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お見合いで何を話すかは何回も頭の中でシミュレートして完璧に暗記したのにお断りされることが多い、本質を見抜く力が結婚相手となる方には必須と考えているのでお見合いには飾らないありのままの自分で臨んでいる……と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
第一印象が占めるウエイトは重い

相手に与えた印象を後から覆すのは難しい

最初に強い好印象を持った相手が何か悪いことをしてもどこか憎めなかったり、第一印象が悪かった相手から親切にされても素直に受け止めることができなかったりといった経験がある方もいるのではないでしょうか。
このように最初に受けた印象が後々までその人の評価に影響することを、心理学用語で「初頭効果」と言います。
最初に与えた印象は少し交流しただけでは覆すことができず、もし長所を発揮できたとしても印象の悪さが後を引いて「お断り」になるケースもあります。
悪印象からスタートするとお相手は警戒心や嫌悪感を抱いたり好意を素直に受け止められなかったりして打ち解けることが一気に難しくなるので、第一印象を好感が持てるものに整えておくことは効率の面でもオススメできるのです。
第一印象で好まれれば関係を続けやすい

初頭効果はうまく利用すれば、あまり苦労をせずに良い人間関係を長持ちさせることもできます。
悪印象を与えた場合はまずマイナスを0に戻す必要があり、その苦労は並大抵のものではありません。
一方で最初に好印象を与えておくと、お相手の方も緊張を解くことができたり好感から優しく接してくれたりするのでお互いが気持ちよく交流できるでしょう。
接していて楽しかったりストレスがない関係ですと自然と「また会いたい」という気持ちが湧いてくるので、お見合いから交際に進んだり交際仲を深めたりしていくこともスムーズになりやすいです。
良い第一印象を与えることにデメリットはないので、人と接する際は明るく余裕がある声のトーンや清潔な身だしなみ、落ち着いた振る舞いを心がけるといいでしょう。
婚活では挽回するチャンスが訪れない可能性が高い

第一印象で拒否されると話を聞いてもらえない

お相手に良く思われるために、伝えたい内容を何度も頭の中で暗唱したりお見合いする直前まで伝えたいことリストを眺めたりすることもあるかもしれません。
婚活では顔を合わせた瞬間の印象やお見合い会場に向かうまでのやり取りから、相手の話を聞きたいかどうかがある程度決まります。
もし第一印象が良くなければお相手の中では「二度と会うこともないだろう」と思われ話を聞く意欲が湧かなかったり、「話の内容は真面目でも態度が悪かった」などと否定的な姿勢を崩せなくなります。
そうなってはいくら理路整然と話したり、話し方を練習していたとしても良さが伝わり切らなくなってしまいます。
婚活では良い第一印象を与えて初めて交際への最初のステージに立てるので、話の具体的な内容よりもまずは声のトーンや話し方、表情、余裕がある振る舞いなど多くの人の目に付きやすい部分から印象アップを狙いましょう。
まとめ

以上、初回の出会いで今後が変わる! 婚活ではなぜ第一印象が特に大切なのか? についての内容でお送りしました。
初対面で出会う婚活は内面を想像するには外見や声のトーンなどの非言語的部分から受ける印象に頼ることが多い上に、合わないと判断すれば「お断り」ができる性質上第一印象が非常に重要となります。
第一印象を良くすることにデメリットは何もないので、お見合いの段階で失敗続き、テーブルに着く頃には既にお相手から否定的な雰囲気が漂っていることが多い方はどんな印象を与えているのか客観的に振り返ってみることをオススメします。