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婚活向けのメイクやファッションに変えてみたら今度は髪型がパッとしない、オシャレな友達は髪型も洗練されているが自分はどこを改善すればいいのかわからない……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
面積が広い髪は第一印象の分かれ目に

婚活で印象を変えるとなると、まずはアイテムを変えるだけで済むファッション面、それから自在に印象を作れるメイクを思い浮かべる方が多いかと思われます。
ですがそれと同じくらい、髪型も人の印象を大きく左右するポイントになります。
髪型は注目される顔の近くにあること、そして面積が広いことから非常に人目に触れやすい部分ですし人は髪型から様々なイメージを膨らませます。
例えば短い人だと明るく活発そうに見える、長いと落ち着いていて清楚に見えるなどですね。
性格と髪型の印象を合わせれば人に与えるイメージを補強する形に、反対に性格と髪型が正反対の性質であれば人に与えるギャップが大きくなります。
どちらを選ぶかは好みにはなりますが、婚活では人に与えるイメージと実際の内面が近い方がお相手の方に安心感を与えられます。
万人受けを求めるなら短すぎず長すぎないのが◯

婚活の効率化を考えるのであれば、多くの異性から好かれやすい癖のない髪型に整えておくことは効果的です。
奇抜な髪型はそれが好きな人からは好かれるものの、例えば100人中5人からしか好印象を持たれなかったりすると印象面で得をしているとは言えなくなります。
一方、無難で癖のない髪型は人によっては面白みがないと感じられるかもしれませんが、そのスタイルを嫌う人も少なくなります。
婚活で万人受けしやすい髪型としては、短すぎず長すぎないものが挙げられます。
長さで言えば首のラインが出る程度のミディアムショートくらいから、背中の真ん中辺りまでのロングが当てはまります。
それよりも短すぎると女性らしさがない印象に見えがちだったり、腰よりも長いロングはお手入れやスタイリングの手間が増えたり清潔感を出すのが難しいなどのデメリットがあります。
カラーは黒髪か茶色が無難

前髪はあってもなくても可、明るい印象に見せるものを

婚活での前髪は、ご自分に似合っていればあってもなくても問題ありません。
面長の方や眉メイクが特に苦手な方などは前髪があった方が弱点をカバーできます。
一方で丸顔で顔の縦幅を出したい方や、顔立ちが整っていて眉メイクやアイメイクに自信がある方は前髪なしか分け目がある方が強みを活かし顔のバランスを整えて見せられたりします。
上記は一例にすぎず、例えば面長でも横に流すスタイルならば前髪がしっくりくるなど工夫をすれば顔型に問わず前髪スタイルの選択肢は広がります。
もし前髪を作るなら、明るい印象になることを心がけてください。
目にかかるような前髪や額の肌が全く透けないほど分厚い前髪などは、表情が暗く見えてしまいがちです。
眉がぎりぎり隠れる長さに整える、分け目を作る、薄さを整えてシースルーバングのような軽めの前髪にするなど明るい印象の前髪にするための対策はいくつかあります。
前髪を作らない場合は、顔にかからないようにスタイリング時に工夫するといいでしょう。
コテで緩く巻いてサイドに流したり、根本を立ち上げて本来の長さよりも短く見せたりするとスッキリします。
暑い季節や湿気が多い時期はアップスタイルもあり

髪を伸ばしている女性は多いですが、注意したいのは湿気や暑さが気になる時期です。
長い髪は短い髪よりも髪の密度が高くなるので熱が籠もりやすく、汗をかけば湿気も髪と肌の間の空間に溜まりがちです。
すると伸びた髪が首や顔周りに張り付きやすくなり、見た目の清潔感が出なくなってしまいます。
髪が湿気を吸いやすい方ですと、汗や空気中の湿気で髪が膨張して頭が大きく見えることもあります。
そうならないよう、湿気や汗が心配な時はアップスタイルにしておくのがオススメです。
アップスタイルは顔周りの髪がスッキリするので明るい印象に見えますし、ヘアスタイルの崩れも殆ど目立たなくなります。
ポニーテールやお団子スタイルは似合わないかも、と不安な方はサイドの髪をまとめたハーフアップにすると、ダウンスタイルとあまり雰囲気が変わらずそれでいて髪のボリューム感を抑えられます。
長さに関係なく毎日のヘアケアを徹底する

髪は死んだ細胞なので、肌とは異なりお手入れをすることで傷んだ部分が再生されるわけではありません。
かといって全くケアをしないと、傷んだ部分にはよりダメージが蓄積されますしこれから生えてくる髪の健康状態も向上しません。
なので髪質改善のためには、長さに関係なく毎日のヘアケアを徹底することをオススメします。
できることとしては、主に次のようなものが挙げられます。
・アミノ酸系など刺激の少ないシャンプーを選ぶ
・週に1,2回インバストリートメントを使う
・毎日アウトバストリートメントを使う
・お風呂上がりは必ず速やかに髪を乾かす
・トリートメントコームやナイトキャップなどヘアケアアイテムの活用
・紫外線が強い日は日傘や髪用日焼け止めスプレーを使う
・アイロンやコテを高温(目安として170℃以上)で使用しない
これらを習慣化させることで、少しずつ髪の状態は健康に近づいていきます。
1回行う程度では効果が実感できないものもありますが、長い目で見て美髪を育成していきましょう。
美容院に行く頻度を上げる

セルフでのカラー剤や白髪染めの使用はよく考えて

暗髪がトレンドかつ好印象と言われても白髪染めやヘアカラーの影響で明るい髪になってしまっている、という方もいるかと思われます。
ですが明るくなった地毛を暗くするために、ダークカラーのアルカリカラー剤や白髪染めを使用する際は気をつけてください。
アルカリカラー剤にも白髪染めにも少量のブリーチ剤が含まれているので、使用した直後は暗く染まってもそれが落ちると地毛は元の色よりワントーン明るくなります。
それにセルフカラーは美容院でのカラーより髪が傷みやすい点も、無視できないポイントです。
髪を暗くしたいからと上記のアイテムを使っているといつまでも地毛色は明るいままになるので、髪色を長期的に落ち着かせたい場合はカラートリートメントやヘアマニキュアの方が向いています。
これらのアイテムにはブリーチ剤が含まれていないので、ダメージもない上に退色後の地毛色を明るくさせてしまうことも防げます。
スタイリング剤を活用して印象アップを狙う

お出かけする時にブローで癖を取ってからそのまま出かけている、という方はぜひスタイリング剤を活用してみてください。
スタイリング剤ありと無しでは見た目の垢抜け具合が違ったり、スタイルの持続時間に差が出たりしますよ。
美容院でのカットの大半はスタイリングをして映えるものなので、ただブローしただけだと髪質とヘアスタイルの相性によっては垢抜け感が出にくいことがあります。
まずは髪全体を湿らせてからブローをして、髪についた寝癖や元々の生え癖を目立たなくしてスタイリングの土台を作ります。
それから必要に応じてコテやアイロンを使い、お好みの髪型に仕上げてください。
最後に、髪質の弱点をカバーするスタイリング剤を使いましょう。
例えば髪が広がりやすい方なら軽めのヘアオイルやクリームを使ったり、髪にツヤがない方はツヤ出しのスプレーを使ったりですね。
スタイリング剤にはスタイルキープの他にも、表面をコーティングして日中の紫外線や摩擦などの刺激から髪を守る効果もあります。
ただしスタイリング剤はつけすぎるとベタつきの元になりますから、つける際は必ず少量で毛先から様子を見ながらつけるようにしてくださいね。
まとめ

以上、印象を大きく左右する! 婚活で好印象な女性の髪の特徴と美髪を作るためのポイントは? についての内容でお送りしました。
髪型は少し整えるだけでも印象が大きく変わるパーツなので、メイクやスキンケアと同じくこだわりたい自己向上ポイントのひとつと言えるでしょう。
健康的でよく手入れされた髪は現在のヘアトレンドでもありますから、垢抜けを狙う意味でも毎日ヘアケアを徹底し続けるのはオススメです。
髪はスタイルチェンジは簡単でも、髪質を改善するためには長い日数が必要です。
ケアの即効性は期待せず、長い目で見て美髪を育てていくと考えた方がお手入れ習慣が続きやすくなりますよ。