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彼との間で婚約指輪や結婚指輪についての話が出てきたけれど装飾品には無頓着なので「ほしいものをプレゼントする」と言われても全くイメージが湧かない、他のブランドは見たことがないが婚約指輪は絶対超有名ラグジュアリーブランドのものにしたい……とお考えになったことがある方もいるのではないでしょうか。
買い物で素材とブランドのどちらを重視しているか振り返る

婚約指輪や結婚指輪は一般的には高価格帯の商品なので、選び方を間違うと精神的・金銭的ダメージも深くなってしまうでしょう。
そして結婚指輪や婚約指輪のブランドは数え切れないほど多く、また職人の手によって作られるものも含めると選択肢は膨大になります。
その中からある程度商品選びの方向性を絞るために、普段少し良い買い物をする時に素材とブランドのどちらを重視して購入しているか振り返ってみてください。
ブランドより素材を重視した場合は同じ金額であっても更にハイグレードなダイヤモンドを設定することができたり、その人それぞれのこだわりに合った商品が手に入るなどのメリットがあります。
素材よりブランドを重視するとその知名度が高いほど人から羨まれたり、そのブランドが好きならば所有欲を満たせる、全く商品知識や審美眼がなくてもある程度品質が保証されたアイテムが手に入るなどの良さがあります。
イメージを捨て去り様々なブランドを見比べる

数々の高級ジュエリー店やジュエリー工房を巡り歩く機会は、よほど宝石や貴金属収集が趣味でない限りはあまりないかと思われます。
また婚約指輪や結婚指輪は長年使い続けられるものなので、最初から「絶対このブランドじゃないと嫌」「デザインはこの形以外認めない」と決めつけるのは勿体ないです。
既に理想がある場合もそうでない場合も、様々なブランドや職人のリングデザインを見て比較検討すればより納得がいく決断がしやすくなります。
まずはブランドイメージを一旦捨て去って、目についたお店に足を運んだり公式HPの商品ページを覗いたりしてみましょう。
比較検討していくうちに最初に思い浮かべた指輪よりもしっくりくる品に巡り合えたり、話題性があるジュエリーでも自分の指の形やファッションには似合わないなど多くの気づきが得られるはずです。
オーダーメイドも検討する価値あり

10年後や数十年後も着けこなせるか想像する

婚約指輪や結婚指輪は安定した素材のものを選んで丁寧に使えば、数十年とキレイな輝きを保ち続けられるアイテムです。
流行やその時の好みに合わせて執着なく着け外しするプチプラアクセサリーとは性質が異なるために、年齢を重ねてからも違和感なく着けられそうかという視点でも検討することが大切です。
例えばメレサイズと大きさがあまり変わらないような1粒ダイヤの指輪やシルバー素材の指輪などは、現在は満足できても年齢を重ねた手には主張が弱く見えたり金属が変色したりといった難点が生じます。
またメレダイヤをぐるりと一周這わせて作ったフルエタニティリングは人気があるものの、後からサイズ変更が不可能なので体型変化に対応できないことなども留意したい点です。
長年着けこなせるという意味では素材は金かプラチナ、メインとなる石のサイズは0.3カラット以上のものがオーソドックスなためオススメです。
メンテナンスの方法や着け心地は確認必須

ジュエリーはぱっと目を引くデザインだけで選びがちですが、メンテナンスの方法・手間や着け心地も必ず確認しましょう。
例えばプラチナとダイヤモンドのみのオーソドックスな婚約(結婚)指輪は汚れてもそのまま家庭用の超音波洗浄機で洗えますが、脇や裏側に硬度の低い石や脆い石が入っていたりすると洗浄にはより気をつける必要が出てきます。
またシルバーやホワイトゴールド、ピンクゴールドなどは長い時間をかけて変色することがあるので、エイジングが気になる方ですとメンテナンスも時々行わなければいけません。
付け心地に関して言うと、立て爪型や指に接するリングの裏面が角張ったデザインは服などに引っ掛けやすかったり角ばりが気になったりすることもあります。
なので24時間ずっと指輪を着けたい方や神経質な方にとっては煩わしさが感じられるかもしれません。
毎日就寝中や仕事中も着けたい場合はダイヤを埋込み型にしたり、滑らかで圧迫感がない形状のリングを選ぶと快適になります。
まとめ

以上、長年憧れた婚約指輪! 納得できる指輪を選ぶポイントと後悔しない秘訣は? についての内容でお送りしました。
婚約(結婚)指輪は大きな買い物になりますので、予算を考えた上でブランドやデザイン、素材の良さや独自性などほしい要素を満たすものを選びましょう。
それに加えて歳を取っても似合いそうか、今の生活スタイルを邪魔しないデザイン・素材かなどの視点からも吟味すると候補が絞れてくるはずです。