
メイクは普段作業的におこなっているだけなので異性ウケするものがよくわからない、婚活に向けてメイクをアップデートしたいけど普段個性派メイクしかしないのでアイテム選びに自信がない……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
目次
事前に肌をしっかり保湿

秋冬時期のメイクで大切なのは、事前に肌を十分に保湿しておくことです。
肌の保湿が不十分ですとコスメを乗せた時に粉を吹いたように仕上がったり、乾燥してヨレが生じてきたりします。
また、ツヤ感がなくなりくすみ感も露わになるので少し不健康な印象にも見えてしまうでしょう。
丁寧に洗顔をしたら浸透力が高い化粧水を優しく叩き込み、その上から美容液を馴染ませましょう。
それから特に乾燥やメイクヨレが気になりがちな目元や口元、ほうれい線の部分にはクリームを追加します。
更に日頃乾燥する部分には美容オイルを塗ると、しっとりとツヤのある肌に整えられます。
脂性肌やインナードライ肌の方は、美容オイルは顔全体には塗らず特に乾燥が気になる目元やフェイスラインなどに限定するといいでしょう。
コントロールカラーや色付き下地で肌に血色を

ファンデーションはセミマットアイテムが使いやすい

乾燥・立体感対策に部分的にハイライトをプラス

ハイライトは立体感や保湿感を出すために、秋冬の時期は更に活躍するアイテムです。
ひと塗りするだけで肌にきれいなツヤが出ますので、立体感を出したい部分やツヤがほしい部分にブラシで乗せるといいでしょう。
ただし肌に乗せた時にギラギラするラメ感が強いものは、避けた方が無難です。
トレンドを取り入れたい方は、ハイライトのカラーにもこだわってみるといいかもしれません。
カラーハイライトの特徴や使い方は、簡潔にまとめると次のようになります。
・ピンク……肌にほんのりと血色を追加する。チークの赤みを濃く補正。
・オレンジ……肌に血色を追加する。チークの色味に黄みを追加。
・ブルー……肌の透明感を引き出す。チークに青みを追加。
・パープル……透明感と血色が出る。チークに青みを追加。
・グリーン……肌の赤みをほんのりカバーする。
・ベージュ……肌馴染みがよく作り込み感なしに立体感が出る。
・ホワイト……立体感を出すことに特化した色味。鼻筋や頬骨頂点など立体感が特に大切な部分に。
今年はハイライトとチークをレイヤリングすることもトレンドなので、似合う組み合わせを探してみると面白いですね。
色々揃えるのが大変という方は、複数色がひとつのパレットに配置されたミックスカラーハイライトを持っておくと便利です。
チークは立体感も出るシマータイプがオススメ

チークのツヤ感にも様々なものがありますが、秋冬に向いているのはシマータイプのチークです。
テクスチャは粉タイプのものよりも、油分を多く含むリキッドやバームタイプの方が乾燥対策には向いています。
シマータイプはラメタイプのチークと比較すると柔らかいツヤが出て、ギラギラしにくいのが特徴です。
細かいパール粒子が含まれるので、肌に塗るとナチュラルなツヤやハリがあるように見せられ見た目の乾燥感をカバーしてくれます。
ですが人によってはマットタイプのチークを愛用している方もいるかもしれませんね。
その場合はマットチークを塗った上から薄くパール入りのハイライトを重ねると、お気に入りの色味はそのままにパール調のチークに見せられます。
アイシャドウはラメ・パールアイテムをひとつは取り入れる

秋冬のアイシャドウというと、重厚感が出るマット系のものを連想する方も多いのではないでしょうか。
マットなアイシャドウは落ち着きがあり季節感も抜群ですが、年齢を重ねた肌や乾燥肌に使うと乾燥を目立たせてしまうおそれがあります。
目元がパサついていると見た目年齢も上がって見えてしまいがちです。
それを防ぐために、アイシャドウはラメやパールを含むアイテムを最低でもひとつは取り入れることをオススメします。
マットアイシャドウを楽しみたい方はベースカラーにパールを含むアイシャドウを選びメインカラーにマットタイプを選ぶことで、潤いのある目元に見せながらツヤを抑えた質感のアイメイクを楽しめます。
マットアイシャドウを使わない場合は、メインカラーにはシマータイプのアイシャドウを使いラメやグリッターは瞼の中央など狭い範囲に限定して使うとメリハリのあるアイメイクになります。
アイシャドウの色味は明るめの血色カラーで健康的に

秋冬のアイシャドウは深みのある色が人気色になりますし、現在は平成メイクへのトレンド返りもあってスモーキーカラーの人気も高まっています。
ですが肌に乗せた時に重厚感がある色味や発色が良すぎるものは、婚活メイクでは避けた方が無難です。
目元が暗いとクールには見えますが、その反面ヘルシーさや明るい印象からは遠ざかってしまうためです。
お見合いやデートのシーンでは、明るめの血色アイシャドウを使うのが最も無難なためオススメです。
色味としてはピンクやオレンジ、ローズなどのナチュラルで肌馴染みが良いものが使い勝手がいいです。
ブラウンやベージュもメイクの中では王道ではあるものの、地味になりがちなことやビジネス色が強いこともあり婚活シーンで敢えて取り入れるのは勿体ないです。
鮮やかさについては彩度が高い原色寄りのものは派手に見えることがあるので、それよりはやや彩度を抑えたものを選ぶといいですね。
リップは温かみのある馴染みやすい血色カラーが◯

リップコスメも秋冬は様々なものが登場しますから、シーンに合わせて何本もリップを持っている方も多いかと思われます。
秋冬時期の婚活シーンでは、元の唇色に馴染みやすい血色カラーが最もオススメです。
色味としてはレッドピンクやピンク、ローズ、コーラル、オレンジ、テラコッタなどですね。
シアータイプの発色が薄いものでしたら、レッドやバーガンディなどやや深みがあるカラーも使いやすいでしょう。
彩度は高すぎるとケバケバしい印象に、低すぎると血色が悪く見えがちなので中程度が無難と言えます。
リップのツヤ感はラメタイプのものやツヤ感が強いタイプのものがベストです。
唇の縦皺が消えるので見た目にも唇が潤っているように見えますし、ツヤ効果で唇の立体感もプラスできます。
リップを塗る時は事前にリップクリームやオイルを塗り、唇の縦皺をカバーしておきましょう。
それからお好みのリップを2,3回唇に塗り、馴染ませます。
元々の唇が薄い方やリップ単体で塗ると輪郭がぼやける方は、リップライナーを併用してみるのもオススメです。
元の唇の色か使いたいリップの色味よりもやや薄い色のリップライナーで輪郭を縁取ってからリップを乗せると、僅かに唇の面積を拡大できますし輪郭もブレなくなるメリットがあります。
メイク直しアイテムは高保湿・ツヤが出るものを選ぶ

長時間外出する時にメイク直しミストを活用している方もいるかと思われます。
秋冬時期はメイクしてから時間が経つと、乾燥でヨレたり肌が白い粉を吹いたりツヤがなくなって見えがちです。
この時期のメイク直しミストやフェイスパウダーは、肌に乗せた時にしっとりするものやパール粒子を含むものがオススメです。
パール入りのものですとさっと肌に吹きかけるだけで自然なツヤ感が復活するので、見た目の乾燥を抑えられます。
ミストを噴射する時はものによっては飛沫が拡散しにくく一箇所に集中することがありますから、3,40cm以上など十分距離を空けるようにしましょう。
時間経過でくすみや黄ぐすみが気になる方は、フェイスパウダーはピンクやパープルなど色付きのものを選ぶとメイク崩れ対策と同時に色味補正もできて便利です。
まとめ

以上、乾燥対策をしっかりと! トレンドを押さえつつ異性から好印象な秋冬メイクのコツは? についての内容でお送りしました。
秋冬はしっとりした重厚感があるメイクがトレンド入りする時期ではありますが、デートで異性ウケを狙うのであれば柔らかい血色を感じさせるアイテムが特にオススメです。
肌の水分不足が見た目にも感じられやすい季節なのでスキンケアを重視する他、ツヤ感のあるアイテムを活用しながらこの時期のメイクを楽しんでみてはいかがでしょうか。