
せっかく婚活でデートに進んでもなぜかお断りされることが多い、失礼にならないように慎重に行動しているつもりでも交際お断りされてしまう……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
目次
プロフィール写真と実物のギャップが大きい
婚活サイトやオンライン結婚相談所などのマッチングツールでは、出会う前からお相手の顔だけはわかるのが一般的です。
お相手の方はアプリやホームページに掲載された写真を見て「この人となら会ってみたい」と考えるため、写真と実物のギャップが開けば開くほど違和感を覚え交際モチベーションが低下しやすくなります。
特にメイクやヘアセット、レンタル衣装など写真を撮る時に気合いを入れた方は、お見合いやデートの時にそれを自力で再現できずに印象を低下させてしまいがちです。
プロフィール写真に力を入れた方は、それを自分でも再現できるように日頃から練習しておくことが望ましいです。
現在はSNSや動画サイトでメイクやヘアセット方法や身だしなみ・服装などの情報は簡単に手に入れることができるので、そうしたものを活用して自身を写真に近づけるよう意識してみましょう。
仕事嫌いアピールをしたり無趣味など覇気がない
婚活での出会いの会話で必ずと言っていいほど話題に上るものの中に、仕事と趣味があります。
お相手の方からすれば、余暇の過ごし方や普段どんな仕事をしているかは気になるところです。
それらの話題から目の前の相手と結婚した場合の生活をシミュレートしますし、その人の内面に関する情報も集めようとするためです。
こうした場面で仕事が嫌いでやる気がないとアピールしたり、趣味がなく休日はずっと寝ているなど覇気が感じられないと好印象は与えられません。
話している本人からすれば正直なことを言っているだけかもしれなくても、それを聞くお相手の方はやる気がない人なんだなという印象ばかりが強くなってしまいます。
根っからの仕事好きで休日ですら仕事のことを考えている、という方は少数派かと思われます。
だからといって仕事嫌い・無趣味アピールをしてもそれに強い好感を持ってくれる方は婚活ではあまりいませんので自分から言う必要はありません。
自分からお金がかかるデートに誘った時などどんな時でも割り勘しようとする
現在は若い世代を中心に割り勘文化が浸透しているので、以前ほど割り勘に対して批難されることは少なくなりました。
ですがどんな時でも絶対に割り勘にしようとする姿勢を見せると、お断りの判断を後押しするリスクが高まります。
とりわけいつも割り勘派の方は機会が多い支払いの場面でお相手の方に違和感を与えることが重なるので、それが印象アップの阻害要因のひとつになります。
例えば自分の提案でカフェや居酒屋をハシゴしたり、お金がかかるデートを提案したのに飲食代や入場料など全てを割り勘にしようと切り出すケースです。
「プランに同意した時点でそれぞれ自分の分は自分で払うべき」というのは理解できる意見ですが、お相手の方はお付き合いでプランに賛同していることも珍しくありません。
いつも上記のような考え方よりも時には「自分の提案に付き合ってもらったのだから相手の分は負担してあげよう」と考えた方が与える印象は遥かに良くなるでしょう。
電話やオンラインデートをする日などの約束を忘れる
生活圏が離れている方同士が出会う婚活では、デートができない時に電話やオンラインデートでコミュニケーションを取る機会も多いでしょう。
相手の姿が見えないこれらは人によってはリアルでのコミュニケーションよりも軽視してしまいがちですが、だからといって約束を破ったり忘れたりすると一気に印象は悪化します。
お相手の方は約束した時点でわざわざその時間の予定を空けてくれていますので、仮にコミュニケーションができないとなるとお相手の方の時間を一方的に奪ったことになります。
約束を破ったのはわざとではなく、うっかり別の予定と被ったりつい寝落ちしたりと悪気がないこともあるかもしれません。
しかし仮に悪気がなかったとしても、お相手の方の時間を奪ったことには変わりありません。
約束を破る行為は1回でもお断りになることがあるほど、極めてリスクが高いです。
約束を交わす前には別の予定と被っていないか改めて確認したり、時間を指定してリマインド機能を活用するなどの対策を必ずしてください。
デートにしばしば遅刻する
上記と少し被ることがありますが、お見合いやデートに遅刻することも結婚対象外と思われやすい行為です。
時間を守れないことはマナー違反でもありますし、待たせている間お相手の方の時間を奪うことにもなります。
それに、もしかすると相手はお見合いやデートの後に別の予定を入れているかもしれません。
遅刻は人の時間を奪い、その場に拘束する行為なので絶対にしないよう心がけてください。
公共交通機関が多少遅延しても問題ないように家を30分早く出る、持ち物のチェックは前日までに済ませるなど対策は簡単に立てられます。
それでも遅刻が回避できない時は自分からメッセージを入れ、顔を合わせたらまず丁寧に謝りましょう。
その日のデートは最初から印象が最悪になっている点を念頭に置き、積極的にエスコートする、相手の負担を減らすなどを徹底するとお断りが回避できることもあります。
歩調を合わせない・困っていても手を貸さないなど視野が狭い
ひとりで先行されるので会話が楽しめない、相手が早足で疲れるといった婚活のお悩みはとりわけ女性の方から多く寄せられます。
周りが見えていない・周囲を気遣う余裕がない方は同行する女性が少し遅れてもそれに気づくことができません。
気を使う女性ですと無理をして歩調を速めていることもあって、それも気づきにくくなっている原因になっています。
女性はお見合いやデート時にハイヒールを履く方が多いので、男性が普段と同じような速さで歩いているとお相手に無理をさせることになります。
歩行中の二人の距離が離れれば当然会話もできませんし、目的地に向かうまでの間にモチベーションは最低値にまで近づいてしまうでしょう。
デート中は自分のことばかり考えるのではなく、お相手の方にも常に注意を向けるようにしてください。
相手に歩調を合わせたり、困っている様子を見せたら相手から言われる前に手を貸そうとしたりすると印象の低下は防げます。
会話が不十分であっても距離だけが近い
婚活でまず大切なのが、会話によって信頼関係を結ぶことです。
お見合いや仮交際の初期段階では、女性は相手のことを顔見知りになった人程度にしか捉えていないことが多いです。
そのため男性が「もう交際に進展したから」といって物理的な距離を詰めたり、話しづらい話題ばかりを持ち出したりすると威圧感を覚えてしまいます。
十分に会話によるコミュニケーションができていて、交際期間が長くなっていれば違和感はありませんがそうでない場合は不信感や嫌悪感を抱かせる恐れがあります。
相手から許可をもらわずにボディタッチや手を繋ぐ行為や、日常会話はさほど盛り上がらないのに将来の子供の話や性的な話などセンシティブな話題ばかりしたがる行為は悪印象の元になるので止めましょう。
自称マイペースで配慮が足りない
ご自分の性格がマイペースだと感じている人は、それがお断りの原因になっていることも珍しくありません。
婚活で悪印象になるものとしては、例えば次のようなものが挙げられます。
・メッセージの返信に数日かかるなど行動が遅い
・デートやお見合いに遅刻する
・約束の日時を忘れる
・自分にばかり都合がいいデートプランを立てる
・好かれるために頑張ろうという発想がない
・社会常識やマナーを知らない、または知っていても敢えて破る
上記のような振る舞いはマイペースというよりも、独りよがりなわがままと受け取られます。
ひとりきりの時間では好きに過ごしても問題ありませんが、婚活や結婚生活のように他者が関わってくる時間は自分よりもまず相手に配慮をすることが大切です。
好意を行動や言葉で表さない
「次のデートに進めているから一応悪印象ではないかもしれないが、どうして会ってくれているかわからない」といったお悩みもよく聞かれます。
相手に対する好意を表情や声、言動で表せない方はその好意が伝わらないため相手に不安を与えます。
お相手の方は嫌われているか好かれているかよくわからない状態で会うことになるので、モチベーションも上がりませんし居心地も良いものではありません。
いきなり恋人のように振る舞うのは悪印象になりますが、かといって好意を全く表さないのも交際モチベーションが上がらずお断り候補に挙がりやすくなります。
もし今後も会いたい相手であれば、相手の良い所は素直に褒めるようにしたり笑顔を多くする、声のトーンを明るくするなど好意を言動や表情で表した方がプラスの印象を与えます。
まとめ

以上、もしやっていたら注意! 婚活女性が交際をお断りしたくなるNGポイントは? についての内容でお送りしました。
お断りの判断を後押しする要素は日常生活やデートのあらゆるところに潜んでいます。
中には「こんなことでお断り!?」と思われるものもあったかもしれません。
思い当たるものがあった方だけでなく、そうでない方も知らず知らずのうちに印象を悪化させる言動をしていないか時々振り返ってみることが大切です。