
婚活をそこそこ長く続けているけど全然理想通りの人がいないから結婚できない、自分にはしっかりした理想があるのに条件が一致した人でも何故か合わないことが多い……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
目次
男性の高収入や役職、学歴に対するこだわり
目につきやすいスペック面では、男性は女性に若さと容姿を求めるのに対して女性は収入や役職、学歴などを求める傾向にあります。
学歴と収入には正の相関があるので、ゆとりのある結婚生活を希望するのであれば学歴が優れている方や経歴が華やかな方を選ぶのが近道に思われるでしょう。
ですが、これら全てを満たす方を見つけるのは意外と難しいのが婚活です。
仮に条件が一致する男性がいたとしても、お相手の方がこちらとお見合いをしてくれるかどうか、交際してくれるか、満足できる交際になるかなど成婚に至るにはかなりハードルが高いです。
ハイスペック男性ばかり求めて成果が出ない時は、一旦そのこだわりを捨ててみるのも手です。
例えば学歴が人並みやそれに足りていない方でも、専門資格を多数所持していてコンスタントに高い収入を得ているような方も存在します。
また、高収入で忙しく月に1回しかデートできない方よりも並の収入で毎週のように会える方の方が印象が良いと感じることもあるかもしれません。
男性の年齢に対するこだわり
年齢にこだわる人が多いのは女性よりも、男性のイメージの方が多いのではないでしょうか。
ですが女性の中にも、歳上の方が頼りになるから同い年や歳下は嫌などこだわりを持つ方もいます。
年齢は目につきやすいスペックではありますが、年齢と内面の成熟度はイコールではありません。
年齢の割に落ち着いている方もいれば歳を重ねても未熟さが目立つ方もおり、実際には大きく個人差があります。
そして年齢差があると世代的な価値観もギャップが目立つようになりますから、それを受け入れられるかも考えるべきポイントです。
なので「頼りになる人がいいから絶対歳上の人にしか出会わない」などと決めつけると、出会いの幅を狭めることになってしまいます。
年齢はあくまでも目安にしかならないので、その他のスペックを見たりお見合いやデートで相性を確かめたりしつつ相手を選ぶと可能性が広がります。
新しい婚活スタイルへの偏見
現在はネットを介して婚活することは一般的になっているので、抵抗を感じる方も以前よりは少なくなっています。
ですが過去にはネット婚活は危ない、変な人しかいないなどの偏見があったことも事実です。
こうした偏見から新しい婚活スタイルを遠ざける方は、結婚のチャンスを逃している恐れがあります。
特に実生活では結婚可能な異性との出会いがなく、更に紹介してくれる知人もいないとなると人の出入りが活発かつ頼れるサービスはネットマッチングしかなくなってしまいます。
そこで偏見を恐れずにサービスを利用できる方や、軽いフットワークで試してみようと柔軟に考えられる方は新しい出会いを得るチャンスが多くなります。
第三者の偏見を聞き入れ、振り回され結婚できなかったことでその人が責任を取ってくれることは絶対にありません。
相手を見つける手段はどんなものでも試してみる、といった貪欲さやチャレンジ精神を持った方はチャンスを掴む機会も増えます。
『ありのままの自分を好きになってほしい』というプライドの高さ
「飾っていないありのままの自分を好きになってほしい」と相手に伝える方は一定数存在します。
日頃から自分磨きを怠らず、人に一切隙を見せてこなかった方が特定の人にだけ内面を見せるような場面では上記のフレーズも輝きます。
反対に、自分磨きをせず人に好印象に思わせる振る舞いを見せずに上記のことを伝えても、印象は良くなりません。
婚活では自我を貫き通すよりも、好印象に思われる振る舞いや外見の要素などを積極的に取り入れていった方が万人ウケする人物にまとまっていき成婚効率が上がります。
自分を貫いて10人の中の1人に良いと思われるのと、好印象になる努力を重ねて10人中5人に良いと思われることのどちらが効率的かよく考えてみましょう。
婚活メイクやファッションに対する抵抗
婚活向けのファッションやメイクはフェミニンで、無難な系統のものが殆どです。
こうしたファッションやメイク、ヘアスタイルにしっくりこないと感じる方もいるかもしれませんね。
特にこれまでこだわりがなかった方や女性らしい外見に整えることに抵抗がある方、媚びたくない方にとってはハードルが高いかと思われます。
しかし視覚は第一印象の大半を左右し、いわゆる婚活ファッションは工夫なしで万人ウケしやすいスタイルになっています。
同じ人物でも全くメイクせず部屋着のような服装の時よりも、しっかりメイクとヘアセットをしフェミニンな外見に整えた時とでは異性からの反応は大きく異なります。
絶対に結婚したいという意志があるのであれば、婚活ファッションへの抵抗は捨てた方が第一印象が万人ウケしやすくなるので婚活効率アップが期待できます。
親・家族の意見に振り回された婚活
結婚相手を決める時に、その相手が家族や親のお眼鏡に叶うかを気にする女性は一定数存在します。
婚活当事者と家族では世代が異なり価値観もギャップが生じがちですから、家族が提示する条件に完璧に当てはまる方を見つけるのは難しいことがあります。
例えば「相手は安定している公務員でなければならない」「年収◯万以下の人だと生活できない」「出身大学の偏差値が◯以上でないと価値がない」などです。
十数年も前と現在とでは個人を取り巻く社会も大きく変化しているため、家族が並だと思っているスペックが現在では高スペック帯にあたるといったことも珍しくありません。
「親が称賛する相手でないと結婚できない」と考えていると、そうした相手がずっと見つからなくなる恐れもあります。
結婚するのは自分自身ですから、親の意見は参考までに留め最終的には自分自身の考えに基づき判断しましょう。
結婚後の生活を厳密に自分の中で決めること
結婚生活のイメージを膨らませることは、自己分析の面でも有効です。
しかしながら「結婚後は絶対に専業主婦になる」「今の仕事を生涯現役で最前線で続けたい」と厳密に決めつけると、時に良縁を逃してしまうことがあります。
長い結婚生活は基本的には同じような日常が続きますが、常に一定ではありません。
家族の転勤や妊娠など、生活が大きく変わるイベントが発生することがあります。
そして結婚当初に思い描いていた生活の仕方よりも、別の生活の仕方の方が自分に合っていると感じることもあるでしょう。
結婚後の生活はある程度イメージしておくにしても、お相手の方との生活次第で柔軟に変化を受け入れる姿勢を見せた方が好印象に思ってくれる方は増えます。
将来が見えない交際相手
先が見えない自由な恋愛に嫌気が差して結婚相談所や信頼性の高い婚活サイトへの移行を考える方は少なくありません。
アプリやSNSなどでの恋愛はカジュアルで精神的な負担はありませんが、相手に結婚意志があるとは限りません。
交際しても突然自然消滅したり、結婚意志がないのに飼い殺しにするユーザーも相当数存在します。
婚活中の1年の時間は、そうでない時の1年とは比べ物にならないほど重いです。
それはたった1年差があるだけで逃してしまう縁もあるほどです。
率直に言うと、婚活中に将来が見えない交際相手に費やす時間には殆ど価値がありません。
結婚相談所での婚活と同時進行やコミュニケーションの練習目的に男性と接する程度であれば問題はありませんが、結婚意志が確認できない男性だけに時間を費やすのは非常に危険です。
本気で婚活を志すならば、最低でもひとりは結婚意志が確認できる男性と交際している状態を維持することをオススメします。
婚活相手に翻弄される不安定なメンタル
何かとストレスを感じがちな婚活では、どんなにメンタルに自信がある方でもそれが揺らぐことがあります。
ストレスからやる気がなくなったり、疑心暗鬼に捕らわれて交際相手を詰問してしまったりです。
こうしたネガティブ感情に翻弄されると、婚活はうまくいかなくなってしまいます。
しかしながらネガティブ思考に陥りやすい癖は、そう簡単に捨てられるものではありませんよね。
なのでネガティブな気分になった時にそれを紛らわすための方法や、嫌な気分を緩和するための自分なりの対策を考えておきましょう。
例えば気の合う異性と会う習慣をつけたり、同時交際をする、婚活のデートの後には自分にご褒美を与えるなどですね。
このように自分に合ったメンタルケアを日頃から心がけると、ストレスの蓄積も緩和されますし気分が紛れてメンタルが安定しやすくなるメリットがありますよ。
まとめ

以上、発想の転換も大切! 婚活で思い切って手放して良かったもの9選(女性編) についての内容でお送りしました。
婚活するにあたって、大半の方は相手に求める理想や自分の価値観など重視しているものがあるかと思われます。
ですがこうしたこだわりの中には、ものによっては自ら婚活を不利にしてしまうものもあります。
婚活でなかなか結果が出ない、当たり前の理想を求めているはずなのに相手がいないと思われた方は、本ページを参考に自身を振り返りこだわりへの考え方を180°変えてみると転機が訪れるかもしれません。