
目次
この頃はメンズ用のスキンケアや化粧品もよく見かけるようになって気にはなるものの全く知識がないので手の出しようがない、女性にモテるイケメンに対抗心があるが外見で何をどう努力すればいいのかわからない……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
まずは肌質の把握からスタート

基本はまずは肌質を把握するところから始まります。
コスメやスキンケアアイテムにはそれぞれ乾燥肌に馴染みやすいもの、脂性肌に馴染みやすいものなど様々なので、肌質を予め知っておくとアイテム選びも失敗しにくくなります。
肌質を知るには、まずは洗顔料を使って洗顔後、20分ほど化粧水など何も顔につけずに放置してみてください。
その時の肌の感じから現在の肌質がある程度把握できるので、それぞれの特徴を紹介します。
・肌が硬く引きつったり突っ張った感覚がある、または白い粉を吹く……乾燥肌
・突っ張った感覚がなく、日中から肌がベタつき顔全体がテカる……脂性肌
・突っ張る感覚も肌がベタつく感覚もなく、肌表面は程よくしっとりしている……普通肌
・部位毎に肌表面がカサついたりテカリが目立ったりする……混合肌
肌質は元々の体質もありますし、季節や加齢によっても変化することが少なくありません。
季節の変わり目や数年間同じケアを続けていたら、定期的に肌質をチェックすることをオススメします。
肌質に合ったケアを毎日行う

肌質を把握できたら、次はそれに合ったスキンケアを毎日行いましょう。
乾燥肌は皮脂分泌量が少なく、肌表面がカサついたり肌が硬くなりやすい肌質です。
保湿力が高い化粧水や普通肌用のフェイスマスク、目元など特に乾燥する箇所にはクリームやオイルを少量つけたケアがオススメです。
脂性肌は男性には多い肌質と言われています。
油分量が多いアイテムを使うとベタつきやすいので、さっぱりとした化粧水や毛穴の収れん効果があるビタミンC配合のフェイスマスク、油分の少ないジェルクリームを使ったケアと相性がいいです。
普通肌は皮脂分泌量のバランスがよく、目立つ肌トラブルも少ない肌質です。
普通肌用の化粧水やフェイスマスクをベースにデイリーケアを行い、季節によって乾燥対策でクリームなどのアイテムを買い足すといいでしょう。
混合肌は顔の部位毎に皮脂分泌量が異なる肌質で、ニキビや肌荒れが比較的起きやすい特徴があります。
油分量が多いアイテムを顔全体に使うとニキビができやすいため、化粧水や美容液など顔全体に使うアイテムは浸透力が高く油分量が少ないものを選ぶのがオススメです。
それらでケアを行った後、乾燥する部位のみにピンポイントで少量(1滴から使用)のオイルやクリームを馴染ませましょう。
スキンケアやメイクの妨げになるヒゲは剃った方が無難

婚活をはじめとする出会いの場では、第一印象の清潔感は非常に重要となります。
見た目の清潔感がなければ話を聞く段階にも移行できないので、清潔感がなく感じられるヒゲは剃った方が無難です。
敢えてヒゲを生やしている男性もいるかと思われますが、女性から好印象に思われるには相当手入れに気を使う必要があります。
無精髭や剃り残しは勿論のこと、丁寧に整えているつもりでもお相手女性がそのヒゲを好まなければ出会いが失敗に終わってしまう可能性が高いです。
ヒゲは基本的にマイナス印象に働くことが多く、好印象に思われるためには念入りなケアが必要になります。
それであっても見る人によって好みが大きく分かれるので、オシャレの面でのコスパとタイパは決していいとは言えません。
相当なこだわりがない限りヒゲは剃った方がスキンケアなども楽な上、簡単に印象アップが狙えます。
眉毛カットで見違えるほどの清潔感が出せる

メンズ美容やメンズメイクに興味がない方でも、眉毛はきれいに整えておくことをオススメします。
同じ顔立ちや服装でも、眉を整えるだけで別人のように洗練された印象になりますし見た目の清潔感がアップします。
眉を整える時は、カミソリよりも眉用シェーバーがオススメです。
眉毛ケアに特化している分カミソリと比較しても小回りが利きますし、肌を傷めにくく、トリミングモードがついているシェーバーなら誰でも簡単に眉毛の短さも整えることができます。
眉の太さは、太すぎると清潔感がなく見られますし細すぎると昔の不良のように見えてしまいます。
そのため黒目の縦幅の2/3程度の太さを目安に整えると、今どきの清潔感がある顔立ちに見せられます。
自眉毛が薄い方や欠けたところがある方は、アイブロウコスメで生え足りない所に色を乗せると柔らかい印象になるでしょう。
毎日の日焼け止めは化粧下地効果がついている物が◯

ピンポイントな肌のコンプレックスはコンシーラーで隠す

画像として残る婚活のプロフィール写真を撮ったり、絶対に失敗したくない出会いの時は普段以上に清潔感を出したいところです。
肌のコンプレックスを隠すには、コンシーラーが最もオススメです。
化粧下地よりもカバー力が高く、それでいて粗を隠すためにファンデーションを厚塗りするよりも自然にきれいな肌に見せてくれるためです。
コンシーラーの色はベージュが最も一般的ですが、様々なカラーバリエーションがありそれぞれ得意なことも異なります。
それぞれの色毎に、適した使い方を見ていきましょう。
・ベージュ……黄みが強い肌にできたシミをカバーする
・ピンク……青いクマやヒゲの青い剃り跡、赤みが強い肌のシミを目立たなくして健康的に見せる
・パープル……小鼻脇や口角など肌の強い黄ばみを隠したい時
・グリーン……ニキビやニキビ跡、小鼻などの赤みを目立たなくする
また、コンシーラーにはリキッドやクリームのようなテクスチャが緩いもの、そしてペンシルやパレットタイプなどの硬いものがあります。
緩く伸びが良いコンシーラーは広範囲のシミや色ムラをカバーするのが得意ですが、定着力は高くありません。
硬いタイプのコンシーラーはヨレにくくほくろのような狭い範囲のシミや色ムラをカバーするのが得意な反面、広範囲に塗ると不自然な仕上がりになりやすいです。
コンシーラーの各色の特徴、そしてテクスチャによる違いを覚えておくと商品も選びやすくなるでしょう。
フェイスパウダー(ファンデーション)でベースメイクの完成度を上げる

不自然さやメイクしている感がないメイクがお好みであれば、上記までのケアで十分に清潔感が出せます。
ですが婚活用の写真を撮る時や、もう少しきれいな肌に仕上げたい時はフェイスパウダーやファンデーションを使うのがオススメです。
ファンデーションにはパウダー状やリキッド状など様々なテクスチャがありますが、慣れないうちは薄付きのパウダータイプが扱いやすいです。
ファンデーションの色はメイクした後の肌色に合わせて、明るさが同程度のものを選んでください。
メイクしていないように仕上げたい方や皮脂分泌量が多くテカりやすい方はフェイスパウダー、自然さよりも仕上がりのきれいさを求める方や皮脂分泌量があまり多くない方はファンデーションが向いています。
スキンケアをして日焼け止めやコンシーラーを塗り終わったら、フェイスパウダーかファンデーションを薄く顔の中心からつけ始め輪郭側に向かって薄くなるように擦らず優しくはたいていきましょう。
フェイスパウダーやファンデーションはフィルターの役割を果たし、顔全体の毛穴や色ムラなどを総合的にカバーする効果がありますよ。
リップクリームで荒れた唇を健康的に整える

まとめ

以上、興味はあっても何もわからない! これさえ押さえれば垢抜けるメンズメイクのポイントとは? の内容でお送りしました。
メンズメイクやメンズ美容と聞くと人によっては女性と同じような派手なメイクを連想してしまい、似合わないと感じられるかもしれません。
ですがそこまでやらなくても、例えば眉毛を整えたりコンシーラーでクマを目立たなくしたりなど部分的なケアを行うだけでも見た目の清潔感は格段に上がります。
いきなりスキンケアからメイクまで全て取り掛かろうとすると大変かと思われますので、まずはスキンケアや眉毛・ヒゲのケアから始め、慣れてきたら必要に応じてコンシーラーやフェイスパウダーなどを使ったベースメイクにも挑戦してみるのがオススメです。