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食事マナーにも身だしなみにも気をつけているはずなのになぜか食事デートした後お断りされる、SNSに写真を投稿することは欠かせないのでひたすら料理の写真を撮っていたら男性にあからさまに嫌がられた……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
レストランの料理や接客に対してネガティブな発言をする

テーブルの上にスマホやバッグなど私物を置く

意識しないとやってしまう方も多いのが、テーブルの上にスマホやバッグなどを置くことです。
荷物置きがない飲食店や狭いブースですと荷物も置きづらくなるので、テーブルに短時間置きたくなってしまう気持ちもわからなくはありません。
それにスマホもいちいちカバンから出しては閉まったりするのは煩わしいですから、スマホが気になる方は出しっぱなしにしておきたいと思うでしょう。
ですがテーブルは料理とカトラリーを置くためのものなので、私物を置くことはマナー違反とされます。
そしてキレイに手入れされているように見えても、カバンやスマホ、化粧品の容器などには雑菌が付着していることが少なくありません。
それらをテーブルに置くと不衛生と感じる方もいますし、せっかくお相手の方と食事・会話を楽しむシーンでスマホを出しっぱなしにすることは失礼です。
荷物が多い時は店員にお願いして預かってもらうか、荷物置きが借りられないか尋ねてみてください。
スマホはテーブルに出しっぱなしにしたり話をしている間にチラチラ見たりすると印象が悪くなるので、食事中はカバンやポケットにしまっておきましょう。
香水や香りがする化粧品をつけすぎている

身だしなみに気を使っている女性ですと、香りなど目に見えない部分にも注意を払っている方も多いです。
ですが注意したいのは、食事の席には強い香りものは避けるのがマナーということです。
香水の匂いと料理の匂いが混ざると味覚が鈍りますし、テーブルで隔てられたお相手の方でも感じ取れる香りとなるとかなりキツいにおいを放っていることも考えられます。
香水は勿論のこと、香りが強く長時間持続するタイプのボディクリームやハンドクリーム、ボディスクラブなども食事がメインのデートの時は使用を控えましょう。
どうしても香水など香りを纏いたいのであればお腹から上を避け、足首や膝裏辺りに1プッシュつける程度なら匂いが食事の邪魔をしません。
写真撮影に夢中で落ち着きがない・無断で写真を撮る

現在は「映える」料理のSNS投稿は当たり前と言えるほど浸透しています。
本来はあまり良い行為とは言えませんが、カジュアルなカフェやファミレスなどではそこまで気にする人は多くありません。
しかしながら落ち着いたレストランやラウンジで撮影に夢中になると、その場の空気を悪くしてしまうことがあります。
料理が提供されたのに撮影に夢中になっていては最も美味しいタイミングを逃しますし、お相手の方との会話もおざなりになります。
とはいえ、お相手の方が誘ってくれたレストランの雰囲気や、料理が本当に素晴らしいものだったら写真に撮りたくなる気持ちもわかります。
そんな時はお相手の方とお店の方に了承を得てから、時間をかけないようにして素敵な料理を写真に収めましょう。
『いただきます』『ごちそうさま』が言えない

足を組んだり前のめりになるなど食事中の姿勢が悪い

箸やフォーク・ナイフを上手に扱えない

お箸やフォーク、ナイフなどのカトラリーが上手に使えない方も、デートでの印象が低下しやすいです。
握り箸や箸を食材に突き刺すような食べ方は、大人がやるとやや恥ずかしく同席している方の居心地を悪くしてしまいます。
カトラリーが上手に扱えないと、子供の頃に家族から食事マナーを教えてもらえなかったことが連想されそうした家庭環境から結婚を敬遠されるケースが少なくありません。
それに現在は箸の持ち方や食事マナーは、マナー教室に通うまでもなくネットで検索すれば基本的なことは把握できます。
そのため大人になった後に自分からそうした面に目が向かないと、我の強さや危機意識のなさなどもお相手の方は感じ取ってしまいます。
食事マナーは同席した方の居心地を悪くさせないためにも大切なことなので、カトラリーの扱い方を始め美しく見せる所作は予め練習して身に着けておきましょう。
口に食べ物を入れて話したり音を立てて食べる

性別や年齢を問わず、食べ方が綺麗ではない方は生理的嫌悪感を与えるために交際相手として選ばれるのは難しくなります。
代表的なものとしては口に食べ物を含んだまま話をしたり、クチャクチャと大きな咀嚼音を立てて食べる、大きな音を立てて汁物を啜るなどが挙げられます。
これらは見たり聞いていたりして心地が良いものではなく、マナー違反の代表例として挙げられることも多いため同席している方に恥ずかしい思いをさせてしまいます。
強く吸ったり食べ物を掻き込むようにすると大きな咀嚼音が出るため、日頃から音を立てずに食事をする練習を習慣化することをオススメします。
それから、コロナ禍以降孤食することが多くなったために人と食事をする時の感覚を忘れてしまっている方もいるかと思います。
食べ物を口に入れている最中に話しかけられると、無理をしてすぐ話すべきか完全に咀嚼してから話し始めるか対応に困りますよね。
口に食べ物を入れながら話したり、咀嚼しつつ口元を覆いながら話すのは見た目にも美しくありません。
一口辺りの量は頬張らずすぐに飲み込める程度に留めておくと、会話もスマートにできますしゆっくりと食事と会話の時間を楽しめます。
付近のテーブルまで丸聞こえになるほど話し声が大きい

食事デートの際は、声量にも気をつけてください。
テーブルを隔てたお相手の方に聞こえないような小声で話すのもよくありませんが、声が大きすぎるのも居心地を悪くさせてしまいます。
ファミレスや賑やかなカフェですと、大きく良く通る声の方がお相手の方も会話が聞き取りやすくなります。
しかし落ち着いたレストランやホテルのラウンジなど、静かな場所ではわざわざ声を張り上げなくてもお相手の方には十分聞こえます。
大きな声で話すと周りの方への配慮ができていないと思われてしまいますし、プライベートな話が筒抜けになるためお相手の方は恥ずかしく思うでしょう。
その場の全員に聞こえるような大声で話す必要は無いので、その場の静けさに合わせて声量は加減しましょう。
支払う意志を見せない

婚活ではお見合い時の飲食代は男性が支払うことがマナーとされていたり、どちらかというと男性が負担してくれるケースが多いです。
「割り勘にするか?」といったやり取りをせずにさっと支払ってくれる男性もいますが、それが当たり前だと思ってしまうのは危険です。
デートは二人で協力して行うものなのでいつも一方に負担を押し付けるのはフェアではありませんし、支払ってもらえて当たり前という態度が見て取れると男性も嫌な気分になってしまうからです。
会計時にはお財布を出して支払いの意志があることを伝えられる女性の方が、実際には男性が負担してくれることがあっても好感度は高いです。
ですが中には頑なに女性に支払いはさせないという考えの男性もいるので、その時は好意に甘えすぐにお礼を伝えたり機会を見て飲み物やちょっとしたお菓子などの贈り物をするといいですね。
まとめ

以上、即お断りになるケースも! 食事マナーが悪いと思われてしまう女性の言動10選 の内容でお送りしました。
食事マナーは、大人になるとなかなか周囲の人からは指摘されません。
そのため間違った振る舞いをしていてもそれに気づけず、思わぬ所で他の方に悪印象を与えてしまっている恐れがあります。
改善のためにはまず「自分が間違っているかもしれない」と疑う気持ちを持つことが大切です。
自分はマナーを心得ていると思っても、今一度見直してみるとよりスマートな所作にアップデートできるポイントが見つかるかもしれません。