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初対面の人とも苦もなく話ができるし人前でも全く緊張しないのに婚活で避けられてばかりいる、どんな場にいても友人や仲間ができやすい一方で長い付き合いになると人が離れていってしまいがち……と感じたことがある方もいるのではないでしょうか。
グイグイと接近し距離感が異様に近い

「陽キャ型コミュ障」はコミュ障と聞いて一般的に連想される暗い人物像とは正反対で、明るく積極的に人と関わろうとするタイプを指します。
それだけ聞くとどこにコミュ障と呼ばれる要素があるのかわからないかもしれませんが、他者と適切な距離を取ることができず最初から近すぎることが特徴です。
婚活での具体例を挙げると初対面なのにボディタッチやタメ口でコミュニケーションを取ろうとしたり、一般的には初対面で憚られるようなセンシティブな話をしたがったりといったものがあります。
「陽キャ型コミュ障」の方にとっては当たり前の接し方でも、お相手の方からすると馴れ馴れしく居心地悪く感じられたり距離感に圧を覚えてしまいます。
自分は人と接するのが得意と思いやすい

距離を取られても「ノリが悪い」の一言で片付ける

「陽キャ型コミュ障」は距離感が異様に近いために他者から実は避けられていることが多いですが、本人はコミュニケーションを受け入れてくれない相手の方がノリが悪く感じがちです。
ですが初対面から繰り返しボディタッチをしたり、馴れ馴れしく砕けた話し方をしたり、話しにくいデリケートな話題をする方は婚活のシーンでは不信感がある人物に見られてしまいます。
婚活をしている方は性格が真面目な方や過去の交際で嫌な思いをしたことがある方も珍しくなく、そうした方からすると「陽キャ型コミュ障」の振る舞いはあまり受け入れられるものではありません。
そうしたお相手の方の内面を配慮せずに「自分はコミュニケーションを取ろうとしているのに相手のノリが悪い」とうまくいかない原因が他者の中にあると考えると、自己改善の機会を逃してしまいます。
相手が望んでいないアドバイスを押し付けがち

「陽キャ型コミュ障」は積極的に話せるのが長所でもありますが、その一方で失言もしやすいのが特徴です。
やってしまいがちなのがお相手の方が求めていないアドバイスを得意げに行ってしまうことです。
婚活では全くの他人同士が出会いますから、価値観や考え方が両者で異なるのが一般的です。
お相手の方が話をしている最中に「ここはこうした方が良いと思う」「それ似合ってないからもっと別のものを探した方がいいんじゃないの。例えば……」といった具合にアドバイスすることもあるかと思います。
ですがそうした行為はこちらは純粋な善意で行っていたとしても、多くの場合お相手の方には受け入れられません。
お相手の方から助言を求められない限り、アドバイスはマイナス印象を強くするということを覚えておきましょう。
話を聞くのが苦手で自分の話だけを一方的にする

婚活に限らずどんな場面でも、人の話を聞かずに自分の話ばかりする方は印象がよくありません。
お見合いやデートでお相手の方と対面できる時間には限りがあります。
自分一人だけ延々と話していては、ご自分のことはお相手の方に伝わるかもしれませんがお相手の方のことはよくわからないままになってしまいます。
そうして悪印象を与えてしまうとお相手の方も心を閉ざしてしまい、口数が少なくなるのでより一方的に「陽キャ型コミュ障」の方の発話量が増える悪循環に陥ります。
そのようにどちらか一方だけが話していては、話し合いは成立しなくなってしまいます。
相手の様子を見ながら発言すること、長く話した後はお相手の方に話の主導権を渡すことを意識して行いましょう。
まとめ

以上、一見人付き合いが得意そうでも? 「陽キャ型コミュ障」が婚活で避けられる理由とは? についての内容でお送りしました。
「陽キャ型コミュ障」は一見明るく話好きなので、人からも自分でもコミュニケーションが苦手なようには思えないでしょう。
ですが人との距離感が恐ろしく近いことが悪印象を作り出す大きな要因になっています。
自身では初対面のうちから腹を割って話したいと思っていても、打ち解けるには時間が必要とする方は多いです。
最初から距離を0に詰めようとせず、出会う回数毎に遠くから少しずつ距離感を縮めていくように気をつけましょう。