お見合いで仮交際に進めた女性のことはもう結婚が決まった恋人だと思って毎日何回もメッセージを送っているのに逃げられてしまう、少しでも早く打ち解けてもらいたい思いで出会った女性にはあだ名をつけて呼んでいるが嫌悪感を顕にされることが多い……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
初対面や許可のないうちからタメ口で話す

まずは基本的なこととなりますが、婚活では安易にタメ口で会話するのは避けましょう。
お相手の方の年齢・社会的地位が自分よりも低いために言葉遣いが雑になったり、お見合いを引き受けてくれるからといってお相手を自分の中だけで恋人のように思っていたりするとマナーが悪い人と思われてしまいます。
初対面では勿論のこと、2,3回デートを重ねているような場合でもお相手女性が敬語を崩さなかったり言動にまだ距離感が感じられるうちは敬語ベースで話し続けた方が無難です。
少しずつ打ち解けるに従ってお相手も会話で素の言葉遣いを見せるようになる時が来るので、そのタイミングから徐々に敬語を減らして自然な口調を混ぜていくと印象はよくなります。
また関係の進展を狙って「もう敬語止めませんか?」と積極的に呼びかける方も見られますが、これも女性からはあまり良く思われません。
強引で余裕がないように見られたり断り切れずにパーソナルスペースに踏み入られるような感覚を覚える方もいますし、何よりも不自然なのでお相手に合わせつつ関係性と共に言葉遣いも変化させていきましょう。
断りもなく呼び捨てやあだ名、○○ちゃん呼びをする

毎日朝晩挨拶・報告のメッセージを送る

お見合いを終えて仮交際に進めたら、お相手の方とメッセージをやり取りする機会も増えてきます。
お見合い後から仮交際に進んだ直後くらいのタイミングでよくあるミスとしては、毎日まめに挨拶や報告のメッセージを送り続けることが挙げられます。
仮交際はその名称だけ見れば「交際」と入っているので恋人同士の関係になれたと勘違いしがちですが、実際は恋人には遠くお互いに交流を持つことを許されただけの段階に過ぎません。
婚活では男性が思っている以上に女性側は距離感を長めに取ろうとするのが珍しくないことなので、その点に気がつかないと距離感の近さからお断りされるパターンにはまりやすくなります。
メッセージは一方的な報告ではなくデートのプランを練ったり、お互いの内面を共有できるような内容のものを送るとお相手の方も返信意欲が湧くようになります。
そして頻度はお相手の方の好みによるところが大きいですが、数日に一度やお相手の方の休日に合わせて送る程度が負担になりません。
交際に進展しないうちからボディタッチする

ボディタッチは親しい人に適切に行えば特に問題になりませんが、まだ数回程度しか顔を合わせたことがない相手に行うと警戒心や嫌悪感を抱かせる恐れがあります。
婚活では育ってきた環境柄異性に対する免疫がない方や異性関係にトラウマを持っている方、過去に不快な出会いを経験された方も少なくありません。
異性に対して免疫がなかったり嫌な思い出を持っているとボディタッチには親しみよりも生理的不快感・不信感が先に出やすく、仲良くしたい気持ちはあってもそれがお断りの引き金になってしまいます。
なので目安としては真剣交際に移りそこからやや進展するまでは、例え軽いボディタッチであってもしないでおくのが無難と言えます。
お見合いやデート中は常に女性をエスコートすることが望ましいですが、中には身体の接触を伴う(腰を支える、手を貸すなど)種類のものもあるので交際が深まっていない間はそれらも控えた方がいいでしょう。
まとめ

以上、心を許せない! 距離感が近すぎておかしい男性にありがちな言動と改善策4選 についての内容でお送りしました。
名前呼びや素の口調などは既に十分仲良くなっている相手に対して使うのであれば親密さを深めることに役立ちますが、そうでない相手に使うと嫌悪感や不信感を抱かれ逆効果になります。
お見合い後から仮交際に移る間は特に距離感の食い違いが原因での破談が多いので、「交際」という名称ではあるもののまだ恋人には至っていない認識を持ち距離を詰めすぎないよう気をつけてください。
女性側はまだ男性ほどは親密さを感じていない、ということを念頭に置いてその時々で振る舞いを考えると距離感がおかしい人と思われるのを防げるでしょう。