
目次
婚活で悪い印象を与えたくないから大人しく無難に振る舞っているがこの調子では同性ライバルに埋もれてしまうと思う、絶対に自分を選んでほしいからお金をかけてインパクトのある服装にしたりデートを実行しているが振られて悔しい……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
あらゆるレスポンスを速くする

婚活のステージを問わずに有効なアプローチとしては、まずあらゆるレスポンスを早くすることが挙げられます。
婚活初期ならばお見合い、仮交際以降はメッセージやデートなど相手の反応を確かめるタイミングは多々あります。
そこでレスポンスが速い人は、スケジュール面でお相手の方に迷惑をかけにくくなる、会う約束をコンスタントに取り付けられ優先順位の低下を防げるなどの大きなメリットがあります。
メッセージを送っても何日も連絡が来ない方やデートの間隔がいつも空く方よりもまめにやり取りができる方の方が、同時交際が許される婚活では存在感を発揮できます。
特にテクニックも大きな手間も必要なく好印象を維持できるので、習慣として身につけることをオススメします。
好感度の高い自分に合ったファッションや髪型を研究する

人は見た目ではないという意見もあるものの、第一印象で判断されるシーンでは結局のところ見た目が大切です。
というのも見た目の時点で一定以上の好印象を与えられなければ、内面を知ってもらう段階に移行できないからです。
異性に好印象を与えるもので、自分に似合ったファッションや髪型を研究して取り入れられる方はそうでない方と比較すると受け入れられやすいです。
ポイントはご自分に似合っているものでも、婚活シーン・異性から見た時に好印象に思われるものに整えることです。
例えば自分ではTシャツにジーンズのラフなスタイルが似合っていると思っても、そうした服装はセミフォーマルな婚活では浮くため控えた方がいいです。
似合うかどうか、それからTPOも考慮して外見面を整えることが望ましいですね。
親しみやすさを与える工夫をする

婚活では第一にスペックが重視されるイメージもあるのではないでしょうか。
実際にスペックでふるいにかける人もいますが、とにかくスペックさえ高ければよければそれでいい、というわけにはいかないのが難しいところです。
出会う異性から好印象に思われる方は、親しみやすさを与えるために工夫をしています。
親しみやすさを与えるには、例えば表情や声を明るくする、会話をする時に相手の意見にしばしば共感を示す、内面や生活感のわかる話題を進んで持ち出すなど様々な方法があります。
ただし勘違いしてはいけないのが、親しみやすさと馴れ馴れしさは異なる点です。
1,2回目のデートなど打ち解けていない段階で許可をしていないのにあだ名を呼ばれたり、砕けすぎた口調で話される、ボディタッチをするなどは特に嫌悪感を抱く女性が多いです。
距離感を誤らず、柔らかい人当たりを心がけつつも丁寧に対応することを忘れないようにしましょう。
デート時にエスコートをする

他の人と差別化する気持ちが強い方は、お見合い時やデート時にエスコートをしてあげることを強くオススメします。
いきなりエスコートと言われても、日頃そうした習慣がない方はどうすればいいかわからないかもしれません。
代表的かつ取り入れやすいものとしては、次のようなものが挙げられます。
・お店のドアを先に進んで開け、相手が通るまで待つ
・安全で快適な場所を待ち合わせ場所に設定する
・飲食店の予約をする
・重い、または大きな荷物を代わりに持つ
・歩幅を相手に合わせる
・車道側を自分が歩く
・雨天時は先に外に出て傘を差し出す
相手が快適に過ごせるように工夫をすると考えると、実はエスコートはそこまで難しいものではありません。
しかしながら、こうした振る舞いを実践できる方は多くないのが現実です。
そのため要所々々で丁寧にエスコートができる方は良い意味で目立ち、同性ライバルに大きく差をつけることができますよ。
ですが、独りよがりなエスコートだったり打ち解けていない段階でボディタッチを伴うエスコートは逆効果になるおそれがあります。
立ち上がる時などに手を差し出すようなエスコートは十分に関係性が築けていれば問題ないものの、そうでない場合生理的嫌悪感や距離感の異様な近さを感じさせがちです。
そうなっては快適さからは遠ざかるので、お相手の方がどう感じるかに注意しつつエスコートは行ないましょう。
奇抜さや第一印象のインパクトでウケを狙おうとする

ここからは逆効果なアプローチについて紹介します。
何人もの異性と出会う婚活では、お相手の方の記憶に残るほどの印象を与えることは差別化に役立ちます。
だからといって差別化の狙い方が、奇抜さや悪い意味で個性が強いものでインパクトを与える方法だと結果は出にくいです。
例えば全身大きなロゴが入った服装で固めたり、派手髪や大振りなアクセサリーを何個もつけるなどです。
傾向的に婚活男性は手堅くまとまったファッションの方が多いため、流行をふんだんに取り入れたものや奇抜なスタイルはそれだけで非常に目立ちます。
多くの方の記憶に残る一方で、そうしたファッションが好みな方からしか好感は得られにくいという大きなリスクもあります。
効率を追求するならば、第一印象は癖がなく万人受けするものに整えることが望ましいです。
個性がないのは寂しいと感じる方は、真剣交際後など十分に信頼関係を築いてから好きなアイテムを使ったり、ハンカチや財布などのファッション小物で自分らしさを出すといいでしょう。
『ありのままの自分を知ってほしい』と全て自己流で婚活する

「ありのままの自分を好きになってもらいたい」という意見は男女を問わずしばしば聞かれます。
十分に自己研鑽を重ね、相手に対する思いやりを持った上で素の自分を見てほしいという意味ならば聞き入れてくれる人もいるでしょう。
ですが、自然体のまま完全に自己流で婚活を進めるのはかなりハイリスクということを覚えておきましょう。
これまでに恋愛経験や婚活で成婚退会直前まで行ったことがあるなど、異性から十分好印象に思われた実績があるなら特に問題はありません。
そうした場合はコミュニケーションや身だしなみ、向上心、生活力など好印象に思わせる土台が出来上がっていることが考えられるためです。
しかしこうした実績がなく自己流で婚活をする方は、失敗の原因がわからず改善点もわからない、それで更に結果が出ない負のスパイラルに陥りがちです。
婚活で結果が出ない現状の自分に固執することは停滞に繋がります。
アドバイザーの助言を参考にする、自分の考え方を全くの別の視点からも考える、外見面に変化を取り入れるなど成功のためには必要に応じ変化することも大切なのです。
適切ではない距離感で接する

交際しても距離感が今ひとつだ、と感じたことがある方も多いかと思われます。
人にはそれぞれ好ましく感じる距離感があるので、それが食い違うとストレスを与える元になります。
婚活で問題になるのは親しみやすさを狙って距離感が近すぎる人と、相手を不快にさせないことを考えて距離感が全く縮まらない人です。
前者は親しみやすい人というよりは慣れ慣れしい人に、後者は大人しい人というよりも良くも悪くもない人という評価に落ち着きがちです。
人それぞれ好ましいと感じる距離感は異なるため、それに合わせられなければ親切心も無駄に終わってしまいます。
距離感は自分がどうしたいかよりも、しばらくは相手の様子をよく見て失礼にならないようその人の好みに合わせておくのが無難です。
目安としては「次会う時は前回よりも少し仲良くなろう」程度に考え、徐々に距離感を縮めていくといいでしょう。
デート時に相手の都合や婚活であることを考えない

その人の内面に深く関わるデートをすれば、より人物像を2人の間で共有できます。
例えば自分が生まれ育った町でデートしたり、ライフワークにしている趣味のイベントに参加したりですね。
こうしたデートは非日常感も味わえるため、交際が深まったらやってみるといいかもしれません。
しかし、自分のことを知ってもらいたいからと不適切なデートプランを決行するのはやめましょう。
例えば衛生面が悪く騒がしいお気に入りの飲食店でのデートだったり、体力がない方に過酷なアウトドアデートを付き合わせたりです。
上に倣って言えば騒がしい飲食店のデートでは会話も捗らず人によっては居心地が悪いですし、アウトドアデートは体に大きな負担をかけてしまうおそれがあります。
勿論、上記のようなプランでもお相手の方が積極的に同意しているのであればこの限りではありません。
デートは基本的には落ち着いて会話できるなど婚活の目的を達成でき、なおかつお相手の方が負担に感じないものを提案しましょう。
まとめ

以上、婚活では差別化を狙おう! 婚活男性の有効なアプローチと結果が出ないアプローチの違いは? についての内容でお送りしました。
多くの異性と出会う婚活では、好印象を与えてお相手の方の記憶に残ることは次に会うための強力な動機を作るために有効です。
インパクトを与える工夫をしても結果が出ないとお悩みの方は、本ページを参考にどうすれば他の男性と差別化ができそうかご自分の長所を踏まえつつ考えてみるといいかもしれません。