
婚活するからには妥協したら意味がないので全てが高水準でまとまった異性と結婚したい、狙っているのはいわゆるハイクラス男性だが婚活市場に存在しなければ結婚しようがないので現実的な妥協点を設定したい……とお悩みになったことがある方もいるのではないでしょうか。
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婚活業界の把握とご自分の所属層の確認は必ず行う

初めて婚活する時や、婚活開始から年単位での時間が経過した時は婚活業界の現状を大まかでもいいので把握する必要があります。
もし結婚相談所や婚活サイトなどマッチングサービスを使うのであれば、HPには登録者の属性に関するデータが掲載されていることも多いため必ず目を通しましょう。
また広い視野で婚活業界を見渡したかったり具体的に活動する時期を考えているところならば、厚生労働省による結婚に関する調査報告書も参考になります。
そして婚活業界の動向を把握しつつ、ご自身がどの層に位置するのかも同時に当てはめてみましょう。
ボリュームゾーンよりも不利な箇所に位置しているなら条件設定はある程度緩和した方が良かったり、逆に有利な位置にいるならばあまり妥協しなくても出会いが得られやすかったりします。
自己分析を行い理想を明確にする

結婚生活を大きく左右する部分では妥協しない

妥協しない婚活は結果が出ないと言われる反面、婚活で妥協しすぎたり妥協するポイントを間違えると結婚はできても生活の満足度が低くなります。
人それぞれ挙げる条件はそれぞれですが、「ここを妥協すると理想の結婚生活は叶わなくなる」と感じる条件は状況に応じて緩和せずに貫くことをオススメします。
例えば夫婦仲良く穏やかに暮らしたい方ですと人当たりが悪い人では相性が悪いですし、都心の一等地に暮らし洗練されたアクティビティを生涯楽しみたい場合は収入面で妥協すると財政が心許なくなります。
ただし絶対に妥協しない条件が多いと当てはまる異性が非常に狭い範囲に限られてくるため、譲れないポイントは多くても2,3個までにしておくのがいいでしょう。
重要でない条件は妥協点を決める

挙げた条件の中には、優先度が低いものも含まれているはずです。
例えば休日が一致する仕事かどうか、喫煙・飲酒習慣の有無、学歴、容姿といった部分は程度にもよりますが結婚生活にそこまで大きな影響があるとは言い切れません。
なのでこれらは妥協点を設けるか、考えてみてあまり気にならないようなら希望条件から外しても構いません。
「アドバイスを素直に聞いて実践し向上心があるなら容姿が少々野暮ったくても可」「できるだけ高学歴であることが理想だが地頭が良く会話を楽しめれば学歴不問」といった具合です。
条件が複数挙がってもその理想値だけでなく、妥協できる範囲が設定されていれば当てはまる異性は増えるため出会いのチャンスが増えます。
理想的なのに悩んだ時はフィーリングで決める

婚活を続けていると、時には理想にほぼ近い異性なのに一緒に居づらいと感じる方と出会う機会もあります。
生理的に受け付けなかったり、一緒にいて気が詰まるお相手なのに「条件に合っているから」と結婚すると将来的に上手くいかなくなる可能性が高いです。
その反面理想にはあと一歩足りないくらいの異性でも居心地が良かったり一緒にいて楽しいと感じられる場合は、足りない箇所は工夫次第でどうにでもなるものもあるため充実した結婚生活を送れることが考えられます。
結局は人と人の相性ですので、いくら条件に当てはまったとしても人として好きになれない人との生活は苦痛になります。
条件を見つつ、そこに居心地の良さや人として印象が良いかといったフィーリングの部分も含めて総合的に判断するようにしましょう。
まとめ

以上、妥協したら意味がない? 妥協したくない婚活を成功させるためのポイントとは? の内容でお送りしました。
結婚は婚活のゴールであると同時に、新しい生活のスタートでもあります。
出会いがないために条件を不本意ながら緩和したり、条件に当てはまっているけど相性が悪い人と結婚すると本来望んでいた結婚生活は手に入らなくなる恐れがあります。
データを見ながら妥協点も合わせて現実的な条件を設定していき、最終的には居心地などのフィーリングも合わせて判断すると納得のいく結婚がしやすいです。
妥協した方が良いのか自信がない、どこを緩和すれば現実的な人物像になるかわからないと感じたことがある方は本ページを参考に計画の練り直しをしてみてください。