ないです。
一方で大きな印象としてやる気がないと見られがちだったり、良くも悪くもない普通の人止まりの評価に終わってしまうケースが多いため婚活は長期化しやすい傾向にあります。
消極的な自分を変えたい、婚活で時々消極的になってしまうことがあると感じた方は本ページを参考に、異性との関わり方や婚活への向き合い方を考えてみてはいかがでしょうか。