
婚活で真剣交際には何回か進んだことがあるがそこから先進展がない、仮交際と同じような交際を真剣交際でも続けていたらお断りされてしまった……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
目次
デートで更に相手の内面を把握する
仮交際のデートではお互いの空気感の相性や第一印象の確認など、人として違和感なく接することができるかを確認するのが主な目的です。
一方で真剣交際は人同士のお付き合いというよりも、パートナーや家族としての相性を確認する意味合いが強くなってきます。
真剣交際に移れているということは会話や空気感の相性面はクリアしているかと思われますので、以降は更に相手の内面を把握するように意識してみてください。
例えば困っている時にすかさず手を貸してくれるかとか、デート中にちょっとしたトラブルが生じた時にどう振る舞うかなどですね。
こうした何気ない振る舞いにもその人の内面は現れるので、ひとつひとつに注目することでよりお相手の方の性質やお互いの相性面などを確認できますよ。
結婚生活を具体的にイメージしてみる
結婚生活に対する理想の確認
婚活のひとまずのゴールは結婚ですが、お互いに納得できる生活でなければ悲しい結果になってしまいます。
そこでまだ交際中のうちに、2人の結婚生活に対する理想を確認しておくことはとても大切です。
結婚生活の理想について話すと距離感が近すぎると思われそうで不安、今するべき話なのかと思われる方もいるかもしれません。
ですがこうした話は仮交際に移って間もない頃では敬遠されても、真剣交際に移った後は交わしておいた方がいいです。
一口に結婚生活といっても、お互いの理想が食い違う場面は多々見られます。
具体例を挙げると、次の通りです。
・結婚後のお互いの勤務形態
・住む場所や住居形態
・子供の希望またはその人数
・(子供がいる場合)教育方針
・親や家族と同居をするか
これらは各々が描いている理想ですから、最初から全てが完璧に噛み合うカップルは多くありません。
もし双方の間で意見に違いが見られたら、即お断りするのではなくまずは価値観の擦り合せを検討しましょう。
異なる価値観を持っていても、お相手の方の話を聞けば納得できる部分や、折衷案を採ってお互いに納得する結論が出せるかもしれません。
結婚に向けた具体的な準備
真剣交際は結婚に向けた準備期間でもあります。
デートでは遊んでただ一緒にいる時間を楽しむのみではなく、結婚のための具体的な行動も起こすことをオススメします。
例えば家族へお相手の方を紹介するだけでなく、折を見て実際に両家への顔合わせや食事会なども行うといいでしょう。
また、2人で新居に引っ越す予定を立てているならば一緒に賃貸情報を確認してみるのもありですね。
交際相手の紹介は突然言い出すよりも、予めご家族に伝えておいた方が馴染み深い印象を与えられる分今後の流れがスムーズになることが期待できます。
お相手の方のご家族に会う場合は、お見合いのようにフォーマルな服装・身だしなみを心がけておくと印象の悪化を防げるでしょう。
日常的なコミュニケーションを重ねる
理想や希望を相手に押しつける
規約で禁止されている類のコミュニケーションはNG
真剣交際に移った後は何をしてもいいと考えてしまう方も一部存在します。
ですが結婚相談所や婚活サイトなど規約が多い婚活サービスを利用している方は、コミュニケーションの取り方を再確認しておきましょう。
特に規約が厳しい結婚相談所では、同室外泊や同棲、婚前交渉などが全て規約により禁止されていることがあります。
そうした規約を無視したコミュニケーションを行おうとすると思わぬトラブルの原因になったり、お相手の方に精神的な負担を与えてしまったりします。
「このくらい隠れて皆やっている」などとは考えず、こうした規約ができた背景やそれに安心感を覚えて婚活している異性がいることをよく考えてコミュニケーションを重ねましょう。
利用している婚活サービスによりこの辺りは異なりますから、真剣交際に移ったタイミングで規約に再度目を通すといいですね。
相手に影響する事項を隠す
「真剣交際になってから重大な隠し事を告白された」というお悩みは婚活ではしばしば耳にします。
それを口にする側からすると、真剣交際など後戻りしにくい段階になってから告白すれば相手が逃げられないという狙いがあるかもしれません。
しかしながら隠している内容によっては、真剣交際終盤に告白することは不誠実で強い悪印象を与えるリスクが極めて高くなります。
よく見られるものを例に挙げると自身もしくはご家族の病気や、奨学金をはじめとする借金、婚姻歴などですね。
重い病気や借金、家族間の問題などは結婚すれば少なからずお相手の方の結婚生活にも影響を及ぼすことが予想されます。
こうした情報は真剣交際に移る直前程度の段階でシェアしておくことが誠実な印象になり、真剣交際後に明かすよりも誠実に受け取られやすくなります。
正直に自分の意見を伝えない
全て相手任せにする
結婚に対してあまり前向きになれず、モチベーションを維持できない方も中にはいるかと思われます。
特に世間体のためや家族に急かされて仕方なく婚活しているなど、消極的理由から婚活を行っている方ですね。
こうした時に陥りがちなのは、結婚への判断を全て相手任せにすることです。
自分では考えるのが面倒だからと成婚退会に向けて行動ができなかったり、将来のプラン共有ができなかったりするとお相手の方は不安に思うでしょう。
また、消極的な姿勢に不満を持つことも十分に予想されます。
それだけでなく、本当にお相手の方の意見を全て受け入れられるのならば問題はありませんがそうでない場合はこちらも相手の決断に不満を抱く可能性もあります。
何度も気持ちのすれ違いが重なると後から修正をすることは難しくなります。
結婚は2人の今後の人生を大きく変えるイベントです。
交際の段階を問わずに双方が当事者意識を持ち、協力して信頼関係を築いていくことが望ましいです。
まとめ

以上、進んだら意識して! 真剣交際でやるべきこと・やってはいけないことは? についての内容でお送りしました。
真剣交際は仮交際よりも結婚をより近くに感じられるようになるため、結婚生活の希望や今後の人生をイメージするなど2人の将来を思い描く機会も増えます。
交際ステージが深まったら仮交際中にはできなかった具体的な結婚生活についてのイメージ共有や、折を見てご家族への顔合わせなどをデートプランに組み込んでいきましょう。
仮交際と真剣交際ですべき事の違いが今ひとつわからない、真剣交際後にお断りされることが多いと感じる方は本ページを参考に真剣交際中の過ごし方を組み立ててみてはいかがでしょうか。