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婚活では「フィーリングが合わないからお断り」と言われることが多いが具体的にどこを直せばいいのかわからない、髪型や言葉遣いなどピンポイントで指摘してもらえれば直せるが雰囲気を原因にお断りされると直しようがない……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
待ち合わせに遅れるなど時間に対する捉え方が異なる

時間に対する捉え方は、かなり個人差が明らかになりやすい部分です。
婚活で過ごすお相手の方との時間をどのように捉えているかは行動に表れやすく、お相手の方がその点に違和感を覚えるとお断りリスクが高まることになります。
時間への捉え方でギャップが発生するケースとしては、次のようなものが代表的です。
・お見合いやデートの日程提案が急すぎる(または間隔が空きすぎる)
・待ち合わせ時間に遅れる
・数時間反応がない程度で返信を催促する
・早朝や深夜など簡単に反応できない時間帯にメッセージを送る
・飲食店でちょっとした待ち時間でも機嫌を悪くする
時間に厳しすぎても、反対にルーズすぎるのも一般的にはお相手の方から好印象を持たれるのは難しいです。
一方でその時間的感覚を普通と捉える方も存在します。
お相手の方がどういった感覚を持っているか、その感覚に合わせることができるかは逐一確認しておくといいでしょう。
心地よいと感じる話題がお互いに異なる

婚活では会話によるコミュニケーションが欠かせません。
対面では会話で、離れている時はメッセージや音声のみで色々な話をすることになるでしょう。
そんな時心地よいと感じる話題がお互いに異なると「フィーリングが合わない」という理由でお断りされやすくなります。
例えば一方が緊張を和らげるために、自分の仕事の話をしたとします。
ところがお相手の方は仕事の話ではビジネスと変わらないので、休日の過ごし方などその人の内面について話してほしいと考えます。
お相手の方は仕事の話を通じてスペックの高さや人望の厚さなど長所を知れるかもしれませんが、内面理解は進みません。
こうした会話面での食い違いが度重なると、お相手の方は距離を感じてお断りをしたくなってしまうのです。
金銭感覚が合わない

デートでは食事をしたり時には遠出をしたりすることもありますから、金銭感覚は必ずチェックされるポイントです。
金銭感覚は結婚生活に直結する部分なので、その点で受け入れられない部分が明らかになるとお断りされがちです。
お断りされやすい金銭感覚としては、例えば次のようなものが挙げられます。
・お金に余裕がないのに会社の飲み会で奢ってばかりいる
・交通費を浮かせることを目的に公共交通機関を使わない
・デートの行き先がファストフードや格安店ばかり
・ギャンブルやブランド品など浪費趣味がある
・中~高価格帯のレストランの値段設定に小言を言う
・お金を使うより不便を選ぶ
・「コスパ重視」と言って安く質が悪い買い物しかしない
・特に理由がないにも関わらず見栄で一等地に住む
・どんな時でも割り勘を提案する
快適で堅実な結婚生活を送るために、お金は不可欠です。
浪費は勿論ですが、お金を出し渋る姿勢でもお相手の方からは敬遠されます。
というのも快適な生活を送るためには、時に賢く出費をすることも必要になるからです。
上記を振り返り思い当たる節があった方は、少しずつお金への捉え方を見直してみるといいかもしれません。
メッセージの送り方のペースや文面が合わない

メッセージは会えない時でも心理的な距離を縮められる、オンライン婚活では欠かせないツールです。
メッセージもまた送り方や送るペースによっては相性が合わないと判断されやすいポイントです。
合わないと思われてしまうメッセージは、例えば次のようなものが挙げられます。
・返信がない間に何通もメッセージを連投する
・(許可をもらっていない段階で)慣れ慣れしい言葉遣いや恋人面をする
・誤字脱字、言葉の誤用が目立つ
・デートの日程合わせ以外では一切連絡せずメッセージも見ない
メッセージは無意識に送ると個性が出やすく、それに対するお相手の受け取り方も人それぞれです。
心地よいと感じる方が一方で受け入れ難いと考える方もいるので、上記のような高リスクな送り方はせず無難さを重視するといいでしょう。
心理的距離感の詰め方に違和感を覚える

婚活で出会ったからにはいつかはお相手の方と距離を縮めていく必要があります。
心理的距離の縮め方に違和感を覚えさせてしまうと、フィーリングが合わないと判断されやすいです。
例えば1,2回デートした程度でセンシティブな話題を持ち出したり、反対にいつまで経っても目を合わせないなど距離を感じる言動を取ったりですね。
心地よいと感じる距離感の詰め方は個人差が大きく、積極的になってほしい方もいれば少しずつ仲を深めたいと感じる方もいます。
最初から間違った方法でアプローチしようと考える人はいないと思われますので、「フィーリングが合わない」と言われた時はそのアプローチ方法がお相手の方にとって適切なのか考えてみることをオススメします。
お相手の方が受け付けない類の癖がある

お見合いやデート中には、無意識のうちにやってしまう癖が出ることもあります。
なくて七癖と言われるように人は誰しも多少の癖を持っているものですから、癖があること自体は問題はありません。
ですがその癖が目立つものだったり、お相手の方が受け入れ難い類のものだったりするとお断りの引き金になることがあります。
例えば、次のようなものは見た大多数の人に不快感を与えがちで婚活で受け入れられない癖と言えるでしょう。
・相手から話の主導権を奪い自分の話ばかりする
・無表情で相手の顔を見る
・下を向きながら話す
・話す時に落ち着きがなく声が大きすぎる
・貧乏揺すりする
・頻繁に頭を掻いたり鼻をほじったりする
・食事の際大きい咀嚼音を立てる
・姿勢が悪い
・物を放り投げるなど所作が粗い
こうしたものは他人が指摘しづらく、改善のためには本人が気づき努力を重ねるしかありません。
上記のもの以外にも、ついやってしまっている癖がないか日常生活から振り返ってみると改善点が見えることもあるかもしれません。
共通点や共感できるポイントが少ない

婚活では、結婚生活のことを考えて何よりもスペックを優先して出会う異性を決める方が少なくありません。
傾向で言えば男性は女性に対して年齢と容姿、女性は男性に対して年齢と収入や学歴を求めがちです。
しかしスペック重視で婚活をしていて、ひたすらハイスペックならば他は何でもいいと考える方は殆どいません。
例えスペックが理想的でも、会話をしていて違和感を覚えたり共感できないことが重なればそれがお断りの原因になることが極めて多いです。
スペックを重視してお見合い相手を選ぶと、生活習慣や生育環境が異なるために価値観が理解できなかったり、年齢差から会話内容や快適と感じるコミュニケーションの仕方が異なったりと障害となる要素が増えます。
ですが一方でお相手の価値観を理解できたり、希望するコミュニケーションの仕方が一致する異性もいるのです。
共感はフィーリングに大きく影響する要素ですので、スペックだけではなく内面を考えながら相手を選べているかは振り返ることをオススメします。
会話がうまく噛み合わないことが多い

上記にも関連しますが、出会う相手の中にはなぜか意思疎通がうまくいかないと感じる方も時折います。
それは知能の差ではなく、コミュニケーション能力や生育環境、思考の習慣などによって引き起こされます。
会話が噛み合わない例として、デートで使うお店を決めるシーンを取り上げます。
A:「今度食事するところはどこか希望ありますか?」
B:「イタリアンか寿司が特に好きです。お酒は飲めません」
A:「オシャレで美味しいお酒のある居酒屋が気になってるので、そこに行きませんか」
B:「お昼時なのでしっかり食事を摂りたいのですが」
A:「居酒屋にもつまみはたくさんありますよ」
お腹が空いて食事を十分摂りたいと希望を伝えているBに対して、Aはオシャレな居酒屋で飲酒をしたいという自分の意見を述べます。
Aからすれば居酒屋にはつまみがあるので、Bの欲求も満たせると考えています。
ですがBが食べたいのはつまみではなくお腹を満たせる食事ですから、会話が噛み合っていないことになります。
このように会話が噛み合わないことは、人はそれぞれ考え方も異なるため誰しもが当たり前のように経験するでしょう。
ですがそれが何度も繰り返されると、会話のテンポが悪くなるので話をするのも面倒になってしまいます。
会話で生じる違和感は他の違和感と比較して、お相手の方だけでなくご自分でも気づきやすいのが特徴です。
もし会話をしていてスムーズに行かない、何度も言い直さないと意図が伝わらないなどがあった場合はお相手の方もフィーリングの不一致を感じているかもしれません。
まとめ

以上、漠然としていてわからない! 「フィーリングが合わない」と言われた時の考えられるお断り原因とは? についての内容でお送りしました。
「フィーリングが合わない」はその一言に様々な意味を含ませられる便利なお断り文句なので、婚活ではしばしば使われます。
その一言の中にはコミュニケーションの仕方や交際相手への考え方、結婚やお金に対する価値観などが含まれることが多いので、その点を見直しつつ別の異性にアプローチをしていきましょう。