
男性から気に入られるために婚活デートでは毎回気を遣って小さい手土産まで持たせているのにお断りされることが多い、正しい日本語で間違わないように至極丁寧に話しているのに距離を置かれ不信感を抱いてしまう……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
目次
大人しく自分から発言をしない

失礼にならないことを意識して言葉遣いが過剰に丁寧

礼儀を重んじる方や厳格な環境で育った方にしばしば見られるのが、敬語や丁寧な姿勢が癖として徹底的に染み付いていることです。
当然初対面では誰に対しても敬語を使うのがマナーとされますし、大人であれば所作も美しく保つことが求められます。
しかしながら、お見合いやデートで顔を合わせてから時間が経過してもまるでビジネスシーンのように堅い敬語のみ使い続けると一定以上の好感度は得にくくなります。
お相手からすると婚活なのにまるで仕事の面接をしているような感覚になったり、敬語の堅苦しいオーラに素が包まれて見えないといったことを感じるためです。
丁寧で美しい話し方は好まれますが、ビジネスシーンほど硬く無機質になる必要はありません。
お相手に話しかける時や殆どの会話では敬語や丁寧語をメインに使い、自分に関する話や感情を素直に表す際は敬語を部分的に取り払うなど、適度に崩すとバランスが良くなります。
デート時に気を遣って尽くしてしまう

お相手は自分の貴重な時間を削ってお見合いやデートに来てくれている、という謙虚な考え方は好ましいものです。
さはさりながら、時間を割いてくれているのだから何でも尽くしてあげたいとまで考えてしまうとお相手にとっては負担に感じることもあります。
献身的な気持ちが強い方ですと、デートの度に凝った弁当やお菓子を作ったりお相手の好物のお土産を持たせることもあるかと思います。
こうした気遣いは喜ばれることも多いものの、回数が重なると心理的に負担になったり両者の気持ちの重さの違いから離れたくなったりしてしまいます。
デートの時間を最大限楽しむこと、特に感動したデートがあれば次回合う時にお土産を渡すといった程度でも心遣いは伝わります。
緊張していて表情が硬くなりすぎる

婚活のお見合いやデートは、人と話すことに慣れていない人や異性と接する機会が少なかった人にとっては強い緊張を強いられるイベントです。
緊張した時に固くなるタイプの方は慌てて挙動不審になる方と比較すると、目立つ失敗はしなかったり失言もない傾向にあります。
ですが完璧な振る舞いで切り抜けようとする気持ちが強いあまり余裕が持てず、発言や動作は丁寧でも表情がついていかず固まったままになりやすいことに注意が必要です。
会話において、人は話の内容そのものよりもまずは表情と話し方から印象を読み取ると言われています。
異性ウケする台詞を学び練習しても、表情が真顔から動かなくてはお相手の心を開くことはできません。
肩の力を抜き、少し失敗しても会話中に挽回できる程度に考えて臨んだ方が表情は柔らかくなり人間味が出るようになります。
育ちの良さを連想させとっつきにくさを与えていることも

婚活で出会う人々はそれぞれが全く異なる人生を歩んできており、育ってきた家庭の教育や経済状況も様々です。
家柄がかけ離れていたり、家庭の教育方針に大きく違いがあった方々が出会った時にしばしば聞かれるのが「格式高い家柄らしく手が出ない」といったお悩みです。
丁寧で洗練された言葉使いやゆったりと余裕がある振る舞いは、ご本人からすると意識していないことでも見る人によっては格が違い親しみづらい印象を受けることがあります。
上品な人物を演じているならば徐々に素を見せていけば良いですが、身体に染み付いていて改善のしようがないのであれば自信に満ちた積極的な人・近い家柄の人を求めた方が気にされることは少なくなります。
まとめ

以上、丁寧に接しているのに振られる! 異性が離れていくことの考えられる原因とは? の内容でお送りしました。
丁寧で大人しい人は馴れ馴れしく気さくな人と比較すると、人と距離を広めに取るので厚かましさや失言など急激に相手を不快にさせる振る舞いはしません。
しかし自己アピールが苦手なために良いところも悪いところもよくわからない、素が見えないなど「毒にも薬にもならない」ような人物と認識されやすいです。
婚活ではいかに素の自分を印象良くアピールできるかが大切ですので、丁寧な姿勢はそのままに自分の意見を伝える勇気を持ったり表情を柔らかくするトレーニングをしていくといいでしょう。