
目次
婚活女性と交際することになって嬉しさのあまりすぐに長々とメッセージを送ってしまったがそれがよくなかったせいか即お断りになった、話したいことを書き連ねたメッセージを送っているのにいつも相手の返信は数日後になる……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
長文メッセージは読むのに時間がかかる

返信も慎重にならないといけない

長文メッセージは最初から最後までひとつの話をしている、というケースは少ないと言われています。
ひとつのメッセージのうちに、話したい話題を思いつくままにいくつも連ねると文章は簡単に長くなってしまいます。
長文メッセージは軽く目を通すこと自体はそこまで時間はかかりません。
慣れた人が流し見すれば、数分もあれば行えるでしょう。
ところがそれに返信するとなると、遥かに長い時間がかかってしまうものです。
お相手の方は送り手に失礼のないように返信を考えますし、まめな方ならば気を使って書かれている話題全ての内容を拾おうとするからです。
そのためメッセージの長さによっては、30分や1時間程度返信に時間がかかってしまうこともあるでしょう。
真面目な方ほど返信は丁寧に行おうとするので、自然と返信を書く時間も長くなります。
メッセージは気軽に送れるので手軽なコミュニケーション手段とはいえ、長過ぎるメッセージは例え悪意がなくても相手の時間を奪っていることになる点には注意が必要です。
毎回長文メッセージだと返信の度に疲れを感じるようになる

話が盛り上がっていると、自然と文章が長くなってしまうことも時にはあるでしょう。
ですがそれが毎回となると、お相手の方はやり取りをすること自体に疲れを感じるようになってきてしまいます。
交際相手からのポジティブな内容のメッセージは本来は嬉しいものですが、毎回長文となるともらって嬉しいと感じるよりも返信にかかる時間や手間を考えてしまうようになります。
そうなってはやり取り自体が苦痛になり、返信のモチベーションも低下させてしまうおそれがあります。
メッセージを送ってやり取りする意志を見せることは婚活では好ましいことではありますが、毎回長文になると苦痛になりがちなので内容はコンパクトにまとめるよう心がけたいですね。
実際に会った時に話題が尽きる恐れがある

メッセージの良いところは、会話があまり上手ではない方でも緊張せずにやり取りができることです。
オンライン通話や実際の会話のように表情や声が伝わるわけではないので、人見知りだったり異性との会話に慣れていない方でも落ち着いてやり取りを楽しめるのは魅力です。
だからといって、いつもたくさんの話題をメッセージで交わすことには落とし穴もあります。
あまり話題が豊富ではない方や緊張すると話題が思いつかなくなってしまう方ですと、デートをした時に話せる内容がなくなってしまい長い沈黙が訪れることが考えられます。
メッセージで話した内容をデート中の会話で掘り下げる、といった逃げ道はあるものの、その場合も新鮮さには欠けるためあまり多用することはオススメできません。
話せば長くなる話題はメッセージだと長文になりがちでテンポも悪いため、そうした話題は実際のデートの時まで取っておくといいかもしれませんね。
返信の保留が交際モチベーションを一気に低下させる恐れも

真面目な方ほどメッセージのやり取りには慎重になり、返信に時間をかけて丁寧に行ないます。
短時間で返信を考えると文章が単調になったり、素っ気ない対応をしているように相手に受け取られてしまうおそれがあるためです。
長文メッセージは返信するのにはまとまった時間が必要になりますが、お相手の方はいつでもそうした時間が作り出せるわけではありません。
仕事で息をつく暇もなかったり、疲れから返信に集中できずに日を置いてしまうこともあるでしょう。
まとまった時間を作り出さなければならないとなると、返信までの時間も長くなりそれがモチベーションの低下に繋がることがあります。
メッセージを受け取ったその時は返信する意欲はあっても、実際にまとまった時間を確保できた頃には返信が億劫になってしまうといった具合ですね。
一度下がったモチベーションを再度上げるにはかなりの精神力が必要になりますので、多くの場合はこのタイミングでお断りが頭をよぎるようになります。
返信意欲を低下させないためにも、メッセージはなるべく簡潔に返信しやすい内容で送ってあげることを意識しましょう。
ひとつのメッセージにいくつも話題を詰め込まないようにする

ここからはメッセージをコンパクトにまとめるコツを挙げていきます。
交際が始まると相手のことを知りたく、そして自分のことを知ってもらうためにたくさん話したくなるのは自然なことです。
ですが気になったことを細かくいくつもメッセージに組み込むと、気づいた時には文章量が膨大になってしまうでしょう。
そうならないよう、ひとつのメッセージで交わす話題はひとつか多くても3つ程度までに留めておくように意識してみてください。
その程度の内容でしたら長時間考え込まずに返信もできるので、お相手の方の負担は大幅に軽減できます。
それでは物足りないと感じる方は、メッセージの文量ではなくデートの頻度を増やしたり話したい内容を頭の中で整理しながらデートに臨むことを意識しましょう。
デート回数を増やして顔を合わせることが習慣化することは、時間に対してメッセージより多くの情報を交換できたり単純接触効果によってお相手の方の好意を得やすくなるなどいくつものメリットが期待できます。
これ以上話しても展開がないと思った自分の話題には触れなくてよい

こちらがメッセージを長文で送ると、お相手の方は気を使って文中の話題全てに触れてくれることがあります。
その全てにこちらが返信をすると、いつまで経ってもメッセージは長いままです。
それどころか、これまでの文章に対して新しい意見を付け加え更に文章量が多くなってしまうことにもなりかねません。
あまりにもメッセージが長文化してしまった時は、これ以上話しても進展がない・相手の反応が機械的になってきたと感じる話題に関しては敢えて触れることを止めましょう。
するとメッセージもコンパクトになりますし、お相手の方の負担も減ります。
ただし、お相手の方から出してくれた話題まで短期間で打ち切ると悪印象になる可能性があることには気をつけてください。
自分のことを知ってもらおうと考えているのは相手も同じですので、その話題が完結するまでは丁寧に話を聞きましょう。
新しい話題を出すのは今の話題が終わってからにする

メッセージが長くなる方は、あれもこれも気になったことを全てメッセージに詰め込みがちです。
そうなっては文章量が膨大になるだけではなく、話題も多岐にわたるため返信には大変な労力と時間がかかります。
交際に進んだら短期決戦に持ち込もうという思いからコミュニケーションを詰め込みすぎるのは、どちらかというと女性よりも男性に多い傾向にあります。
ですがお相手の方も同じ考えというわけではありません。
とりわけ女性の場合は時間をかけて一人の交際相手をじっくり判断したい方が多数派なので、最初から強すぎる熱意を持ってメッセージを送り続けると萎縮される原因になります。
文章を簡潔にするためにも新しい話題を出すのは今の話題が終わってからにし、焦らずコミュニケーションを取ることを意識してください。
相手の負担になっているかもしれないという危機意識を持つ

全く同じ価値観を持っている人と出会うのはとても難しいものです。
相手に苦痛を与える目的でメッセージを送っている方はいないと思われますが、だからといって自分が楽しめる話だから相手も楽しんでいる、と常に考えてしまうのは危険です。
とりわけ返信に数十分もかかるような長文は年齢を問わず敬遠され、会話の内容は良くても返信自体に苦痛を感じやすいです。
話が盛り上がっていると思っても、それは相手がコミュニケーション力に長け気を使ってくれているからかもしれません。
長文を送られた方全てが嫌々やり取りしているとは限らないとはいえ、相手に負担をかけている意識は持った方がいいですね。
相手の負担にならないようにしたいという意識があれば、文章の量も自ずとセーブできるようになるでしょう。
まとめ

以上、頑張って送ったのにお断り!? 長文メッセージが敬遠される理由とメッセージをコンパクトにまとめるコツは? の内容でお送りしました。
交際相手にまめにメッセージを送ろうとする姿勢は、とても好ましく温かみが感じられるものです。
とはいえ常に長文となると相手にはかなりの負担がかかり、せっかくの好ましい要素を相殺してしまうおそれがあります。
文章を送る際は5分程度で返信できる内容になっているか、まとまりのあるわかりやすい文章になっているかを必ず確認するようにしましょう。