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自分は仕事もでき貯金も多く倹約家だという自負があるが人からは「ケチ」など心無いことを言われている、割り勘で1円でも自分の出費が多いと損した気持ちになるのでキッチリ割り勘しているが二度とデートしてもらえない……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
絶対に相手よりも多くお金を払おうと思わない

ケチと思われてしまう人は、とにかく自分が損をすることに過剰に反応します。
それがよく現れるのがデートで割り勘をするシーンで、ケチな人は少しでも自分が損をしないように立ち回ろうとするのが特徴です。
支払いに時間がかかろうが1円単位で割り勘をしようとしたり、自分の方が高価な料理を食べたりお相手の方よりもたくさん料理を注文しておきながら割り勘を提案したりですね。
どちらもたちまち印象が悪化する行為であり、特に後者のケースでは注文の仕方によってはお相手の方に負担を押し付けることになりますからまず良い顔はされません。
厳密に割り勘を提案する習慣があり何人もの異性から続けてお断りされる方は、お金に対するシビアさがお断りの最大の要因になっている可能性が十分に考えられます。
利便性や快適さよりお金がかからないことを重要視する

利用する品物やサービスを検討する時に、何を最重視するかにも性格は現れます。
デートのような大切な場面であっても利便性や快適さではなく、お金がかからないことを最重要視する方はケチな人という印象を与えがちです。
例えば駅から徒歩20分ほどのレストランに行くデートを計画し、当日豪雨に見舞われたとします。
お相手の方は髪型からメイク、服装まで完璧に整えており強い雨の中長距離を歩くことに難色を示しています。
思いやりのある方は自分とお相手の方に負担をかけたくないと思い、タクシーやバスを使うことを速やかに提案できます。
一方ケチな人はお金を使いたくない一心で、なんとかお相手の方を説得して豪雨の中徒歩でレストランに向かおうとします。
徒歩で行けばその分出費は抑えられますが、お相手の方からは気遣いができない人と思われるリスクがありますしプランによっては時間を大幅にロスしたり疲労が増えたりします。
出費をセーブすることによって、他者からの印象や時間などの面で損をするケースは様々な所で見られます。
そして婚活では、結果が出るのが遅れるほどお見合い費用や月額料金などがかさんでいき結果的に無視できないほどの出費になることがあります。
その節約はご自身の婚活に本当に有利に働くのかを慎重に考えるべきでしょう。
散歩デートやファミレスなどお金がかからないデートだけ提案する

お金がかかる豪華なデートはお相手の方の気分を上げたり、特別な思い出を作るのに役立ちます。
ですが毎回お金がかかるデートを提案すれば金銭的な負担も大きくなりますし、メリハリもつかなくなってしまいます。
そのため多くの方は、お金を使うデートをした後はあまり金銭的負担がかからないデートをしたりしてバランスを取っています。
ところがケチな人はお金を使うことに強い抵抗があるため、お金がかかるプランはわざわざ自分から提案しません。
積極的に提案するものとしては散歩デートやファミレスにしか行かない食事デート、家デートなどが挙げられます。
こうしたデートは豪華なプランと比較するとカジュアルで気を使わないメリットがあるものの、何回も連続すると交際に手を抜いていると見なされるおそれがあります。
デートを提案する際はご自分が快適かという視点だけではなく、お相手の方も楽しんでくれるか・お相手の方がデートに来るメリットはあるかという点も考えることが大切です。
恋人のためであってもお金を使いたくない

ケチな人は、自分以外に対しては極力お金を使いたくないと考える癖があります。
具体例を挙げると恋人が欲しがっているものではなくただ安価というだけで好みから外れるプレゼントを選んだり、お金がかかる形でのサービスは全くしてあげなかったりです。
こうした思考の癖があると交際費が少額に抑えられるのでお金は溜まりやすいものの、お相手の方は一緒にいて精神的に負担があったりケチという印象を抱くことは避けられないでしょう。
様々な人に対していつも奢るなど大盤振る舞いをすることは婚活中の人は避けるべきですが、恋人のように個人的な時間を使ってくれて将来のパートナーになりえる方にはお金の使い方を見直した方が印象は良くなります。
家族や恋人など身近な人にも節約を強いる

自分の出費が多くなってもスムーズに会計したいと考える

これまでケチと言われてしまう方の特徴をまとめたので、ここからは倹約家と呼ばれる方の特徴を紹介します。
倹約家と呼ばれる方はお金のことを大切に考えていながら、お金だけに囚われているわけではありません。
面倒を回避するためなら進んでお金を払ったり、お金を払うことでメリットがあるのであれば出費への抵抗は強くありません。
例えばデートで割り勘をするシーンでは、倹約家は1円単位の割り勘はしません。
厳密に割り勘をすればお相手の方の気分を悪くすると心得ていますし、細々とお金の計算をしている時間が勿体ない、その時間があるならデートを充実させたいと考えるからです。
そのため会計時には自分の支払い分が多少多くなっても、スムーズに支払いをすることを重視します。
また、自分ばかりが多く注文して割り勘にすれば得できる、といった狡い思考も持たないのでお相手の方からは誠実な印象に映ります。
恋人のために快くお金を使うことができる

倹約家は無駄な出費はしませんが、必要なものにはお金を使うこともありだと考えています。
恋人に対しては、甘やかさないまでも喜んでもらえるのであれば常識的な範囲内で自分からお金を使うことができます。
例えばデートで近くまで出向いてくれた方には食事をご馳走したり、イベントがあればその時には恋人が欲しがっているプレゼントを渡したりです。
このようにサービス精神が行動に現れると人からは好印象に思われますし、一緒にいて快適さもあるためパートナーとして選ばれやすくなる可能性も高まります。
結婚生活にお金は不可欠ではあるものの、お金のことしか考えずにお相手の方に精神的負担をかけたりストレスを与えては家庭環境は悪化してしまいます。
結婚を考えてくれる恋人など、大切な人にだけは財布の紐を少し緩めるようにするとケチな人とは見られなくなるでしょう。
金額だけでなく利便性や人の気持ちまで総合的に考え判断する

倹約家は出費を抑えることだけを考えるケチな人と異なり、出費がもたらすメリットまで考えてからお金を使うかどうかを決めます。
婚活や結婚生活に結びつくもので例を挙げると、高額な便利家電や家事サービスの利用(清掃サービスや宅配食材など)が意見が大きく分かれるポイントです。
ケチな人はそれらを使うとお金がかかると思い、深く検討せずに絶対使用しないという主張をしがちです。
一方倹約家はそれらがもたらす時間的余裕や労力の軽減、選択によってパートナーが抱く好感などメリットも多角的に想像できるので必要に応じ柔軟に取り入れられます。
お金は使い道を賢く選べば無駄な出費にはならないことは、よく覚えておきたいですね。
お金を積極的に使う所と引き締める所が分かれている

倹約家はお金の使い方にメリハリがあり、使う所と引き締める所が分かれているのが特徴です。
例えば知り合い程度の付き合いや職場の飲み会ではお金を使わないが、恋人にはたまにデートでご馳走をするなどですね。
それから日常的な買い出しでは一切余分なものを買わずデートで使うレストランは良いお店を選ぶ、といった人もメリハリがあるお金の使い方ができていると言えるでしょう。
倹約家は普段の生活では節約しているので金銭的にも余裕があり、必要な時に貯めておいたお金を使うことができます。
そのためあらゆるシーンで過度な節約をするケチな人と比較しても他者から見た印象はいいですし、結婚生活を考えた際も堅実かつストレスが少ないイメージを与えます。
まとめ

以上、本質は大きく異なる! ケチと思われる人・倹約家と思われる人の違いとは? の内容でお送りしました。
ケチな人と倹約家、そのどちらもお金を大切にする共通点はありますが根底にある思考は両者で大きく異なります。
絶対に自分が損をしたくなくて節約をするのと、将来の必要な出費に備えて節約をすると考えてみると違いがよくわかりますよね。
お金を大切にする堅実な性格は結婚生活向きですので、それだけ見ると婚活での印象はプラスに働きます。
しかし自分のために他人に損をさせようと考えたり、自分の利益ばかりを追求するとお断りされるリスクは大きく高まってしまいます。
お金にシビアでお断りされる方は、お相手の方が喜ぶ・時間短縮できるなどメリットのある出費は無駄ではないという意識を持ち、お金に対する捉え方を考え直してもいいかもしれません。