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人間関係にトラウマがあり必要以上に人と関わることを避けてきたが孤独に生きるのも辛いので理解のある人と結婚はしたい、人間関係での成功体験に乏しく人嫌いの自覚があるが将来は結婚して自分も穏やかな生活を手に入れたい……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
交際した異性との人間関係だけは頑張れる

人嫌いでも婚活でパートナーを見つけられる方の特徴は、婚活シーンとその他の人間関係を完全に分けて考えられる点です。
人嫌いになる理由は過去に人間関係で強く不快な思いをさせられたり、誰かが人の手によって不幸になっているのを目の当たりにしたことなどが多いかと思われます。
婚活している現在も、家族間や職場での人間関係に非常に強いストレスを抱えていることもあるかもしれません。
婚活を成功させられる方は、そうした身近な嫌な人間関係と婚活のシーンで新しくできる人間関係は全く別のものとして考えることができます。
例えばコミュニケーションを避ける目的で職場の人には誰ひとり個人的な連絡先を教えていなくても、婚活で知り合った方には積極的に連絡を入れていたりですね。
誰とも全く連絡を取りたくないというスタンスですと婚活は難しいですが、人に対する温度差が大きく自分の味方と感じる人に対しては友好的に関わっていける方ですと良縁は作りやすいです。
人嫌いであっても受け入れられる努力をする

人嫌いでも婚活成功できる方は、人嫌いであることを他人に無理矢理理解させようとしません。
「人嫌いだから連絡しないのも会話しないのも受け入れてほしい」といった考え方ですと、理解を得ることは難しいでしょう。
交際相手など信頼関係が結べた相手に対してだけは自分からコミュニケーションを取りにいくといった、考えにある程度柔軟性があるのが特徴です。
婚活では異性に好ましい人と思われなければ、進展はありません。
成功できる人嫌いな方はそれをわかっていて、なおかつ必要に応じて自分の考えを変えられるので人から好かれるための努力も重ねられます。
中にはコミュニケーション力の低さが婚活の非効率に繋がっていることに気づき、自分から告白しなければ人嫌いなのがわからないほど会話力を高めている方もいます。
1回1回の出会いの振り返りはより入念に

人嫌いでも婚活成功できる方は、1回1回の出会いを大切にしその都度振り返って反省する習慣があるのが特徴です。
婚活での充実した時間、失敗に終わる時間その両方に成長できた部分と、これから改善できる部分があるものです。
パートナーを見つけられる方は毎回の出会いの振り返りができているので、一人でも自分の長所・短所に気づきやすいのがポイントです。
人嫌いの方の場合、親しい友人や家族に相談をしたり他人に直接アドバイスをもらったりするのが難しいことが多いです。
すると例えば有料婚活サイトや結婚相談所などアドバイザーがいる婚活方法でも人を頼らない婚活になりがちで、自分の弱点に気づけないケースもあります。
アドバイザーがいない完全に自立した婚活方法の場合、それが顕著になるでしょう。
そうなると、自分の成長した点や改善すべき点を見つけるには自分自身で気づくしか方法がありません。
毎回の出会いの振り返りができる方は自分を詳細に観察しそこから自分磨きのテーマを見つけられるので、一人でも進んで自己向上ができるのです。
接していてネガティブにならないことを第一条件にする

人嫌いな方は一般的に、これまでの人間関係であまり良い体験をしてこなかったケースが多いです。
それが影響して人の好き嫌いがはっきりしており、好ましいと感じる領域が狭い傾向にあります。
婚活で交際相手を選ぶ際は、目につきやすいスペックよりも接していてネガティブにならない人を選ぶと長続きしやすいです。
例え高収入や若くて外見が良いなど魅力的な面があっても、お相手の方のコミュニケーションの取り方に不満があったり人間関係に対する捉え方に大きな差があったりなど苦痛があると関係は破綻しやすいです。
人嫌いの場合人と接していて好ましいと感じる範囲が狭くなりがちで、その上スペックを追求すると婚活市場に理想的な異性がいなくなる恐れもあります。
そのためまずは接した時の感じの良さを異性を選ぶ基準にし、その上で納得できるスペックかどうかを見ていくのがオススメです。
お見合いやパーティーなど人と会う予定を詰め込み過ぎない

自分と似たところのある異性と関わるようにする

人嫌いな方は好ましいと感じる人の範囲が狭い一方で、自分と似ているところがある人物には強い親近感を持ちやすいのが特徴です。
例えば同じくコミュニケーションが苦手な方だったり、共通する趣味や価値観を持っていたりですね。
特に他者に対する価値観が似ている方とは、コミュニケーションが希薄になることの危うさもある一方で打ち解けやすい性質があります。
その辺りの価値観が大きく異なる人と交際すると、連絡の頻度やコミュニケーションの取り方などに対するギャップを実感する機会が増えるため長続きしにくくなります。
それ故に異性を選ぶ際はスペックが魅力的かどうかよりも、共感できる部分があるか、似ている部分があるかといった点に着目するとストレスのない交際が期待できるでしょう。
新しい出会いよりも深い出会いを大切にする

婚活をする上で、他者とのコミュニケーションは避けることができません。
そのためコミュニケーションが苦手な人嫌いな方にとっては、婚活は少なからず自身に負担をかける活動と言えるでしょう。
人嫌いな方が婚活を成功させるには、交際相手ができてある程度軌道に乗ってきたら新しい出会いよりも今の縁を大切にすることをオススメします。
婚活では同時交際が許されていて活用すれば効率的になりますが、新しい出会いの数ばかりが増えるとストレスが増えることには留意しましょう。
そして新しい出会いのストレスが心身の不調となって出てきたり、スケジュール調整が難しくなってくると交際中の異性との関係が悪化する可能性も考えられます。
人嫌いな方ですと、対人関係でのストレス耐性はコミュニケーションが得意な方よりも弱いことが多いです。
新しい出会いのために現在の縁を無駄にするのも勿体ないので、問題なく交際できていると感じたらその時の状況を見つつ新規開拓の手を緩めるのもありですね。
意識して相手の良い所を見つけるようにする

人嫌いな方は洞察力が優れているために、人の嫌な面を見つけてしまうのも得意です。
まず嫌な面に目が向くのは、これまでの人生で他者に対して感じてきた悪感情や不快にさせられた体験が強く影響していることが考えられます。
ですが人間である以上、大抵の方は長所と短所の両方を持っているものです。
また、人によっては一般的に考えて好ましい部分が短所に見えることもあれば、反対に短所とされる部分が全く気にならないこともあるでしょう。
誰でも欠点をいくつか持っているのは当たり前のことなので、欠点のない人を探しているときりがなくなります。
そして欠点のない人を探していると、更にお相手の方の欠点が目につきやすくなってますます人嫌いが悪化する恐れがあります。
人の欠点を見つけ出す洞察力があるならば、見方を変えれば長所を発見することもできるでしょう。
人嫌いの方は新しく人と出会うことがあったら、短所だけでなく長所もたくさん見つけることを意識してみてください。
お相手の方のいくつかの長所に気づくことができたら、その人が持っている短所もあまり気にならないか長所でカバーできると感じられるかもしれません。
まとめ

以上、人嫌いでも結婚したい! 人間関係が苦手な人でも婚活成功できる人の特徴・成功のコツは? についての内容でお送りしました。
人嫌いの方は人とコミュニケーションを取ることに前向きになりにくかったり、「いい人」と感じられる範囲が狭かったりとコミュニケーションが好きな方と比較すると婚活は不利になりやすいです。
しかしながら人嫌いであってもビジネスなど逃れられない人間関係と婚活シーンでは振る舞いを大きく変えられる方や、自分を振り返る機会が多く一人でも自己向上を重ねられる方は最終的にパートナーが見つかる希望があります。
婚活では交際相手に温かい振る舞いができるか、お相手の方に受け入れられる努力ができるかが鍵になりますから、人嫌いかどうかは実際は大きな問題ではありません。
ただし、「人嫌いだから絶対にコミュニケーションは取らない」という姿勢だと敬遠されてしまいます。
こちらに好印象を持ってくれた相手や、これから縁を深めていけそうな相手には温かく接する姿勢を持つといいでしょう。