せっかく理想的なスペックの異性とお見合いが組めたのに合流に手間取ってしまいぎくしゃくした雰囲気で終わってしまった、こちらは積極的に自分のことを話してわかってもらおうとしているのに相手からは上手く話を引き出すことができなかった……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
警戒心が強く他人のことを気軽に信用できない

自己開示ができない理由として最も可能性が高いのが、お相手の方の警戒心が強いことが挙げられます。
誰であっても初対面の人と出会う時は緊張しますし、婚活されている方の中には異性慣れしていなかったり異性に不信感を持たれた方もいます。
またこれまでの人生で人と良好な関係を築けた経験が乏しいために、人間不信に陥ってしまっている方もいるでしょう。
そうした方からすると、こちらが特に失礼なことをしていなかったとしても出会いの初期段階では自分を出すことに強い抵抗を感じがちです。
もしお見合いを突破し仮交際に進めたのであればこちらに対して少なくとも不快には思っていないので、交際は長期化を覚悟した上で進めるといいでしょう。
待ち合わせや合流時に悪印象を与えてしまった

お見合いやデートをする以前に、お相手の方の中では既にお断りが決まっているケースもあります。
例えばデート前のコミュニケーションが全くできていなかったり、お見合いの待ち合わせ時間に遅刻したり場にそぐわない格好をしている、お見合い・デート会場に着くまでの間に致命的なミスをするなどです。
こうしたミスがあると悪印象からお相手の方の中では既にお断りが決まってしまっているので、「相手に教えられる情報はないし教えたところで無意味」ということで頑なに心を閉ざします。
出会いの初期に自己開示されることがなくお断りされる破局パターンが定着していると感じた方は、ご自身の振る舞い方に良くない部分がなかったか振り返ってみてはいかがでしょうか。
やり取りの段階に合った話題選びができていない

ついさっき初めて出会った人に対して軽々しく自分の過去のトラウマ体験など語れないように、親交の深さによって話しやすい話題は異なります。
出会いの初期段階からセンシティブな話や内面の深い部分を知ろうとすると警戒されるだけでなく、話題によっては強い不快感を与えることになるのでお相手の心は閉ざされます。
初期段階に出さない方が良い話題としては過去の交際・婚活歴や家族・生育環境にまつわる話、結婚後の人生計画などが挙げられます。
これらの話題は内面に深く関わる分初対面の、まだ信用できるかわからない方に打ち明けるには不安や緊張が伴うものだからです。
個人の内面に深く関わる話はお付き合いをしていく中でいずれ確認したい話題ではあるものの、初めて出会ったタイミングでするには時期尚早と言えます。
一方で趣味や仕事の内容、やってみたいデートなど当たり障りがない話題は答えるにも抵抗感が少ないので、まずはこうした話題を通じて少しずつ信頼関係を築きましょう。
回答を濁している話について深く聞こうとした

常に順風満帆の人生を歩んできた人はそう多くなく、長い人生の中では時に苦い思い出を作ることもあります。
また、人生で躓くポイントも人によってそれぞれです。
お相手の方から色々と話を聞こうと思って積極的に質問をしてしまう方は、ただ質問するだけでなくお相手の方がどういった反応をするかしっかり様子を確認してください。
回答を濁したり渋ったりしても、どうして答えてくれないのかとお相手の方のことは責めてはいけません。
お相手の中ではこちらはまだ信用できないと感じているかもしれませんし、話題の事柄に強烈な嫌な思い出があり口にするのも躊躇われるケースも考えられるからです。
そこを執拗に質問するとこちらへの印象は一気に嫌悪へと傾くので、しばらくは別の会話を重ねて仲を深めましょう。
交際を続けていればお相手の方の方から話してくれることがあったり、十分に打ち解けた後ならば快くその答えを教えてくれるかもしれません。
まとめ

以上、人柄がわからない! お見合いやデートでお相手の方が自己開示をしてくれない理由4選 についての内容でお送りしました。
婚活では学生時代のことや仕事のこと、家族のことなど、確認した方がいい事項がいくつもあります。
ですが質問するタイミングと選ぶ話題が噛み合わないと、警戒心ばかりが強くなって心を開くことは難しくなります。
お相手の方が回答を渋るようなセンシティブな話題は、相当交流を重ねて打ち解けた後でないと快くは教えてくれないと思った方がいいでしょう。
またそれ以前に趣味や仕事など当たり障りがない話であっても自己開示をしてくれない場合は、既にこちらに対する悪印象が強まっていることも考えられます。
こうしたことが続く場合は、ご自身がお相手の方に不審・不快に思われる言動をしていないか振り返ってみましょう。